世界スカウト機構
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世界スカウト機構(せかいスカウトきこう、テンプレート:Lang-en-short、略称: WOSM)は、スカウト運動を統括する世界最大の青少年団体。
「世界スカウト会議」(総会)、「世界スカウト委員会」(理事会)、「世界スカウト事務局」の3つの主要機関からなる。
概要
2011年現在、世界スカウト機構には、161か国と26地域が加盟しており、3,000万人以上の少年少女が加盟員として存在する(これ以外に世界スカウト機構に未加盟でスカウト活動をしている国が29か国存在する)[1]。
世界スカウト会議
世界スカウト会議は3年に1度世界各国で開催される(1990年までは2年に1度開催されていた)。現在は世界スカウトユースフォーラムも同年に同国で開催されることとなっている。世界スカウト機構において世界スカウト会議は総会として位置づけられ、各国から6人の代表が参加する。
世界スカウト委員会
世界スカウト事務局
世界スカウト事務局は、1920年に英国ロンドンに設置され、その後1959年にカナダのオタワに移転。1968年からはスイスのジュネーヴに置かれている[2]。2013年8月、事務総長はマレーシアのクアラルンプールへの移転計画を発表した[3]。
地域事務局
世界を6つの地域に分け、それぞれに地域事務局を置いている。
- アジア・太平洋地域 (Asia-Pacific Scout Region):マニラ(フィリピン)
- アフリカ地域 (African Scout Region):ナイロビ(ケニア)
- インターアメリカ地域 (Interamerican Scout Region):パナマ市(パナマ)
- 中近東(アラブ)地域 (Arab Scout Region):カイロ(エジプト)
- ユーラシア地域 (Eurasia Scout Region):キエフ(ウクライナ)
- ヨーロッパ地域 (European Scout Region):ジュネーヴ(スイス)
脚注
関連項目
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