柏戸
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柏戸(かしわど)は、大相撲力士の四股名で、初代・柏戸村右エ門の出身地、埼玉県北埼玉郡北川辺町(現・加須市)柏戸が由来となっている。代々伊勢ノ海部屋の力士に引き継がれた四股名である(柏戸勘太夫を除いてはこの名を名乗った力士が引退後に伊勢ノ海の名跡も引き継いで来た)が、下記の柏戸剛が横綱となり、引退後年寄・鏡山を襲名して独立してからは名乗る力士が出ていない。
- 柏戸村右エ門 - 18世紀後半、安永年間に活躍した幕内力士
- 柏戸勘太夫 - 18世紀末、天明・寛政年間に活躍した小結
- 柏戸宗五郎 (初代) - 18世紀末から19世紀初め、寛政・享和・文化年間に活躍した大関
- 柏戸利助 - 19世紀初め、文化・文政年間に活躍した大関
- 柏戸宗五郎 (2代) - 19世紀中頃、文政・天保年間に活躍した幕内力士
- 柏戸宗五郎 (3代) - 19世紀中頃、天保・弘化年間に活躍した幕内力士
- 柏戸宗五郎 (4代) - 19世紀後半、明治10年代に活躍した幕内力士
- 柏戸宗五郎 (5代) - 20世紀初め、大正時代に活躍した小結
- 柏戸秀剛 - 20世紀中頃、昭和10年代・20年代に活躍した幕内力士
- 柏戸剛 - 20世紀中頃、昭和30年代・40年代に活躍した第47代横綱