京成バス新習志野高速営業所
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テンプレート:出典の明記 京成バス新習志野高速営業所(けいせいバスしんならしのこうそくえいぎょうしょ)は、千葉県習志野市茜浜にある京成バスの営業所。1980年12月に京成電鉄自動車本部観光バス東京営業所と観光バス市川営業所を合併・統合して設立され、2012年12月に船橋市宮本から習志野市茜浜の旧・船橋営業所茜浜車庫の跡地に移転し、現名称となった。
目次
概要
営業所記号は、H(高速)又は7(貸切・特定バス)を用いる。
企業や学校法人などから要請を受けて、専用のバス(車両)を設定して運行している。運行費用などは企業や学校などが払っており、利用者が運賃を払う事はない。
大抵のバスは小型や中型バスを使用する事が多いが、最近ではスロープ付きバスやワンステップバス、ノンステップバスも走っており、バリアフリー化も進んでいる。
主な路線
短距離高速バス・空港リムジンバス
- 東京ディズニーリゾート(TDR) - たまプラーザ駅(東急バスと共同運行)
- PASMO・Suica利用可能
- PASMO・Suica利用可能
- 京成バス運行便の羽田空港行きのみPASMO・Suica利用可能
- 羽田空港 - 海浜幕張駅・稲毛海岸駅・千葉駅・千葉中央駅(東京空港交通・京浜急行バス・ちばシティバスと共同運行)
- 1988年7月5日 - 運行開始。
- 成田空港 - 戸塚バスセンター・藤沢駅・辻堂駅・茅ヶ崎駅(神奈川中央交通と共同運行)
- 【東京シャトル】成田空港 - 東京駅八重洲口・東雲車庫(成田空港交通・京成バスシステム・リムジン・パッセンジャーサービスと共同運行)
- 2012年7月3日 - 運行開始。
- トイレ無し・55人乗りの専用車を使用。
- 【犬吠号】浜松町バスターミナル・東京駅八重洲口前 - 旭・銚子駅・陣屋町・犬吠埼・犬吠埼太陽の里(奥戸営業所との共管、千葉交通と共同運行)
- 【マイタウン・ダイレクトバス】秋葉原駅・東京駅八重洲口 - 東京ディズニーリゾート(TDR)・新浦安地区(東京ベイシティ交通と共同運行)
- PASMO・Suica利用可能
- PASMO・Suica利用可能
- 2013年8月16日より、土日祝日・お盆・ならびに年末年始が運休。
長距離・夜行高速バス
- 【やまと号】五位堂駅・王寺駅・近鉄郡山駅・JR郡山駅・JR奈良駅・近鉄奈良駅・天理駅 - 本厚木駅・横浜駅(YCAT)・京成上野駅・西船橋駅・東京ディズニーリゾート・海浜幕張駅〈奈良交通と共同運行〉
- 【神戸・大阪線】神戸・大阪 - 横浜駅・ 東京駅八重洲口・TDR・西船橋駅・海浜幕張駅・千葉中央駅〈阪急バスと共同運行〉[1]
- 【ファンタジアなごや号】西船橋駅 - 東京ディズニーシー (TDS) (注) - 東京ディズニーランド (TDL) (注) - お台場(東京テレポート駅) - (首都高速道路) - 横浜駅(YCAT) - (保土ヶ谷バイパス) - (東名高速道路) - 名古屋インター - 星ヶ丘 - 本山 - 千種駅前(下り降車のみ) - 栄(オアシス21) - 名古屋駅(新幹線口)〈JR東海バスと共同運行〉
- (※) 開放休憩(乗客も車外に出られる休憩)は、上り西船橋行の場合、京成バスは海老名SA、JR東海バスは大黒PA。下り名古屋行は両社とも開放休憩なし。
- (注) 東京ディズニーシー (TDS) 、東京ディズニーランド (TDL) は上り便の停車順が入れ替わり、上下とも先に東京ディズニーシー(TDS)に立ち寄る(休園日はともに通過)。
- 正式路線名は名古屋線である。ジェイアール東海バス(名古屋支店)と隔日で運行を担当。夜行便1日1往復。
- 独立3列シート、28〜29席、化粧室(トイレ)付きの三菱ふそう・エアロクィーン(スーパーハイデッカー)や三菱ふそうエアロバス(ハイデッカー)で運行、車内禁煙。ワンマン運転であり、途中での乗務員交代は無い。
深夜急行バス
- 新橋駅・有楽町駅・東京駅八重洲口→新浦安駅・海浜幕張駅・稲毛駅・千葉駅(新浦安地区のサンコーポ西口バス停止まりの便もある)
- 新橋駅・有楽町駅・東京駅八重洲口→新浦安駅・行徳駅・富沢(妙典駅)・下総中山駅入口・西船橋駅・行田団地・藤原町・桐畑 ※西船橋駅からの乗車も可能
季節運行便
幕張メッセ臨時バス
- 幕張メッセ - 横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)
貸切・特定バス
貸切・特定バスは、以前は船橋高速貸切センターにて運行されていたが、2005年11月に京成バスシステムが設立され、京成バスで運用されていた千葉県内の貸切・特定バスの大部分は京成バスシステムに移管された。
現在のセンターでの企業送迎担当路線は次の通りである。
- ららぽーとTOKYO-BAY - 船橋競馬場駅(2009年7月、船橋営業所より移管)
- ららぽーとTOKYO-BAY - 南船橋駅(2010年10月16日、船橋営業所より移管)
過去の担当路線
- 契約輸送
- 高速バス・空港リムジン
車両
- 高速車
- 基本的に三菱ふそうのハイデッカー車、便所付き。少数派で日野のハイデッカー車もある。(便所なしは京成トランジットバスからの移籍車と東京シャトル専用車)
- 2008年ごろから奥戸営業所よりいすゞ車が転入。(H069、H070、H077~H082)これにより千葉羽田線移管と同時に転入してきたH313、H314、H318、H319を置き換えた。
- かつては観光車を路線改造した車両もあった。(京都行夜行専用車など)
- 塗装は旧塗装(KaNaCカラー)、新塗装、夜行カラー(H620、H621の2台)、たまプラカラー(H624、H625の2台)の4種類。2010年現在、新塗装化が完了しセンターオリジナル塗装は消滅した。
- 2011年4月現在、旧KaNaCカラーを纏う車両はH323、H327、H328、H613~H615の6台のみ。
- 特定車
- 他の営業所から移籍してきた年式の古めの車両が多い。ららぽーとTOKYO-BAYシャトルバスは船橋競馬場駅行きが日野・ブルーリボンシティハイブリッド、南船橋駅行きは日野・レインボーをメインに土休日は中型車と共に2台で運行される。