横須賀中央駅
テンプレート:駅情報 テンプレート:Vertical images list 横須賀中央駅(よこすかちゅうおうえき)は、神奈川県横須賀市若松町二丁目にある、京浜急行電鉄本線の駅。京急の関係者や地元住民の間では、「中央」とも呼ばれている。駅番号はKK59。
目次
歴史
- 1930年(昭和5年)4月1日 - 湘南電気鉄道の駅として開業。
- 1941年(昭和16年)11月1日 - 湘南電気鉄道と京浜電気鉄道が合併、京浜電気鉄道の駅となる。
- 1942年(昭和17年)5月1日 - 京浜電気鉄道が東京横浜電鉄へ合併。東京急行電鉄(大東急)の駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 京浜急行電鉄が発足、京浜急行電鉄の駅となる。
駅構造
築堤上にあり、相対式ホーム2面2線を有する。改札口はペデストリアンデッキ(通称はYデッキ)に面した東口と横須賀モアーズシティに隣接し地上部にある西口との二か所があり、駅の東寄りに位置している。
ホームはトンネルに挟まれたカーブ上に立地するため列車との間隔が開いている箇所がある。そのため下りホームには立哨の駅員が配置されている。なお、上りホームには立哨の駅員が配置されることがあまりないため、必要に応じて下りホームにいる立哨の駅員が上り列車の案内を行う。
各ホームとコンコースの間を連絡するエレベーター、エスカレーターが設置されている。
当駅は京急開業110周年と羽田空港駅(現・羽田空港国内線ターミナル駅)開業10周年を記念した「京急駅メロディ」公募対象駅で、横須賀をテーマにした山口百恵の楽曲「横須賀ストーリー」が採用され、2008年12月18日に使用を開始した。同時に回送列車通過時のチャイムの音程が変更された。
のりば
1 | テンプレート:Color本線 | 浦賀・京急久里浜・三浦海岸・三崎口方面 |
2 | テンプレート:Color本線 | 横浜・京急川崎・16px羽田空港・品川・新橋方面 |
駅構内の店舗
- 京急ステーションコマースにより運営されている。
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は66,082人である[1]。横須賀市内の駅では最多の乗降人員である。近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 34,390 [2] |
1999年 | 34,955 [3] |
2000年 | 35,739 [3] |
2001年 | 35,778 [4] |
2002年 | 35,389 [4] |
2003年 | 35,786 [5] |
2004年 | 35,187 [5] |
2005年 | 35,486 [6] |
2006年 | 35,390 [6] |
2007年 | 35,154 [7] |
2008年 | 34,974 [7] |
2009年 | 34,628 [8] |
2010年 | 33,855 [8] |
2011年 | 33,233 [9] |
2012年 | 33,363 [9] |
駅周辺
- 国土情報ウェブマッピングシステム 横須賀中央.JPG
駅及び周辺を撮影した航空写真
- Pedestrian deck Yokosuka Chuo.JPG
東口ペデストリアンデッキ(2005年4月)
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Yデッキから昼の大滝町方面を眺める(2010年2月24日)
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Yデッキから夜の大滝町方面を眺める(2010年4月27日)
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Yデッキから米が浜通方面を眺める(2010年4月17日)
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千日通り(2010年4月27日)
- Yokosuka-chuo 2010 04-27 part1.jpg
小川町の小オフィス街(2010年4月27日)
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米が浜通の歓楽街(2010年2月24日)
駅周辺は横須賀市はもとより三浦半島地域の商業、行政などの中心地である。駅周辺(特に下町地域)を表す地域名として「中央」あるいは「横須賀中央」という呼称が用いられる。
駅の北東側は埋立地を中心とした平地で商業地が広がるが、南西側は高台であり三崎街道沿いと周辺に看板建築が残る上町銀座、中里、池の端などの古い商店街がある他は住宅地や公園が造成されている。
横須賀中央は旧大日本帝国海軍横須賀鎮守府の門前町として誕生し発展。戦後は京浜地区の急速な発展に伴い横須賀市でも町並みが大きく変貌したが、自衛隊や在日アメリカ海軍が駐屯し基地や関連施設が市内各地に所在するために、現在も軍都としての一面がある。その関連で町おこしの一環として横須賀市では海軍カレーを宣伝、普及させているためか街の中には有名なカレー店が多い。
