日本オープンゴルフ選手権競技
テンプレート:ゴルフ大会 日本オープンゴルフ選手権競技(にほんオープンゴルフせんしゅけんきょうぎ)とは毎年秋季(10月)に開催される日本のプロゴルフメジャー大会の1つで、日本ゴルフ協会(JGA)主催競技でもある。
大会概要
大会の歴史は1927年にスタートし、この年はアマチュア選手の赤星六郎が初代優勝者に輝いた。以来日本のトッププロとトップアマチュアが出場し、日本プロゴルフ選手権大会とならぶビッグイベントに成長した。
大会は毎年開催する都道府県を変えて4日間72ホールストロークプレイで開催されるが、4日間で72ホール消化できなった時には月曜日が予備日となっている。以下の選手に出場資格が与えられる。出場選手は最大120名となっている。
- 前年度の日本ゴルフツアー機構公認試合における賞金ランキング上位20選手
- 今年度の同ツアー公認試合(7月の長嶋茂雄Invitational セガサミーカップゴルフトーナメントまで)の賞金ランキング上位30選手
- 前回の当大会優勝者を含む各種シードを保有している選手
- 北海道、中部、関西、中・四国、九州の各地区連盟が主催する地区オープン選手権競技(関西のみツアー競技として毎年5月、他は後援競技として毎年9月[1]に開催)の上位選手(なお過去には関東、東北のオープンゴルフ入賞者も対象となったが、その後廃止された)
- 日本アマチュアゴルフ選手権競技のストロークプレー上位5位タイまでとマッチプレー準々決勝進出者(重複あり)
- 日本オープン出場者決定予選会の上位選手
- JGA特別承認者(事例としては2014年のアダム・スコットもこのカテゴリに適用された。)
1996年大会から2005年大会までの賞金総額は1億2,000万円、優勝賞金は2,400万円だったが、2006年大会からは賞金が大幅に増額となり賞金総額2億円、優勝賞金4,000万円となった。また、優勝選手にはチャンピオンブレザー、JGAオープン杯、NHK杯、内閣総理大臣杯が授与されるほか、5年間の無条件シード権が与えられる。またローアマチュアにはボビー・ジョーンズ杯が贈られる。
大会の模様は共催のNHKが中継放映する。以前は総合テレビのみであったが、2011年にデジタル放送に完全統合されてからは、午後序盤をBS1、後半を総合テレビにリレー中継する体裁が取られている。2013年は国会中継の影響もあり、初日は総合テレビでの生放送ができずBS1で全編を放送。最終日も雨天延期と国会中継のため総合テレビでの生放送が不可能となり、BS1での生中継のみとなった。なお日中の中継を補完するために、総合テレビでは当日深夜(実勢日付上は翌日未明)に50分程度にまとめたハイライト放送が行われている。
大会歴代優勝者
脚注
外部リンク
テンプレート:Golf-stub- ↑ 過去はツアー競技として同日開催していた。