北塩原村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox 北塩原村(きたしおばらむら)は、東北地方の南西部、福島県西部(会津地方)の村。耶麻郡に属する。
目次
地理
村の西部が北山、中央部が大塩、東部が桧原である。標高は北山が200~300m、大塩が400~500m、桧原が800~1000mである。
磐梯山の北麓に位置する地域は裏磐梯と呼ばれ、夏には登山客、冬にはスキー客が多く訪れる。桧原湖は1888年に磐梯山が噴火した際に周囲の川を堰きとめてできた湖であり、冬場は氷結した湖上でのワカサギ釣り、夏場はバスフィッシングなどでにぎわっている。高曽根山からは大塩川が大塩・北山地区を流れており、流域には農地が広がる。
気候は北日本型の積雪寒冷地地帯であり、冬の積雪は平均2m程度になる。
隣接する自治体
歴史
年表
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 町村制施行以来続いた北山村・大塩村・檜原村の三村合併により誕生。
- 1959年(昭和34年)11月6日 - 磐梯吾妻道路が供用開始。
- 1970年(昭和45年)6月1日 - 磐梯山有料道路が供用開始。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 国道459号が制定。
行政区域変遷
- 変遷の年表
北塩原村村域の変遷(年表) | ||
---|---|---|
年 | 月日 | 現北塩原村村域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足。[1][2] |
1954年(昭和29年) | 3月31日 | 北山村・大塩村 ・檜原村とともに合併し北塩原村が発足。 |
- 市制・町村制以前の変遷表
市制町村制以前の北塩原村村域の変遷表 | ||||
---|---|---|---|---|
1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 | ||
漆村 | 明治8年 北山村 |
明治12年 北山村 |
北山村' | |
土合村 | ||||
谷内村 | ||||
下吉村 | 明治12年 下吉村 | |||
関屋村 | 明治8年 関屋村 | |||
樟村 | ||||
大塩村 | 明治8年 大塩村 |
大塩村 | ||
上川前村 | ||||
下川前村 | ||||
檜原村 | 檜原村 |
- 市制・町村制以後の変遷表
市制・町村制以後の北塩原村村域の変遷表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
1889年 以前 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
北山村 | 北山村 | 昭和29年3月31日 北塩原村 |
北塩原村 | 北塩原村 | |
下吉村 | |||||
関屋村 | |||||
大塩村 | 大塩村 | ||||
檜原村 | 檜原村 |
人口
行政
- 歴代村長(1954年から)
- 加勢粂治
- 小椋美登利
- 武藤正雄
- 鈴木格
- 安部耕吉
- 高橋伝
- 小椋敏一
経済
- 主な産業
郵便
- 北塩原郵便局(集配局)
- 裏磐梯郵便局
- 檜原郵便局
- 北山簡易郵便局
学校・育児機関
- 幼稚園
- 北塩原村立さくら幼稚園
- 北塩原村立裏磐梯幼稚園
- 小学校
- 北塩原村立さくら小学校
- 北塩原村立裏磐梯小学校
- 中学校
- 北塩原村立第一中学校
- 北塩原村立裏磐梯中学校