木村真也
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テンプレート:Infobox Musician 木村 真也(きむら しんや、1969年7月28日 - )は、日本のキーボーディスト、作曲家。青森県五所川原市出身。血液型A型。
目次
来歴
- 1992年9月、大島康祐の後任としてWANDSのキーボードとしてメンバーに加入[1]。同年10月28日にリリースされた中山美穂&WANDSの「世界中の誰よりきっと」でデビュー。
- 1995年4月24日、アルバム『PIECE OF MY SOUL』にて、初めての作曲「Million Miles Away」が発表される。
- 1997年、上杉昇、柴崎浩がWANDSから脱退。脱退後もWANDSを継承することを決め、新メンバー和久二郎、杉元一生を迎え、第3期WANDSをスタート。第3期では、中心的存在となる。
- 2000年3月、WANDS解体。
- 解体後は、テライユキの楽曲「my dearest you」を手がけ、作曲家デビュー。現在はアニソンから演歌までの作曲、編曲を幅広く手がけており、作家としても活動している。
- 2012年、WANDS解体後より長らく所属していたユーズミュージックから離れた[2]。そのため、公式サイトからプロフィールが削除されている[3]。
- 2012年9月、10月、徳山秀典のライブにて、徳山と共に"トンズ"名義で、WANDS『世界が終るまでは…』を披露した[4]。
- 2013年現在、元Folder5のAKINAが所属している3ピースロックバンドShiny Lipsのプロデューサーを務めている[5]。
人物
楽器店と音楽教室を経営していた親の影響で、幼少の頃よりクラシック音楽に触れる[6]。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科(ピアノ専攻)に進むも、次第にポピュラー音楽に惹かれ、クラシックの閉鎖的な世界に限界を見い出したため中退[6]。音大中退後は、ポピュラー音楽に傾倒し、より実践的かつ直接的な音楽の世界に身を置くために、ジャズ・バンドに参加したり、様々なバンドのキーボード・プレイヤーとしてライブ等も頻繁に行う[6]。その後、柴崎と旧友だった関係により、大島の後任として、WANDSに加入した[1]。
第2期WANDSの途中より黒縁の眼鏡をかけ(視力は悪くなく、事務所の指示だった)第3期にはサングラスをかけていたため、眼鏡というイメージも強い。そのため、第3期WANDS時代に松元治郎(当時・和久二郎)、安保一生(当時・杉元一生)は、彼をCDジャケットで見たときは、もの凄く物静かな人だと思っていたと語っていたが[7]、実際は、いつもムードメーカーで笑い声が絶えないくらい、とても明るい性格であると語っている[8]。
フェイバリット・アーティストは、クイーン、エアロスミス、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ジョン・ロード、オスカー・ピーターソンなど[6]。
LIT-HUMのキーボーディスト:Kとの同一人物説が囁かれているが、確証はない。
エピソード
- 元WANDSという肩書きを利用することに抵抗があるようで、「裏方に徹する美学に反する」と語っている[9]。
- 自身の出身地である青森については、「青森の訛りは、フランスの訛りにちょっと似てる所がある。」と語っていた[10]。
- 安保がCANDYMANをやっていた頃、CANDYMANのブログに登場したことがある[11]。
- 安保がサポートとして参加した[12]浅岡雄也「15th Anniversary 2009-2010 6th LIVE TOUR ~ ウタハトビラヲアケテユク~」の東京公演[13]に招待されたが、終演後に安保が電話で感想を聞いた所、木村は公演を翌日と勘違いしていた[14]。
楽曲提供
作詞・作曲・編曲
- 川田麻美「Strawberrydays」
- SATOSHI「ROAD TO FUTURE」、「雨の終り」
- テライユキ「my dearest you」、「Fly away alone」
- FLIP-FLAP「ラブリー・アドベンチャー」、「らぶ☆らぶ★まじっく」
- 猪口有佳「天使のメロディー」(きむしん名義)
- 及川ひとみ「LUCKY DAY」(きむしん名義)
- 徳山秀典「Take it easy」、「Close to dream」
- 永島由子「WAVER LEAF」(きむしん名義)
- 長崎みなみ「誰よりもいちばん輝いているあなたへ」(きむしん名義)
作詞・作曲
作詞・編曲
