北海道立総合体育センター
北海道立総合体育センター(ほっかいどうりつそうごうたいいくせんたー、Hokkaido Prefectural Sports Center)は、北海道札幌市豊平区豊平5条にあるスポーツ施設。愛称は「北海きたえーる」。
概要
札幌中島体育センター別館の老朽化に伴い豊平墓地跡地への移転・改築が進められ、2000年2月に開館した。以来各種室内競技及びコンサートなどのイベントで使用されている。愛称は「きたえーる」。「きた」は北海道を、「えーる」は声援を送る意味を持ち、「鍛える」という言葉もかけている。
2006年バスケットボール世界選手権では、グループDの会場となった。
2007年10月からは、日本バスケットボールリーグ(JBL)のレバンガ北海道(旧レラカムイ北海道)のホームアリーナとして使用される(ただし、使用料の面からメインは月寒グリーンドームであり、きたえーるはより集客が見込めるカードで使用される。なお、JBL CHALLENGE CUP 2007ではきたえーるを使用した。)。
2008年からはフットサルチーム、エスポラーダ北海道が本拠地として使用している。
中島体育センター別館同様プロレスの興行にも使用され、新日本プロレスが2002年まで、NOAHが2008年まで毎年札幌大会で使用していたが、2014年に新日本が団体としては12年ぶり、プロレス全体でも6年ぶりの開催を発表している。
近くにある北海学園大学の入学式会場にも使用されている。
2010年6月1日から上記の北海学園大学を経営する学校法人北海学園に命名権を売却し、愛称が「北海きたえーる」となった[1]。契約金額は2010年6月から2012年3月までの1年10ヶ月の契約で770万円。2012年4月に契約を延長。2014年3月までの2年契約で840万円。
施設
- メインアリーナ(3,886m²、最長84.3m×49.7m)地下1階アリーナレベル固定席1,872席、1階固定席2,612席、貴賓席72席、身障者席20席、2階固定席1,388席 合計5,964席
- サブアリーナ(1,647m²)
- 弓道場(12人立、302m²)
- 剣道室(450m²)・柔道室(451m²)
- フリークライミングウォール(高さ15m×幅6m)
- ランニングコース(全長330m)
- トレーニング室(412m²)
- 健康体力測定室(265m²)
- 講堂・視聴覚室(240m²)
- 研修室(大研修室183m²、中研修室96m²、小研修室40m²)
- スポーツ情報室・資料室
- きたえーる鍼灸整骨院
- レストラン「YELL CAFE」
沿革
- 2000年2月 - オープン
- 2003年11月 - ワールドカップバレーの日本戦の試合会場となる。
- 2006年8月 - 2006年バスケットボール世界選手権Group Dの会場となる。
- 2006年11月 - 2006年バレーボール世界選手権Pool B の試合会場となる。
- 2007年11月 - ワールドカップバレーの日本戦の試合会場となる。
- 2010年6月1日 - 命名権売却に伴い、愛称を北海きたえーるに改称。
- 2011年11月 - ワールドカップバレーの日本戦の試合会場となる。
- 2013年8-9月 - バレーボール・ワールドグランプリ決勝ラウンドの会場となる。
交通手段
- 札幌市営地下鉄東豊線豊平公園駅直結
- 「豊平3条10丁目」バス停 (北海道中央バス)
脚注
外部リンク
テンプレート:ナショナル・バスケットボール・リーグの本拠地アリーナ
テンプレート:Asbox- ↑ 平成23年度 北海道立総合体育センター利用申込みについて(全道的な大会及びイベント等) - 北海道総合体育センター 2010年6月25日