三石駅
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三石駅(みついしえき)は、岡山県備前市三石にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
概要
山陽本線においては、当駅が岡山支社管内の最東端の駅となっており、船坂トンネル神戸側出入口付近の支社境を挟んで隣の上郡駅からは近畿統括本部の管轄となる。そこまでの距離は10kmを超える。
かつては、当駅まで直通する下関駅始発の快速「シティライナー」が運転されていた(ただし岩国駅までと、西条駅から当駅間は各駅停車だった)ほか、朝晩を中心に岡山方面からの折り返し列車が設定されている。ただし相生・姫路方面からの列車は、半数近くが隣の上郡駅止まりのため、当駅に停車する列車は1時間あたり1本程度である。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、その他にも何本かの側線がある。傾斜面上にあるため、駅舎からホームへは階段を上る必要がある。
山陽本線の岡山支社管内区間はCTC未導入のため、運転業務を行う関係上駅員が配置される。みどりの窓口がない駅では珍しく委託駅ではなく、東岡山駅が管理する直営駅である。窓口業務(POS端末による対応)は日中のみで、早朝と夜間はホーム上にある運転室での運転取扱業務のみである。
ICOCAはサービスエリア外で利用できない(当駅を経由する京阪神エリアと岡山エリア相互の利用も不可)。そのため、自動改札機・簡易改札機は導入されていない。
夜間滞泊の設定もある。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 相生・姫路方面 | |
2 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 岡山・三原方面 | 一部1番のりば |
当駅始発の岡山方面行き列車の一部は1番のりばから発車する。テンプレート:要出典範囲
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 364 |
2000 | 339 |
2001 | 313 |
2002 | 289 |
2003 | 280 |
2004 | 271 |
2005 | 256 |
2006 | 255 |
2007 | 246 |
2008 | 249 |
2009 | 223 |
2010 | 214 |
2011 | 212 |
駅周辺
バス路線
- 東備西播定住自立圏 圏域バス(日曜運休)
吉永病院前 - 牛神社入口 - 三石駅 - 渡瀬 - 福石下 - 関西福祉大学 - 赤穂市民病院 - イオン赤穂店前 ※牛神社入口 - 三石(イオン赤穂店前行)・大橋(吉永病院前行)間と、渡瀬 - 福石下間はフリー乗降区間。
歴史
- 1890年(明治23年)12月1日 - 山陽鉄道の仮駅として開業。船坂隧道東口(現在地より神戸寄り約3.2km)[2]にあった。
- 1891年(明治24年)3月18日 - 山陽鉄道の岡山駅までの延伸に伴い現在地に移転、本開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1983年(昭和58年)12月25日 - 貨物の取扱を廃止。駅西側にある三石耐火煉瓦工場へ専用線が続き、製品の発送を行っていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線