- 小坂優舞「ソーダ水とひこうき雲」、「_summer」(きむしん名義)
作曲・編曲
作詞
- berry「Daisy」
作曲
- 浅岡雄也「キミヲマモリタクテ。」、「冬の花」(浅岡雄也との共作)
- 跡部景吾(加藤和樹)「Higher!」
- 加茂フミヨシ「Aurora」
- キニーネ「ネバーランド」「beyond of silence」
- さとう宗幸「夢のつばさ」
- SHU-I「Maybe Love」
- タッキー&翼「REAL DX」
- 鳳山雅姫「砂」
- 松元治郎「Journey」
- 小野恵令奈「恋リズム」[16]
編曲
- ANZA「彼方へ」
- 石田ミホコ「Captain」、「I'll Be There」、「one for ALL」、「We are the one」、「終わりなきもの」
- 大野靖之「陽だまり」、「頑張れなんて言えないよ」
- THE CONDORS「シャバラ!」(THE CONDORSと共同)
- Shinji「KID’S WAR」、「grief」
- 水木一郎「コン・バトラーVのテーマ (THE HERO ver.)」
- 千葉山貴公「はぐれ酒」[17]
- 徳山秀典「それは全部「愛」だった」「I can't stop my heart」[18]、「愛のまま永遠に」、「Break open」、「Love is... feat.KoN」、「春夏秋冬」
- La-Vie.「ジレンマ(再発シングル版)」「FREEDOM」(大村栄二と共同)、「You say…明日へ」(La-Vie.と共同)
- rockwell「夏の日の2006-based on 1993-」、「Answer」(Answerはきむしん名義)
- カチューシャ「恋の歌」(きむしん名義)
- 花澤香菜、内山夕実「ウラハラサカサ」 ※『貧乏神が!オリジナルサウンドトラック&バラエティCD』収録(2012/10/25)[19]
その他
- OVA倒凶十将伝魔王の心臓BGM
- 下級生2(ゲーム版)BGM(きむしん名義)
- 花と蛇(ゲーム版)BGM(きむしん名義)
- GR-GIANT ROBO- BGM(きむしん名義)
- ドラゴンナイト4(Windows版)BGM(きむしん名義)
- パーティは銭湯からはじまるBGM
- Shiny Lips ※サウンドプロデューサーを担当[20]
脚注
外部リンク
- U'S MUSIC - 元所属事務所
- ↑ 1.0 1.1 WANDS BIOGRAPHY (WANDS Official Web Siteより) ※「1992 Sep.」の項を参照
- ↑ テンプレート:Cite web - 2013年5月現在から1年ちょっと前に離れていたことを説明した。
- ↑ U'S MUSIC公式サイトより
- ↑ 徳山秀典 5大都市 LIVEツアー『puresoul』 仙台CLUB JUNK BOX公演(2012年9月29日開催)、恵比寿リキッドルーム公演(2012年10月12日開催)にて、ゲスト出演した。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 木村真也プロフィール - WANDS Official Web Siteより
- ↑ NACK5 「HITS! THE TOWN」 ゲスト出演時(1999年10月16日放送)
- ↑ TOKYO FM 「NESCAFE EXCELLA ゲストタイム~ソフィアモーニング・カフェ」 ゲスト出演時(1999年10月15日放送)
- ↑ 権力者日記2008年6月22日付
- ↑ StreamingRADIO『Air+』の『ランチョンラジオ』のアルバム「Reverb」特集(2013年1月4日放送)にての松元治郎のコメントより
- ↑ キムティー(2008年12月22日) - CANDYMAN Official Blog
- ↑ u-ya asaoka official Blogより(2009年10月31日)
- ↑ 2009年12月19日 渋谷・duo music exchangeにて公演
- ↑ 「冬の花」(2010年02月20日) - Issei Ambo "Private Management"より
- ↑ 映画『パーティは銭湯からはじまる』公式サイトの一番下の「主題歌」を参照
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 千葉山貴公プロフィールより(2003年6月参照) - 千葉山貴公公式サイト
- ↑ 徳山秀典 ニューシングル発売決定!
- ↑ 貧乏神が!オリジナルサウンドトラック&バラエティCD情報、貧乏神が!公式ついったーより
- ↑ K-point「Shiny Lips」のページより