サンデードラゴンズ
『サンデードラゴンズ』(Sunday Dragons[1])は、1983年10月からCBCテレビで毎週日曜日に放送されている中日ドラゴンズの情報番組。通称『サンドラ』(新聞テレビ欄にも通称名で表記がされている)。
目次
概要
2011年12月現在放送中のドラゴンズ応援番組の中では最長寿番組である。前身は『木俣達彦の燃えよドラゴンズ』という番組で、1983年4月から半年間放送されていた。当初は30分番組であったが、後に放送枠を1時間に拡大。2003年4月6日からは『ニュースな日曜日』のコーナー枠(約30分)に吸収。2006年4月2日からは同時間帯に『サンデージャポン』が放送されるようになった関係で再び独立し、日曜日12:54 - 13:24に放送される。
プロデューサーが変更された2008年途中からは、番組に若干の変更(解説者がゲストの際の簡単なVTRの放送、エンディングの提供クレジット表示中にスタッフロールを流すなど)があった。
この番組は基本的にCBCテレビのみで放送されるローカル番組であるが、一時期J SPORTSを通じて全国放送されていたこともある。
放送時間
放送時間の変遷
- 日曜 テンプレート:09:00 - テンプレート:09:30 → 日曜 10:00 - 10:30 → 日曜 10:00 - 10:55 → 日曜 10:00 - 10:40 (1983年10月 - 2003年3月30日)
- 日曜 10:00 - 11:20 (2003年4月6日 - 2006年3月26日、『ニュースな日曜日』内で放送)
- 日曜 12:54 - 13:24 (2006年4月2日 - 現在)
主な番組コーナー
基本的には、シーズン中はその週(前の週の日曜日〜放送前日)のハイライトを中心、シーズンオフはドラゴンズに関連したニュースを中心となっている。
板東英二のバンドラ
板東英二がドラゴンズに関する都市伝説を語る企画。2011年 - 2012年放送。
回数 | トークテーマ |
---|---|
第1回 | 初代ミスタードラゴンズ西沢道夫 |
第2回 | 高木守道の現役時代 |
第3回 | ダンディ 近藤貞雄 |
第4回 | オールスターの思い出① |
第5回 | オールスターの思い出② |
第6回 | 歴代監督の衝撃エピソード |
第7回 | ジャイアンツ戦の思い出 |
第8回 | 王貞治との思い出 |
第9回 | 現役時代のリハビリ |
第10回 | ミスター長嶋茂雄との思い出 |
第11回 | 燃えよドラゴンズ!の思い出 |
第12回 | 高木守道監督のエピソード |
第13回 | 高木守道監督の弱点① |
第14回 | 高木守道監督の弱点② |
第15回 | 伝説のスコアラー |
第16回 | 喰次郎コーチのエピソード |
若狭&木俣の肉体改造大作戦
サンドラの司会若狭敬一と伝説の予想屋木俣達彦が健康な体をめざして奮闘する企画。
回数 | 放送日 | 放送内容 | 備考 |
---|---|---|---|
第1回 | 2012年11月11日 | 足つぼマッサージ | |
第2回 | 2012年11月25日 | 筋肉トレーニング | |
第3回 | 2013年01月13日 |
おもてなしツアー
毎年オフシーズンに行われるおもてなしツアー。
- 2010年度
- 2011年度
- 2012年度
サンドラ学力テスト
2013年1月13日、1月20日、1月27日に3週にわたって放送された。
- 試験結果
順位 | 生徒 | 国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 英語 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1位 | 三瀬幸司 | 65 | 90 | 70 | 80 | 60 | 365 |
