小沢駅
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テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 小沢駅(こざわえき)は、北海道岩内郡共和町小沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS22。電報略号はサワ。かつては急行「ニセコ」・「らいでん」などが停車し、岩内線も接続していた。 また、岩内線が開業する前には岩内馬車鉄道も接続していた。
駅構造
- 島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。かつては多くの側線を持っていたため、ホームと駅舎の間には線路をはがした跡地が広がり、跨線橋は非常に長い。のりばは2番のりばと3番のりばのみ。駅舎の前が旧1番のりばで岩内線ホームだった。
- 無人駅(倶知安駅管理)。駅舎は簡素なものに建て替えられているが、跨線橋は昔ながらの非常に重厚な造りのものが使用されている。
- のりば
2 | ■函館本線 | 小樽・札幌方面 |
3 | ■函館本線 | 倶知安・長万部方面 |
駅周辺
- 北海道道604号老古美小沢停車場線
- 国道5号
- 共和町役場小沢出張所
- 岩内警察署小沢駐在所
- 小沢郵便局
- 小沢体育館
- 末次商会(下記参照)
- ワイス温泉
- 北海道中央バス・ニセコバス「小沢」停留所(岩内線代替バス、札幌方面高速バスなど)
歴史
- 1904年(明治37年)7月18日 - 北海道鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1905年(明治38年)3月14日 - 当駅 - 岩内間に岩内馬車鉄道開通。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 北海道鉄道が国に買収され、国有鉄道の駅となる。
- 1912年(大正元年)11月1日 - 岩内馬車鉄道にかわり、岩内軽便線が当駅から岩内まで開通(全通)。
- 1922年(大正11年)9月2日 - 岩内軽便線が岩内線に改称される。
- 1970年(昭和45年) - 映画「男はつらいよ 望郷篇」でロケに使われる
- 1982年(昭和57年)3月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物扱い廃止。岩内線の貨物営業が廃止。
- 1985年(昭和60年)7月1日 - 岩内線全線廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 -無人化
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い北海道旅客鉄道に承継される。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 簡易委託廃止、完全無人化。
トンネル餅
当駅付近のトンネルが開通した頃から作られ始めたトンネル餅が名物である。以前は当駅で売られていたが、現在は駅前の国道5号に面した末次商会製菓部にて販売されている。10個入り400円で、駅弁同様に経木でできた折りに詰められている。駅構内で販売しているものではないこと、中身がご飯・麺類ではなくすあまであり、駅弁とはいいがたいが、パッケージに小沢駅の文字が残ること、100年を超える歴史を有することなどを踏まえて、雑誌の記事などでは駅弁として扱われることが多い。「田舎に泊まろう」で宇都宮まき、近所のミカコちゃんと一緒に紹介された。
また、通常の駅弁の販売が行われていた時期もある[1]。