打保駅
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打保駅(うつぼえき)は、岐阜県飛騨市宮川町打保にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅である。構内西側の1番線に猪谷方面行きの下り列車が停車し、構内東側の2番線に高山方面行きの上り列車が停車する。
1983年まで特急「北アルプス」が富山地方鉄道へ乗り入れをしていた時期は当駅にて「北アルプス」同士の交換が行われていた。
1番線に隣接して簡易駅舎が設置されている。2番ホームとは跨線橋で繋がっている。高山駅管理の無人駅となっている。
構内の分岐器はスノーシェルターで覆われているが、この設備は高山本線では当駅にしかない。2004年の台風23号による災害で車両が孤立した際には、このシェルターを車両の保護に使用したこともある。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | テンプレート:Color高山本線 | 下り | 富山方面[1] |
2 | テンプレート:Color高山本線 | 上り | 高山・下呂方面[1] |
駅周辺
歴史
- 1933年(昭和8年)11月12日 - 国鉄飛越線の駅として、坂上-杉原の開通時に開業。一般駅。
- 1934年(昭和9年)10月25日 - 線路名称改定。飛越線が高山本線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1973年(昭和48年)4月20日 - 貨物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)6月1日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 2003年(平成15年)3月 - 簡易駅舎に改築。
- 2004年(平成16年)10月22日 - 水害による路盤流出により、キハ48形(5803・6810)が当駅に取り残される。
- 2007年(平成19年)2月9日 - 不通区間の工事終了に伴い、上記2両がJR高山駅まで搬出され、その後名古屋市のJR東海名古屋車両区まで検査のため回送された(隣の坂上駅までは自走し、その後はディーゼル機関車にて牽引輸送)。
- 2007年(平成19年)9月8日 - 高山本線の全線再開に伴い3年ぶりに駅の営業を再開。