上幌向駅
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ホーム(2009年3月22日)
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1976年の上幌向駅と周囲約500m範囲。右上が岩見沢方面。島式ホーム1面2線と駅裏に退避用の副本線を有している。元より客扱いが主の駅で構内も短く、昭和37年という貨物最盛期の段階で取扱いをやめている。駅舎横の札幌側に草生した空き地はかつての貨物ホーム跡で、札幌側から引込線が敷かれていたが、昭和58年の記録(国鉄全線各駅停車 北海道690駅 小学館)によれば分岐を切られたレールが放置されていたようである。現在は元の駅舎の位置から移動して、ホームの札幌側端部に橋上駅が設置されている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
上幌向駅(かみほろむいえき)は、北海道岩見沢市上幌向南1条にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA12。電報略号はカミ。
駅構造
複線間に島式ホームが1つある1面2線の地上駅で橋上駅舎をもつ。
業務委託駅(早朝夜間駅員不在)。みどりの窓口(営業時間7時00分~18時20分、ただし、11時50分~12時40分休み)、簡易自動改札機、簡易Kitaca改札機、自動券売機がある。
- のりば
1 | ■函館本線(上り) | 江別・札幌・手稲・小樽方面 |
2 | ■函館本線(下り) | 岩見沢・滝川方面 |
駅周辺
周りには鉄道防風林と住宅が広がっている。近年は宅地開発が進み、新興住宅街になっている。東側にはJAがある。路線と並行して走っている国道12号は片側2車線の拡幅工事が完成し、新しい街並みが続いている。
なお当駅は、鉄道の通らない村である新篠津村市街地から北海道道81号岩見沢石狩線を介して最寄り駅となるため、駅前から新篠津市街地付近にある新篠津温泉へバスが運行されている(所要時間:約15分、新篠津交通運営)他、駅の付近には村営駐車場が設置されている。
歴史
- 1907年(明治40年)11月25日 - 国有鉄道の駅として幌向-岩見沢間に新設。一般駅。
- 1962年(昭和37年)10月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1978年(昭和53年)10月2日 - 荷物扱い廃止。無人化(簡易委託?)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1995年(平成7年) - 老朽化と国道12号拡幅に伴い新築、橋上駅となる。
- 1998年(平成10年)3月10日 - 簡易委託から有人化(業務委託駅)。
- 2007年(平成19年)10月 - 駅番号設定。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。