南岩国駅
テンプレート:駅情報南岩国駅(みなみいわくにえき)は、山口県岩国市南岩国町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。
概要
徳山地域鉄道部が管理し、JR西日本関連会社のジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅。2007年夏にICOCA対応の自動改札機が和気駅から当駅まで導入され、同年9月1日より供用開始(ICカードICOCAの項を参照)。なお、下関駅でも2011年3月5日よりICOCAが利用可能となったが、下関駅までエリアがつながっていないため、自動改札機で運賃の精算をしての乗降はできない。よって、先述どおり岡山地区・和気駅からICOCAが利用できるのは当駅までである。
2009年3月14日ダイヤ改正より、広島シティネットワークの最西端に設定されたが、2012年3月17日ダイヤ改正以降は再び広島シティネットワークエリア外となり、広島からの当駅折り返し列車は大幅に削減され、広島・西条への直通運転は朝夕の数本のみとなった。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は単式の1番ホーム側にあり、島式の2・3番ホームへは跨線橋で連絡している。駅出入り口は、国道188号に面した駅舎側(西側)にある。トイレは、改札外が男女共用の汲み取り式、改札内が男女共用の水洗式。
自動改札機は簡易式で、降車客の普通乗車券は駅員が回収する(ただし窓口営業時間外は、集札箱に乗車券を投入する方式である)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 岩国・広島方面 | |
2 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 岩国・広島方面 | 当駅始発のみ |
下り | 柳井・徳山方面 | ごく一部のみ | ||
3 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 柳井・徳山方面 |
上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)であり、主に岩国方面からの折返し列車が使用するが、2009年3月改正ダイヤでは1日1便のみ徳山方面の列車も停車する(線路保守目的)。早朝、岩国駅→当駅間を回送し、岩国方面に折り返し運転を行う設定がある。
駅周辺
バス
岩国市営バスの南岩国駅バス停留所がある。ただし、乗降場所が3ヶ所に分散している。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 2,473 |
2000 | |
2001 | 2,345 |
2002 | 2,316 |
2003 | 2,350 |
2004 | 2,291 |
2005 | 2,256 |
2006 | 2,177 |
2007 | 2,092 |
2008 | 2,038 |
2009 | 1,939 |
2010 | 1,915 |
2011 | 1,861 |
2012 | 1,812 |
歴史
- 1952年(昭和27年)6月20日 - 日本国有鉄道山陽本線の岩国駅 - 藤生駅間に新設開業。同時に東洋紡績岩国事業所への専用線が運用開始。開設にあたって東洋紡績が設置費用のかなりの部分を負担した。
- 1982年(昭和57年)10月1日 - 貨物(専用線発着車扱貨物)の取扱を廃止。東洋紡績専用線も運用終了。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1992年(平成4年)11月 - みどりの窓口営業開始。[2]
- 1997年(平成9年)6月1日 - ジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)3月14日 - 広島シティネットワークエリアに内包される。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 再び広島シティネットワークエリア外となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線