メインストリートは三崎街道の横須賀中央駅前から国道16号と合流する交差点までで「中央大通り」と呼ばれ、その周辺の若松町、大滝町近辺には市内唯一の百貨店となったさいか屋が立地するほか、各種小売店も軒を連ねているため年間を通して賑わう。
横須賀中央駅と汐入駅の間にあるドブ板通りは、アメリカ軍基地の通用門周辺ということもあって、アメリカ文化に影響を受けた独特の雰囲気がある。
国道16号が通る小川町や日ノ出町付近は行政施設や銀行、各企業の事務所が集まる、またマンションなど集合住宅や小中学校も所在する。北側の稲岡町は学校施設が集まる文教地区である。また駅の西側の米が浜地域には昭和の面影を残す飲食店が連なる歓楽街となっている。
2000年代に入って、駅前の商業ビル群が老朽化していることから再開発計画を進行中である。すでに旧西友横須賀店跡地に、38階建て延べ約4・8万平方メートル規模の住宅・商業複合施設を建設することが決まって現在工事中である。
市街地西部地域については「汐入駅#駅周辺」を参照。
『横須賀』と付く駅は、他にJR横須賀線横須賀駅があるが、徒歩で約20分程度と距離はかなりあり、同駅とは汐入駅の方が徒歩で約7、8分程度と近い。但し、当駅も汐入駅も横須賀線の乗換駅に指定されていない。
行政
学校・病院
- 神奈川歯科大学
- 神奈川歯科大学短期大学部
- 横須賀学院小学校・中学校・高等学校
- 湘南学院高等学校
- 横須賀市立常葉中学校
- 横須賀市立諏訪小学校
- 横須賀共済病院
- 聖ヨゼフ病院
- 横須賀市立うわまち病院
- 横須賀中央整骨院
観光・商業・文化施設
- 三笠公園 - 隣接する三笠桟橋から猿島行きの連絡船が出ている。
- 横須賀中央公園
- 市役所前公園
- ドブ板通り
- 三笠ビル商店街
- 米が浜通
- 本町通り
- 千日通り
- 大滝通り
- 若松通り
- 米が浜歓楽街
- 横須賀モアーズシティ
- さいか屋横須賀店
- 横須賀プライム(元緑屋 → 元WALK)
- 西友横須賀店
- よこすかポートマーケット
- 小松 - 1885年(明治18年)創業の料亭。戦前の著名な海軍軍人が数多く訪れたことで知られる。
- ホテルハーバー横須賀
- 横須賀市自然・人文博物館
- 横須賀市文化会館
- 横須賀市立中央図書館
- 横須賀市児童図書館
郵便局・金融機関
- 横須賀郵便局
- ゆうちょ銀行横須賀店
- 横須賀米が浜通郵便局
- 横須賀上町北郵便局
- 横須賀安浦郵便局
- みずほ銀行横須賀支店
- 三菱東京UFJ銀行横須賀支店
- りそな銀行横須賀支店
- 横浜銀行横須賀支店
- スルガ銀行横須賀支店
- 三井住友信託銀行横須賀支店
- 神奈川銀行横須賀支店
- かながわ信用金庫本店営業部
- 湘南信用金庫本店営業部
- 横浜中央信用組合横須賀支店
- 中央労働金庫横須賀支店
交通施設
- 横須賀港
- 国道16号
- 神奈川県道26号横須賀三崎線(三崎街道)
その他
バス路線
京浜急行バスと湘南京急バスにより、市内各地や三浦市方面への路線バスが発着する。運転本数や乗降客数も多いが、付近にバスターミナルを作る用地がないため、駅前を通る三崎街道沿いにバス停が点々と並んでいる。発着路線についての詳細は京浜急行バス衣笠営業所・京浜急行バス三崎営業所・湘南京急バス堀内営業所を参照。
タクシー乗り場は主にYデッキの周りに所在して行き先によって乗車口が分けられている。
- 1番乗り場、2-1番乗り場、2-2番乗り場
- 横須賀駅方面各線
- 3番乗り場
- 八景線、安浦2丁目線 - 横須賀駅・追浜駅・内川橋方面
- 池上線 - 汐入駅・衣笠駅方面
- 4番乗り場
- 横須賀線 - 長井・三崎口駅・三崎港方面
- 5番乗り場
- 長井線 - 衣笠十字路・長井・大楠芦名口方面
- YRP線 - 衣笠十字路・横須賀リサーチパーク方面
- 大明寺線 - 総合体育館・衣笠駅方面
- 6番乗り場
- 市内線 - 衣笠十字路・衣笠駅方面
- 7番乗り場
- 観音崎線 - 堀内・防衛大学校・浦賀駅・観音崎方面
- 平成町循環線
- 安浦2丁目線 - 安浦二丁目方面
隣の駅
- 京浜急行電鉄
- テンプレート:Color本線
- テンプレート:Color京急ウィング号・テンプレート:Color快特
- テンプレート:Color特急(金沢文庫駅以北は快特)・テンプレート:Color特急
- 汐入駅 (KK58) - 横須賀中央駅 (KK59) - 堀ノ内駅 (KK61)
- テンプレート:Color普通
- 汐入駅 (KK58) - 横須賀中央駅 (KK59) - 県立大学駅 (KK60)
出典
関連項目
- スカレー - 「よこすか海軍カレー」の公式マスコット。
- 百恵白書 - 「横須賀ストーリー」を歌った山口百恵が横須賀中央駅から快速特急に乗り品川駅まで彼の元へ会いに行く内容を歌った「I CAME FROM 横須賀」において、当駅が歌詞で登場する。