第2位 | 小林正人 | 50 | 80 | 55 | 45 | 60 | 290 |
第2位 | 岩田慎司 | 45 | 75 | 70 | 45 | 55 | 290 |
第4位 | 浅尾拓也 | 45 | 75 | 55 | 45 | 65 | 285 |
第5位 | 高橋聡文 | 30 | 80 | 55 | 50 | 50 | 265 |
第6位 | 山井大介 | 40 | 65 | 45 | 40 | 30 | 220 |
第7位 | 朝倉健太 | 45 | 35 | 60 | 45 | 25 | 210 |
第8位 | 山内壮馬 | 30 | 55 | 40 | 35 | 40 | 200 |
けさの撮って出し(若ズバ)
14:00からナゴヤドームでデーゲームがある場合、若狭敬一がサンドラ開始前にナゴヤドームで選手などにインタビューをする。
山田チェック
山田久志出演時に放送されるコーナー。選手のプレーVTRを見て「普通」、「いいね」、「ファインプレー」のいずれかで判定する。
高木山田対談
月に1度程度シーズン中に行われる高木守道監督と山田久志による対談企画。
デーゲーム直前情報
ナゴヤドームで14:00からデーゲームがある場合、実況アナウンサーかベンチリポートのアナウンサーが直前情報(先発投手)などを伝える。
落合英二ブルブルの輪
落合英二とドラゴンズの選手が内輪ネタで馴れ合いのトークをするコーナー。2008年シーズンオフは料理屋で収録した。なお、落合英二が2010年から韓国・三星の投手コーチに就任した事から、同コーナーは、野球シーズンオフの時期を中心に、不定期放送となっている。
竜'sweek
先週の試合のハイライトコーナー。
過去の番組コーナー
優子の野球相談室
小倉優子が野球に関する相談をCBC解説者に相談する。なお初回の2008年11月30日放送では小松辰雄に対しブルペンについて質問したが、マウンドを知らなかったため、小松を少々あきれさせていた。コーナーの最後には「疑問解決」というハンコが画面に登場する。他にも当時、選手会長であった荒木雅博の出番も多く、小倉の天然さにもめげずに相手をしていた。2009年度に「今年は中日をずっと応援していた」と言い張る小倉に対し、荒木が尊敬する人物にブランコを挙げたが、小倉は公園のブランコだと思い「人名で言うと?」と尋ねられ、「ブランコ選手です」と返すと小倉は「何処(の球団)の選手ですか」とまた尋ね、遂には「ウチの4番打者です、ドラゴンズの試合を観てないでしょう?」と荒木が呆れながら突っ込んだ。ちなみに、山内壮馬投手の風貌から付けられた愛称となっている(チャラ内)の"名付け親"は小倉優子で、山内が当コーナーに出演した際に、小倉から「何か、チャラチャラしてるからチャラ内くんで良い?」と尋ねられたことがきっかけである。
水野裕子始球式85キロへの道
水野裕子が中日ドラゴンズ・谷繁元信捕手との約束を番組がバックアップするべく誕生したコーナー。
若狭敬一球速135キロへの道
2008年1月6日スタート。若狭がナゴヤドームの試合開始前に行われるスピードボールコンテストの在名局アナウンサー大会で球速135キロを出したら水野裕子と結婚できるという企画。結果として135キロが出なかったため、継続企画として放送された「メガネは踊る」(チア・ドラゴンズのメンバーとしてナゴヤドームで行われる試合前に踊る)に続く。
メガネは踊る
若狭敬一球速135キロへの道実施前の放送で山田久志がしゃべった何気ない一言から発展したコーナー。詳しくは「2008年の出来事」を参照。
新人佐藤アナのやります!
