戸畑駅
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戸畑駅(とばたえき)は、福岡県北九州市戸畑区汐井町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
駅周辺の工場跡地と共に再開発が行われ、1999年に駅舎が約150m西側に移転し、現在の位置になった。同時に「戸畑サティ(現・イオン戸畑ショッピングセンター)」が、2002年には「ウェルとばた」が開業し、利便性が向上した。特急列車の約半分と快速・普通の全列車が停車する。かつては寝台特急が通過していた。
目次
歴史
- 1902年(明治35年)12月27日 - 九州鉄道(初代)が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化により帝国鉄道庁が所管。
- 1964年(昭和39年)9月 - 3代目駅本屋完工。(民衆駅、地上4階、地下1階)
- 1966年(昭和41年)10月1日 - 小倉 - 折尾駅間複々線工事完成により乗降ホームが築堤上に移設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 1999年(平成11年)3月1日 - 現4代目駅本屋完工。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する築堤上の高架駅。2番のりばの北側に旧線(現在は貨物線)と旧ホーム跡がある。現駅舎になる以前は、北口改札が存在した。現在改札は南口のみとなり、代わりに改札脇にホーム下を通る自由通路が設置された。
直営駅で、みどりの窓口が設置されている。JRの特定都区市内制度における「北九州市内」の駅である。
のりば
1 | テンプレート:Color鹿児島本線(下り) | 折尾・博多・大牟田方面 |
2 | テンプレート:Color鹿児島本線(上り) | 小倉・門司港・下関方面 |
駅弁
東筑軒が調製・販売しておりかしわめし弁当を扱っている[1]。
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は10,081人である。 駅発着のバスが多く、朝夕の通勤時間帯は学生や通勤客で賑わう。また、7月には戸畑祇園大山笠があるため、この時期はいつも以上の賑わいを見せる。
乗車人員推移[2] | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000年 | 10,863 |
2001年 | 10,638 |
2002年 | 10,172 |
2003年 | 10,453 |
2004年 | 10,542 |
2005年 | 10,374 |
2006年 | 10,323 |
2007年 | 10,447 |
2008年 | 10,291 |
2009年 | 10,046 |
2010年 | 9,924 |
2011年 | 9,963 |
2012年 | 9,825 |
2013年 | 10,081 |
駅周辺
駅南側は戸畑区の中心商店街である。駅北側は洞海湾の埋立地で、自由通路を抜けて北に400m程度直進すると戸畑渡場へ行き着く。戸畑渡場から船で若松区へ渡ることが出来る。
かつては少し離れた場所を路面電車(西鉄北九州線(戸畑線・枝光線))が通っていたが、1985年(昭和60年)に廃止された。
駅舎内(ミュー戸畑)
- ファミリーマート戸畑駅店(コンビニエンスストア)
- 平塚明太子専門店
- ダイソーJR戸畑駅ビル店
- サンキュードラッグ ミュー戸畑薬局
- 理容関門
- トランドール戸畑駅店(ベーカリー)
- 本城歯科医院
各種施設など
- 戸畑区役所
- ウェルとばた
- 北九州市立戸畑市民会館(ウェルとばた3階)
- 福岡銀行戸畑支店
- 西日本シティ銀行戸畑支店
- 北九州銀行戸畑支店
- 大分銀行戸畑支店
- 福岡中央銀行戸畑支店
- 西京銀行戸畑支店
- 九州労働金庫戸畑支店
- 福岡ひびき信用金庫浅生支店
- 戸畑警察署 - 南西約400m
- イオン戸畑ショッピングセンター
- ベスト電器戸畑店
- 戸畑けんわ病院
- 新日本製鐵八幡製鐵所飛幡門
- 福岡県立戸畑高等学校
- 福岡県立ひびき高等学校
- 福岡県立戸畑工業高等学校
- 北九州市立高等学校
- 明治学園小学校・中学校・高等学校
- 北九州市立牧山小学校
- 北九州市立戸畑中央小学校
- 飛幡八幡宮
船舶
- 若戸渡船 - 若松方面(徒歩7分)
道路
バス路線
降車場と、乗り場(屋根付き)あり
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 鹿児島本線
- テンプレート:Color快速(下記以外の列車)・テンプレート:Color準快速
- テンプレート:Color快速(小倉 - 福間間各駅停車)・テンプレート:Color普通