温帯
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テンプレート:ケッペンの気候区分図 温帯(おんたい)とは年間を通して温暖な気候の地域のことである。ケッペンの気候区分における気候帯のひとつで記号はCで、低緯度から3番目に位置することを示す。
定義
特色
安定した気候で四季の変化に富み、多くの動物・植物が生息する。農業に適して古くから文明を育み、現在も生産性の高い農業や産業の発展した地域が集中している。
分布地域
テンプレート:国際化 大陸東岸では緯度30~40°程度の地域に分布するが大陸西岸では暖流で暖められた偏西風が吹き込むため比較的温暖となり、さらに高緯度地域にも分布する。
日本国内は以下の地域を除いて温帯(大部分がCfa)に属する。一部にCfbやCwa、Csaも見られる。
- 北海道のほぼ全域と東北地方の内陸部、北関東から甲信越地方・岐阜県飛騨・北陸地方にかけての高原地帯など(これらはDfa,Dfb)
- 沖縄県の多良間島、石垣島、宮古島、西表島、与那国島、波照間島(南西諸島)(これらはAf)
- 南鳥島(Aw)
- 富士山(ET)
気候区
ケッペンの気候区分では、4つの気候区に細分される。
fは湿潤(テンプレート:De)、wは冬に乾燥(テンプレート:De)、sは夏に乾燥(テンプレート:De)のドイツ語での頭文字である。