印場駅
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テンプレート:駅情報 印場駅(いんばえき)は、愛知県尾張旭市にある、名鉄瀬戸線の駅である。
尾張旭市の最西端にある。
駅構造
相対式2面2線ホームの地上駅。ホームの有効長は6両分相当。 駅舎は地下にあり、改札口は地下の南北自由通路に設置されている。 また、ホーム東端のスロープの先に臨時改札口があり、車椅子を利用している人などのための出入口として利用される(事前に電話による申し込みが必要)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸方面 |
2 | ■瀬戸線 | 上り | 大曽根・栄町方面 |
駅南側には、小規模ながらもバスターミナルを含めた駅前広場が整理されている。
配線図
駅周辺
バス
最寄りの停留所は、駅前交通広場にある印場駅となる。以下の路線が乗り入れている。
名古屋市営バス(名古屋市交通局)
利用状況
「尾張旭市の統計」によると、当駅の一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。
- 2003年度 3,753人
- 2004年度 3,850人
- 2005年度 3,920人
- 2006年度 4,022人
- 2007年度 4,255人
- 2008年度 4,359人
- 2009年度 4,338人
瀬戸線の駅では、20駅中11位である。
歴史
駅の開設は瀬戸線開業当時に遡るが、第二次世界大戦中に休止され、後に廃止となった。瀬戸線開業当時には車両整備工場も併設されていた。
その後、1995年(平成7年)に周辺の宅地開発の進展に伴い復活し、再開業した。名鉄では当駅開業以来、既設路線では10年間駅を新設していなかった[注釈 1]。駅再開業と同時に東側にあった踏切が廃止になった。
- 1905年(明治38年)4月2日 - 開業。
- 1944年(昭和19年) - 休止。
- 1969年(昭和44年)4月5日 - 廃止。
- 1995年(平成7年)12月22日 - 復活、再開業。
- 2006年(平成18年)8月24日 - 駅集中管理システム導入(終日駅員無配置駅となる)。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
注釈
- ↑ 10年後に新設された駅は空港線のりんくう常滑駅である。空港線は2004年に空港関係者限定で暫定開業しているがりんくう常滑駅は通過していた。そのため開業日は空港線が一般開業した2005年と同時となっており、手続き上は途中駅新設という形式になっている。これを除くと となる。
出典