小林恭治
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テンプレート:声優 小林 恭治(こばやし きょうじ、1931年9月3日[1] - 2007年3月8日)は、日本の男性声優、ナレーター。東京都出身。
目次
人物・経歴
早稲田大学卒業。劇団言葉座、芸術劇場、七曜会を経て、東京俳優生活協同組合に所属し、在籍中は理事も務めていた。息子は広告写真家の小林恵介、娘はニュースキャスターの小栗泉。いとこの息子にライターの竹熊健太郎。
1952年2月に『虹は消えず』の丑松役でデビュー。新劇の俳優から出発して、テレビ草創期の時代から声優やナレーターとして活躍した。
俳協演劇研究所の講師も勤めており、教え子には政宗一成などがいる。
脳梗塞による1年間の闘病生活後、2007年3月8日午前1時2分、くも膜下出血のため東京都世田谷区の病院で死去。テンプレート:没年齢[2]。
後任
小林の死後、持ち役・ナレーションを引き継いだ人物は以下の通り。
- 立木文彦 - 『復活!HAMASHO風俗刑事新春大捜査SP』(2008):「風俗刑事」のナレーション
出演作品
太字はメインキャラクター
テレビアニメ
1966年
- おそ松くん(イヤミ)
1967年
- リボンの騎士(王様)
1968年
- 巨人の星(ナレーター)
- ファイトだ!!ピュー太(ワルサー七世、ワルサーⅠ世の胸像の声、劇中ナレーション、ワルサー六世)
1969年
- 紅三四郎(ゲバルト)
1971年
1972年
- アストロガンガー(ナレーター)
1978年
- 100万年地球の旅 バンダーブック(クドー博士)
2000年
2003年
- プラネテス(ナレーション)
2005年
- CLUSTER EDGE(老人)
OVA
1989年
- 銀河英雄伝説(ヨッフェン・フォン・レムシャイド)
1997年
- ヴァンパイアハンター(博士)
1998年
- MASTERキートン(オスカー・ハマー)
劇場アニメ
1969年
- 巨人の星(ナレーター)
- 巨人の星 行け行け飛雄馬(ナレーター)
1970年
- 巨人の星 大リーグボール(ナレーター)
- 巨人の星 宿命の対決(ナレーター)
ゲーム
2002年
- ダーククロニクル(ダック先生)
吹き替え
- アイガー・サンクション(マイルズ・メロー / ジャック・キャシディ)※フジテレビ版(BD収録)
- アンタッチャブル(リー・ホブスン捜査官 / ポール・ピサーニ)
- アメリ(レイモン)
- 名犬ラッシー(パパ)
- 奥さまは魔女
- グリーンマイル
- ザ・ホワイトハウス
- 0011ナポレオン・ソロ 第15話、第52話(ルー)、第56話(メイシー/ケント・スミス)、第57話(ウィロビー)
- ジョー90
- ローハイド
- 刑事コロンボ もう一つの鍵
- アイ・スパイ(ロバート・カルプ)
- フィフス・エレメント(イアン・ホルム)
- ソニー号空飛ぶ冒険
- タイムトンネル(ナレーション)
- ブラッド・ワーク
- ライフ・イズ・ビューティフル(エリゼオ・オレフィチェ / ジュスティーノ・ドゥラーノ)
特撮
- ウルトラセブン(反重力宇宙人ゴドラ星人の声)
- サンダーマスク(ナレーター)
- スペクトルマン(ナレーター、ネビュラの声 ほか)
- 大鉄人17(ナレーター、ワンセブンの声〈第19話より〉)
- 戦え! マイティジャック(ナレーター〈第14話〉)
- 鉄人タイガーセブン(ギル太子の声)
テレビドラマ
ナレーション
- ウルトラアイ(NHK総合 ナレーター)
- 太陽にほえろ!(予告ナレーター)
- 赤い秘密(劇中ナレーション)
- 七曲署捜査一係(番宣ナレーション)
- HAMASHO(「風俗刑事」のナレーション)
- レンズはさぐる(NHK総合 ナレーター)
- 次郎長三国志
- ゴールデン洋画劇場
ラジオ
人形劇
- ひょっこりひょうたん島(マシンガン・ダンディ)
- 笛吹童子
その他
- ウルトラセブン ソノシート「ゴドラ星人あらわる。マックス号応答せよ!!」(ゴドラ星人の声)
- 三石琴乃 肉と心(キョウジ・コバヤシ)
脚注
- ↑ 『声優名鑑』、449頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
- ↑ 声優の小林恭治さん死去 「おそ松くん」のイヤミ担当 asahi.com 2007年03月09日