於福駅
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テンプレート:駅情報 於福駅(おふくえき)は、山口県美祢市於福町於福下字則田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)美祢線の駅。
当駅と次の渋木駅の間に分水嶺が存在しており、両駅間 (9.9km) は美祢線でもっとも駅間距離が長い。
駅構造
相対式ホーム2面2線で、交換設備を有する地上駅。駅舎は「於福地域交流ステーション」として会議室や和室が設けられ、地域の公民館的役割を担っている。現在は無人駅(長門鉄道部管理)となっており、自動券売機等はない。下りホームに面して駅舎があり、上りホームへは跨線橋で連絡している。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | テンプレート:Color美祢線 | 下り | 長門市方面 |
反対側 | テンプレート:Color美祢線 | 上り | 美祢・厚狭方面 |
※案内上ののりば番号は設定されていない。
駅周辺
駅舎は元々の集落の存在した西側に設けられているが、駅東側を国道316号が通過し、近傍に道の駅が設けられていることもあって、自由通路となる跨線橋(駅構内のものとは別のもの)が設けられている。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 92 |
2000 | 87 |
2001 | 79 |
2002 | 67 |
2003 | 51 |
2004 | 58 |
2005 | 49 |
2006 | 59 |
2007 | 61 |
2008 | 63 |
2009 | 67 |
2010 | 60 |
2011 | 80 |
2012 | 42 |
歴史
- 1920年(大正9年)10月30日 - 美禰軽便線(当時)が重安駅から延伸した際の終着駅として開業。
- 1922年(大正11年)9月2日 - 軽便線の呼称廃止に伴い美禰軽便線が美禰線(1963年より美祢線と表記)に改称され、当駅もその所属となる。
- 1924年(大正13年)3月23日 - 美禰線が当駅から正明市駅(現・長門市駅)まで延伸。途中駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道へ移管。
- 2010年(平成22年)7月15日 - 大雨による厚狭川氾濫で橋梁や路盤が流失、全線不通となり、営業休止。
- 2011年(平成23年)9月26日 - 全線開通により、営業再開。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 駅舎を改装、地域交流ステーション開設。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color美祢線