2009年当時CBC新人アナウンサーだった佐藤幹朗が、ドラゴンズ選手にインタビューして一流のアナウンサーになろうという企画。
DR.K
今週の気持ちがいい奪三振を紹介するコーナー。浅尾拓也が常連人物である。
今週のホームラン
今週のドラゴンズ選手が打ったホームランのハイライト映像で紹介するコーナー。ブランコが打ったホームランのみ紹介するコーナーもあった。TBS系列で放送していたドラマ「MR.BRAIN」の便乗企画(DR.Kも同様)。
高木チェック
高木守道出演時に放送されるコーナー。選手のプレーVTRを見て「普通」、「ナイス」、「ファインプレー」のいずれかで判定する(但し"ただ横っ飛びで取る事をファインプレーと称賛する傾向にある"事を批判するといった持論の持ち主なので、ファインプレーも高木は「普通」と評することが多い)。
今週のブーちゃん
ブーちゃんこと中田亮二選手の今週の活躍を放送する企画。
今週の堂上兄弟
兄・堂上剛裕選手、弟・堂上直倫選手の今週の活躍を放送する企画。
2006年の出来事
- 4月のリニューアル直後はオープニングの後すぐに番組本編へと入ったが、2006年9月頃からはオープニング→提供クレジット読み→CM→番組本編という流れになった(ただし12月31日の放送はオープニング後すぐに番組本編)。
- 2006年10月15日の放送は祝!セ・リーグ優勝スペシャルとして30分拡大で14:00まで放送(この日は13:00から放送)。
- 2006年12月31日の放送は「サンデードラゴンズ〜来季は絶対日本一スペシャル!!〜」として14:00まで放送した。井端弘和・渡邉博幸選手がゲスト出演した(渡邉博幸はナゴヤ球場での練習を終了した後、急遽CBCまで直行)。
2007年の出来事
- 2007年2月11日の放送は琉球放送の協力で、沖縄県の北谷公園野球場から生放送した。
- 4月1日は開幕1時間スペシャルを放送した。
- 4月29日は12:54 - 15:00まで「サンデードラゴンズスペシャル 燃えよドラゴンズ!」としてTBSからの裏送りによる横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ戦を放送した。
- 10月21日の放送は祝!日本シリーズ進出スペシャルとして30分拡大で14:00まで放送した(この日は13:00から放送)。
- 11月4日は日本一記念スペシャルとして36分拡大で14:00まで放送した。
- 12月23日はアシスタントの占部沙矢香が結婚式の翌日のため、若狭が1人で番組を進行した。
- 12月30日は年末総集編として14時まで拡大。
2008年の出来事
- 若狭が130km/hをスピードガンコンテストで出せなかったため、スピードガンコンテストの本番にのぞむ前の番組内での山田久志の一言がきっかけでチアドラをやることとなり、練習を含めて随時番組内で放送され、本番の日の後涙を流した。
- このチアドラ企画の後、横浜スタジアム・スタンドでのチアドラ披露など、若狭と番組のチアドラ企画が切っても切れないものになった。
2009年の出来事
- 若狭がスピードガンコンテストで130km/hを出せなかったら、小倉優子に自腹でおもてなしをする約束をしたが、6月21日の野球中継の副音声の前にナゴヤドームを案内しただけで達成したことにしたことで、落合英二から反感を買う。なお、その内容は7月5日・12日に放送した。
- 2009年7月12日祝250盗塁と題して、優子の野球相談室と落合英二ブルブルの輪がコラボして「ブルブルの相談室」を放送した。
- 2009年7月19日の変化球講座でチェンのチェンジアップはフォークボールみたいだねと落合英二が言ったところ、若狭は「チェンという名前だからじゃないですか?」と言い、落合を薄々納得させたが、若狭は恥ずかしがっていた。
- 2009年7月20日からナゴヤドームで「サンドラ弁当」を発売することになった。当日は若狭と夏目が51番通路付近で弁当を販売した。
- 2009年8月9日から佐藤幹朗が参加、主に選手へのインタビューを担当するが、佐藤が元槍投げ選手だった事にちなみ、当初から「ヤリます!」、「ヤリました!」を自らのキャッチフレーズとして頻繁に使用、後に中日ドラゴンズの選手やファンが持つ応援グッズなどにも多用されることとなった。
