ロマンス (1984年のテレビドラマ)
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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『ロマンス』は、NHK『連続テレビ小説』第32作である。
放送期間は1984年4月2日から9月29日。明治末年の北海道と東京を舞台に、映画に情熱をかける若者たちを描いたドラマである。
1984年の平均視聴率は39.0%、最高視聴率は47.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[1]。
概要
主役を演じた榎木孝明のテレビデビュー作で、主題歌も担当した。
『おはなはん』の大ヒット以降、女性が主人公である作品が続いていた連続テレビ小説作品では、1967年度の『旅路』以来、久々の男性主人公の作品となった(単独で主演を務める作品としては1965年度の『たまゆら』以来)。
また、青年男子が主人公となるのも初めてで、これ以後は男性を主人公にしたドラマもいくつか製作される。
スタッフ
- 脚本: 田向正健
- 音楽: 山本直純
- イメージソング: 「夢こそ人生」(作詞: 岩谷時子、作曲・編曲: 山本直純、歌: 芹洋子・榎木孝明、コーラス: ロイヤルナイツ)
- 演出: 北嶋隆 冨澤正幸 小林信一 ほか
- 制作: 渡辺耕
- 語り: 八千草薫
キャスト
- 加治山平七: 榎木孝明
- 香木真之助: 辰巳琢郎
- 小島はる: 樋口可南子
- 平七の妻・さよ: 小宮久美子
- 真之助の父・真太郎: 船越英二
- 真之助の母・艶子: 岸田今日子
- 真之助の祖父・真人: 浜村純
- さよの父・大倉陽山: 中条静夫
- さよの母・とみ: 山田はるみ
- 室町八起: 前田吟
- 歌姫メリー: 加藤登紀子
- 弁士・東田秀行: 岡田真澄
- 山谷初男
- 金田明夫
- 遠藤憲一
- 佐々木すみ江
- 橋爪功
- かたせ梨乃
- あき竹城
- 沼田爆
他
榎木孝明は1993年度下半期の『かりん』では主人公の夫を演じている。連続テレビ小説において主人公とその夫の両方を演じた俳優は、今のところ榎木のみである。