囲碁界
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囲碁界(いごかい)は、囲碁という遊戯をめぐって、プロの棋士・女流棋士やアマチュア、囲碁愛好者、業界関係者などで構成する社会領域。囲碁は、中華民国、中華人民共和国、韓国などでも盛んだが、日本国内では日本棋院・関西棋院がその総本山である。
日本囲碁界の記録
タイトル
- 通算タイトル獲得・棋戦優勝数 趙治勲 72(2012年8月現在)
- 同一タイトル連続保持 趙治勲 10期(本因坊戦、1989年〜1998年)
- 同時タイトル保持数 坂田栄男 7(1964年、名人・本因坊・日本棋院選手権戦・プロ十傑戦・王座・日本棋院第一位・NHK杯)、井山裕太 7 (2013年、棋聖・本因坊・十段・王座・天元・碁聖・竜星戦)
- 同時タイトル保持数(七大タイトル中) 井山裕太 6 (2013年3月14日~4月26日に名人以外の六冠独占、2013年10月17日以降は十段以外の六冠を独占中]])
- 同一タイトル戦連続出場 加藤正夫 12期 王座戦、1980年〜1991年)
- 同一トーナメント戦最多優勝 坂田栄男 11回(NHK杯)
- 最年長タイトル 藤沢秀行 67歳(王座)
- 最年少タイトル(七大タイトル以外) 藤沢里菜 15歳9ヶ月(会津中央病院杯・女流囲碁トーナメント戦、2014年)
- 最年少タイトル(七大タイトル) 井山裕太 20歳4ヶ月 (名人、2009年)
- グランドスラム(同時獲得ではなく、7大タイトルを全て経験) 趙治勲、張栩、井山裕太
- 大三冠(棋聖・名人・本因坊同時獲得) 趙治勲、井山裕太
- 最長タイトル保持 加藤正夫 1976年碁聖獲得から1990年王座失冠まで、14年6ヶ月にわたって何らかのタイトルを持っていた
- 親子タイトルホルダー 父羽根泰正(1990年王座)、息子羽根直樹(棋聖・本因坊などを獲得)
三大リーグ(棋聖・名人・本因坊戦リーグ)
連勝
年間記録
- 年間最高勝率 坂田栄男 .9375(30勝2敗、1964年)
- 年間最多勝利 張栩 70勝(14敗、2002年)
- 年間最多敗戦 山下敬吾 32敗(39勝、2004年)
- 年間最多対局 羽根直樹 88局(2002年、63勝25敗)
- 年間最多獲得賞金 井山裕太 1億6461万円(2013年)
手数
長考
- (時間無制限) 星野紀 16時間
- (持時間制) 武宮正樹 5時間7分(1988年本因坊戦挑戦手合第5局、対大竹英雄)
珍形
その他
- 最年少入段 藤沢里菜 11歳6カ月
- 最年少九段 井山裕太 20歳4ヶ月
- 通算最多勝 趙治勲 1400勝 (2012年9月27日現在)
- 通算最多敗 林海峰 845敗 (2011年4月現在)
- 通算最多対戦 趙治勲-小林光一 127局、64勝63敗(2010年12月現在)