2010年の出来事
- 佐藤幹朗が若狭の127km/hを超えたら1日キャスターを務められるが、超えなかったらチアドラをやる条件でスピードコンテスト挑戦。見事129km/hを記録し、4月11日に丹野みどりと1日キャスターを務める。
- 7月18日放送分で、当番組の初の企画である「サンドラ応援ツアー」の中で、ドラゴンズ劣勢の状況で若狭が2008年に罰ゲームでやっていた「チアドラ」の衣装で雰囲気を盛り上げて勝利祈願したが、勝利にはつながらなかった(その試合は2-3でドラゴンズ惜敗)。
2011年の出来事
- 12月6日に名古屋競馬場で、第5レースに個人協賛競走として「小田幸平やりましたーっ!!特別」を開催した。ドラゴンズの選手が個人協賛競走を行ったのはこれが史上初。表彰式には当事者の小田・若狭以外に英智・野本圭・大島洋平の3選手も参加した。この模様はおもてなしツアーの模様と併せて2012年1月29日放送[3]。
2012年の出来事
- 12月16日は全日本実業団対抗女子駅伝競走大会中継のため14:54~15:24に放送した。
出演者
コメンテーター
- 木俣達彦(CBC野球解説者)
- 山田久志(CBC野球解説者)
- 森繁和(文化放送、J SPORTS野球解説者)
- 牛島和彦(TBS・CBC野球解説者)
- 小松辰雄(CBC野球解説者)
- 彦野利勝(CBC野球解説者)
- 立浪和義(日本テレビ解説者、中日スポーツ評論家)
司会・ナレーション等
その他企画等
- 板東英二 - 板東英二のバンドラ
- 小倉優子 - 優子の野球相談室
- 水野裕子(不定期ゲスト)
- 落合英二 - 落合英二ブルブルの輪
- 佐藤幹朗(元CBCアナウンサー)
- 丹野みどり(CBCアナウンサー)
- 藤田哲由(中日ドラゴンズチーフトレーナー) - 「哲ちゃんのTVマッサー」のコーナーで、視聴者から寄せられた身体の悩みを克服するトレーニング方法を紹介。
過去の出演者
メイン司会
牛島以外はCBCアナウンサー(現役)
- 初代:久野誠(1983年10月 - 1997年3月30日) - その後2001年10月から、ご意見番として2003年3月まで出演。
- 2代:伊藤敦基(1997年4月6日 - 2001年9月30日) - 久野が病気療養のために1997年春の改編をもって降板・休養に入り、伊藤が代理として司会を担当。その後、正式に2代目の司会者に抜擢される。
- 3代:牛島和彦(2001年10月7日 - 2003年3月30日) - その後も、横浜監督就任時を除いて解説者として出演。
- 4代:宮部和裕(2003年4月6日 - 2006年3月26日) - 『ニュースな日曜日』内包時代に担当。
サブ司会
全てCBCアナウンサー(古木から加藤までは当時、青木・占部・夏目は現役)
- 初代:古木淑恵(1983年10月 -1987年3月)
- 2代:寺嶌しのぶ(1987年4月 - 12月)
- 3代:鷲塚美知代(1987年12月 - 1992年3月)
- 4代:瓶子和美(1992年3月 - 1994年3月)
- 5代:阿部恵(1994年4月 - 1996年3月)
- 6代:吉村洋子(1996年4月 - 1999年3月)
- 7代:加藤小百合(1999年4月 - 2001年9月30日)
- 8代:青木まな(2001年10月7日 - 2006年3月26日) - 進行役、2003年4月からは『ニュースな日曜日』サブ司会を兼ねて担当。
- 9代:占部沙矢香(2006年4月2日 - 2007年12月30日)
- 10代:夏目みな美(2008年1月6日 - 2013年3月31日)
コメンテーター
- 近藤貞雄(当時CBC野球解説者)
- 落合英二(当時CBC野球解説者、元韓国三星ライオンズ投手コーチ)
- 佐々木恭介(当時MBS野球解説者)
- 星野仙一(当時CBC客員解説者およびNHK野球解説者、現楽天監督)中日監督退任直後の1991年オフから監督復帰直前の1995年オフに不定期出演
- 田淵幸一(当時TBS野球解説者)ダイエー監督退任後の1992年オフ頃から2001年に不定期に出演
- 高木守道(当時CBC野球解説者、現中日監督)
- 今中慎二(当時NHK野球解説者、現中日1軍投手コーチ)
- 彦野利勝(当時CBC野球解説者、現中日2軍打撃コーチ)