大野浦駅
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テンプレート:駅情報 大野浦駅(おおのうらえき)は、広島県廿日市市塩屋一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。宮浜温泉への玄関駅でもある。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。2・3番線が島式ホームである。駅舎は1番ホーム側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡している。西広島駅が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 宮島口・広島方面 | |
2 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 同上 | 当駅始発のみ |
3 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 岩国・柳井方面 |
- 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)である。
- 国鉄時代の末期に、短編成・高頻度化政策で広島駅 - 当駅間で折り返し運転を行う列車が多く設定されていた[1]が、JR化により岩国駅まで延長され、いったん当駅発着列車の設定がなくなった。その後、2012年3月17日ダイヤ改正より再設定された[2]。
駅周辺
- 東阿道路工業広島工場
- 国道2号
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通り。[3]
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 1,107 |
1999年 | 1,116 |
2000年 | 2,005 |
2001年 | 1,855 |
2002年 | 1,786 |
2003年 | 1,772 |
2004年 | 1,746 |
2005年 | 1,710 |
2006年 | 1,697 |
2007年 | 1,701 |
2008年 | 1,700 |
2009年 | 1,654 |
2010年 | 1,618 |
2011年 | 1,614 |
2012年 | 1,609 |
歴史
- 1917年(大正6年)7月13日 - 国有鉄道山陽本線の宮島駅(現・宮島口駅) - 玖波駅間に大野浦信号場として設置。
- 1919年(大正8年)3月16日 - 駅に昇格、大野浦駅として開業。旅客営業のみ。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 駅業務をジェイアール西日本広島メンテックに委託。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)3月13日 - 老朽化を理由に、字幕式の発車案内を撤去。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線
- テンプレート:Color快速「通勤ライナー」
- 通過
- テンプレート:Color普通(呉線内は快速「通勤ライナー」となる列車を含む)
- テンプレート:Color快速「通勤ライナー」
脚注
- ↑ 鉄道データファイル -「鉄道の歴史」1982年 -「広島シティ電車運転開始」
- ↑ 西日本旅客鉄道広島支社 平成24年3月17日ダイヤ改正について
- ↑ 出典:廿日市市統計書