ひおあきら
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テンプレート:Sidebar with collapsible lists ひお あきら(1950年 - )は、日本の漫画家。別名は氷魚 章、または本名の菅野 誠(かんの まこと[1])。
高校時代に、三鷹市内の中学の同級生の細井雄二、田村仁、近藤雅人と同人グループ「ミュータントプロ」を結成し、同人誌『墨汁三滴』を作成。のちに、河あきら、すがやみつるが参加した。[2]
工業専門学校を三年で中退し、石森プロに入社。
『宇宙戦艦ヤマト』などのアニメ作品の漫画版で知られる。竹宮惠子の『地球へ…』では、メカニックデザイン及びメカニック関係の作画担当として協力を行っている。
作品リスト
- 宇宙戦艦ヤマト シリーズ[3]
- 愛の戦士レインボーマン
- 正義のシンボル コンドールマン
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- オーディーン 光子帆船スターライト
- ジキル博士とハイド氏
- 白鯨
- 一握の砂
- 三船久蔵
- 未来騎士シリーズ
- 人類と正義を護るべく、天才科学者達が創造した未来騎士と呼ばれる人間そっくりのアンドロイド達の物語。だが、誕生した未来騎士達は己の存在について疑問を抱いて行く。
- 連続したシリーズではなく、読み切り短編が中心のオムニバス。単行本は未刊行。
- 水惑星サイレンへ地球からの巨大移民船「アンティリア」が飛来、海底都市国家「アモーロート」を皮切りにサイレン全土への侵略を開始する。サイレンの水棲人類はアンティリアに立ち向かうが……。
- 舞台が海洋惑星なので、空戦がある他は戦いは主に潜水艦戦である。第一部「アモーロート編」、第二部「ストーム帝国編」があるが未完のまま終わっている。
- 水惑星サイレンが登場するが「サイレン戦記」とは無関係。こちらは逆にサイレン人達が要塞宇宙船で地球(20世紀末)へ飛来して侵略を開始する。
- サイレン人の設定が「サイレン戦記」のサッキュバス皇子同様の雌雄同体の卵生水棲生物となり、主要兵器は海中戦闘用のロボット型有人機動兵器となった。
メカデザイン担当作品
- 主にG1、G2、G5等地球連邦側のメカを担当。
- 「月刊OUT」S53年5月号P32インタビューでひお本人が語っているが、当初はメカデザインだけではなく竹宮との合作になる予定だった。
師匠
アシスタント
脚注
テンプレート:Reflist- ↑ すがやみつるblogで、ひおの本名が公開されている。
- ↑ 『仮面ライダー青春譜 もうひとつの昭和マンガ史』著:すがやみつる ISBN-13: 978-4780801637
- ↑ ひお版『ヤマト』漫画が『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのアメリカ版公式サイト(StarBlazers.com - Space Battleship Yamato: the Hio Manga)で紹介されている。同ページ下方の黄色リンクをクリックすると、一部のページを読むことが可能。