阿知須駅
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テンプレート:駅情報 阿知須駅(あじすえき)は、山口県山口市阿知須浜にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)宇部線の駅。
駅構造
島式ホーム1面2線で、交換設備を有する地上駅。駅舎は下り線の東側に位置しており、そこから跨線橋がホームの新山口寄りへ伸びている。
山口地域鉄道部が管理し、地元自治体が駅業務を受託する簡易委託駅であるが、POS発券の設備を備え、自動券売機もある。窓口営業(駅POS発券)は平日6:55 - 17:35、土日8:10 - 16:00。
駅舎の画像には西京銀行の看板があり、ATMも設置されていたが、2008年現在西京銀行は撤退し、看板も塗りつぶされている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color宇部線 | 下り | 宇部新川・居能・宇部方面 |
2 | テンプレート:Color宇部線 | 上り | 新山口方面 |
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 494 |
2000 | 449 |
2001 | 436 |
2002 | 439 |
2003 | 394 |
2004 | 375 |
2005 | 367 |
2006 | 352 |
2007 | 336 |
2008 | 337 |
2009 | 287 |
2010 | 293 |
2011 | 309 |
2012 | 304 |
歴史
- 1924年(大正13年)8月17日 : 宇部鉄道が床波駅から延伸した際の終着駅である本阿知須駅(ほんあじすえき)として開業(今の本由良駅が当時の阿知須駅だった)。
- 1925年(大正14年)3月26日 : 宇部鉄道が当駅から小郡駅(現・新山口駅)まで延伸、途中駅となる。
- 1943年(昭和18年)5月1日 : 宇部鉄道国有化。国有鉄道宇部東線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)2月1日 : 宇部東線が宇部線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1950年(昭和25年)6月1日 : 阿知須駅に改称(同時に初代阿知須駅は本由良駅に改称)。
- 1982年(昭和57年)4月1日 : 中国交通事業(現・ジェイアール西日本広島メンテック)に駅業務を委託。
- 1987年(昭和62年)4月1日 : 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)7月14日 - 9月30日 : 山口きらら博の開催で、最寄り駅となる当駅にみどりの窓口を臨時に設置。
- 2002年(平成14年)4月1日 : 駅員無配置化により当時の阿知須町が駅業務を受託。
駅周辺
駅の周辺は山口市阿知須地区(旧・阿知須町)の中心地となっており、住宅や商店が集まっている。現在の駅前広場は、2001年(平成13年)に開催された山口きらら博に併せて整備されたものである。また、駅東側の国道190号沿線には、旧阿知須町の特定商業集積基本構想に基づき1992年(平成4年)に開業したショッピングセンター・サンパークあじすをはじめ、ロードサイド店舗が多数立地している。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 行政機関・公共施設
- 道の駅きらら あじす
- 山口市阿知須総合支所(旧・阿知須町役場)
- 山口市立阿知須図書館
- 教育機関
- 阿知須幼稚園
- 山口市立阿知須小学校
- 山口市立阿知須中学校
- 公園
- きらら浜
- 山口県立きらら浜自然観察公園
- 山口きらら博記念公園
- 商業施設
- 医療機関
- 阿知須共立病院
- 阿知須同仁病院
- 金融機関
- 郵便局
- 阿知須郵便局
バス
最寄り停留所は、阿知須駅となる。以下の路線が乗り入れ、防長交通により運行されている。
- 一般路線バス
- サンパークあじす - 阿知須駅 - 道の駅きらら あじす - 南開作 - 長浜入口 - 秋穂 - 秋穂漁港入口
- サンパークあじす - 阿知須駅 - 道の駅きらら あじす - 南開作 - 長浜入口 - 潮寿荘
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color宇部線