川湯温泉駅
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川湯温泉駅(かわゆおんせんえき)は、北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB66。電報略号はハユ。
駅構造
相対式ホーム2面2線をもつ地上駅である。かつては単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線を持っていたが、3番線は現在は使用されず除雪車両や工事車両の留置に使用されている。ホームの移動は構内踏切を利用する。構内には側線や車庫もある[1][2]。
1 | ■釧網本線 | (上り) | 緑・知床斜里・網走方面 | |
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(下り) | 摩周・標茶・釧路方面 | (当駅始発) | ||
2 | ■釧網本線 | (下り) | 摩周・標茶・釧路方面 |
- 摩周駅管理の無人駅であるが、観光シーズンには摩周駅から係員が派遣され、乗車券を発売する場合がある。
- 現在の駅舎は1936年に新築された二代目のもので、駅舎内には出札口や待合所のほか、駅の事務室・貴賓室に当たる部分にレストラン「オーチャードグラス」が入っており、「駅員さんのソフトクリーム」と称するソフトクリームなどを販売している。
- 駅舎には足湯も併設されており観光客や地元の人が訪れる。この足湯はかつては現駅舎とともに建設された旧トイレで、駅前に新トイレが完成した際に、ログハウス調の外観を買われて足湯にされたものである。
- 御料地が町内にあったため駅舎内に貴賓室を設置していた。当時の貴賓室は保存され食事ができる。
- Kawayuonsen station02.JPG
ホームの様子
- Kawayuonsen station03.JPG
臨時窓口営業中の様子(2009年7月)
- 川湯温泉駅足湯.jpg
足湯
駅名の由来
川湯はアイヌ語の「セセキ・ペッ(熱い川)」の意訳である[1]。
駅周辺
温泉街は駅から4 kmほど離れた位置にあり、早朝と夜間を除き列車と接続してバスが運行される[3]。当駅は阿寒国立公園の玄関口でもある。
歴史
- 1930年(昭和5年)8月20日 - 国有鉄道の川湯駅として開業[4]。一般駅。
- 1936年(昭和11年)9月25日 - 駅舎改築[5]。
- 1968年(昭和43年)7月16日 - 緑駅間の蒸気機関車補機運用の為の転車台が使用休止[6]。
- 1979年(昭和54年)7月15日 - 貨物扱い廃止[7]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物扱い廃止[8]。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 駅員配置終了[9]。簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 川湯温泉駅に改称[10]。
- 1995年(平成7年)3月2日 - 簡易委託廃止、完全無人化。
隣の駅
脚注
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
関連項目
外部リンク
- 川湯温泉駅 - JR北海道釧路支社
- 川湯温泉駅舎内のレストラン「オーチャードグラス」