埼玉県道5号さいたま菖蒲線

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JR宇都宮線跨線橋(4車線対応で建設されている)

埼玉県道5号さいたま菖蒲線(さいたまけんどう5ごう さいたましょうぶせん)は、埼玉県さいたま市見沼区埼玉県道2号さいたま春日部線から、埼玉県久喜市埼玉県道12号川越栗橋線までを結ぶ県道主要地方道)である。この路線は通称、埼玉県道1号さいたま川口線と合わせて第二産業道路と呼ばれている。

概要

さいたま市見沼区から上尾市北足立郡伊奈町蓮田市白岡市を経て、久喜市菖蒲区域)へ至る路線である。区画整理により大部分が消滅してしまった北足立郡伊奈町内宿地内の区間は代替道路が整備され、現在はこちらが県道に指定されている。久喜市内では市街地中心部を迂回する星川バイパスが建設され、かつての国道122号であった区間の一部となっている。

新幹線に沿って存在する埼玉新都市交通伊奈線とは、地形的には原市駅から内宿駅の区間で平行し、さいたま市と北足立郡伊奈町を結ぶという機能上は事実上全線平行していると言える。

また、上尾市以南は国道17号とも近距離で平行していて、そちらの混雑もしくは渋滞時の裏道的な役割も果たしている。

第二産業道路

第二産業道路を参照

当路線は、起点から上尾市原市(東北新幹線高架下)まで、延べ23.1kmのうち大部分が4車線化された。当路線で4車線化された区間は以下の通りである。

  • 起点からさいたま市見沼区大和田町2丁目の東武野田線立体交差部の終点(東武野田線との地下道は4車線で建設済みであるが、外側車線は未供用)
  • 東武野田線を越え、さいたま市見沼区大和田町2丁目の押しボタン式信号からさいたま市見沼区東大宮1丁目(JR宇都宮線の手前)
  • JR宇都宮線を越え、さいたま市見沼区東大宮2丁目の高台橋から上尾市原市の東北新幹線高架下まで
    JR東大宮駅周辺は2車線であるが、宇都宮線との跨線橋は4車線で建設され、外側車線は暫定歩道として開放されている。

上尾市原市地内の1.4km(新幹線高架下 - 埼玉県道323号上尾環状線)は、4車線のバイパス道路として建設され、2007年平成19年)3月28日に開通した。さいたま市見沼区内に残る2車線区間の4車線化全通は未定である。

路線データ

  • 起点:埼玉県さいたま市見沼区 埼玉県道2号さいたま春日部線交点(大和田交差点)
  • 終点:埼玉県久喜市菖蒲町 埼玉県道12号川越栗橋線交点(菖蒲宮本交差点)※かつては国道122号までであった。
  • 総延長:20.007km

通過する自治体

交差する道路

交差する道路の特記がないものは市道・町道

交差する道路 交差点名
埼玉県道1号さいたま川口線川口方面
埼玉県道2号さいたま春日部線 さいたま市
見沼区
大和田
大和田駅入口
八雲神社入口
埼玉県道144号東大宮停車場線 東大宮駅入口
国道16号東大宮バイパス 上尾市 原市(中)
埼玉県道323号上尾環状線 本線 上尾運動公園入り口
本線 埼玉県道323号上尾環状線 がんセンター入口
埼玉県道150号上尾蓮田線 平塚
平塚北
埼玉県道311号蓮田鴻巣線 伊奈町
埼玉県道87号上尾久喜線 寿三丁目
埼玉県道77号行田蓮田線 蓮田市 高虫
南北埼広域農道 白岡市 柴山橋
本線 久喜市 上中島
埼玉県道313号北根菖蒲線
埼玉県道12号川越栗橋線 菖蒲宮本
埼玉県道149号加須菖蒲線加須方面

バイパス

  • 星川バイパス(久喜市菖蒲町上大崎 - 久喜市菖蒲町三箇)
  • 第二産業道路(上尾市原市)

交差する主な鉄道と河川

沿線の主な施設

関連項目