ヤマザキナビスコ

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テンプレート:Infobox ヤマザキナビスコ株式会社(英文:YAMAZAKI-NABISCO Co.,Ltd.)は、東京都新宿区西新宿に本社を置く、日本製菓会社である。

山崎製パンと、ニチメン(現双日)、米国ナビスコ社の3社による合弁で設立されたが、1988年(昭和63年)7月にナビスコ社との合弁契約を解消、現在は山崎製パンの子会社(持株率80%)となっているが、その後も日本国内での旧ナビスコ社の各種商標の使用権と製品製造権の契約は継続している。

なお、ナビスコブランドの日本での現在のライセンス窓口はモンデリーズ・ジャパン(旧日本クラフトフーズ・キャドバリージャパン)である(2011年12月クラフトフーヅジャパン株式会社からライセンス事業を引き継いだ)。


企業概況

沿革

  • 1970年10月 山崎製パン、ニチメン(現双日)と米国ナビスコ社(現モンデリーズ・インターナショナル)によってヤマザキナビスコ株式会社設立
  • 1971年2月 製品発売(リッツチップスアホイラングドシャバタークッキー
  • 1972年2月 古河事業所西工場(茨城県)竣工
  • 1975年10月 古河事業所東工場 竣工
  • 1976年1月 チップスター発売
  • 1976年6月 ピコラ発売
  • 1981年7月 米国ナビスコ社がスタンダードブランズ社と合併、社名をナビスコブランズ社とする
  • 1985年9月 ポテトチップ発売
  • 1985年9月 ナビスコブランズ社がR.Jレイノルズ社と合併、社名をR.J.Rナビスコ社とする
  • 1987年8月 オレオ発売
  • 1988年7月 R.J.Rナビスコ社保有株式を山崎製パン株式会社ならびにニチメン株式会社に譲渡
  • 1991年1月 クラッカープレミアム発売
  • 1992年9月 Jリーグヤマザキナビスコカップスタート
  • 1992年10月 チップスター丸筒を全面紙製化するとともに自社生産に切り変える
  • 1994年10月 オレオチョコレートパイ発売
  • 1996年1月 リッツチーズサンド発売
  • 1998年1月 ビッツサンド発売
  • 2000年9月 チップスター(Lサイズ)リニューアル、金のチップスターシリーズ発売
  • 2001年11月 チップスターSサイズを丸筒タイプにリニューアル
  • 2005年4月 アイスボックス製法によるピーカンレーズンクッキー、バタークッキー、チョコチップクッキー発売
  • 2007年2月 コーンチップ発売
  • 2009年8月 エアリアル発売

Jリーグ ヤマザキナビスコカップ

ファイル:Yamazaki nabisco Cup Final.JPG
2008年ナビスコカップ決勝
  • 1992年の開催以来、Jリーグカップのスポンサーをヤマザキナビスコが務めている。当初はリーグ戦開幕直前の前哨戦という位置付けだったが、現在はJリーグ天皇杯と並ぶ3大タイトルとして確立し、1995年を除いてJリーグと並行して開催されている。近年、決勝戦はチケット完売が続いている。決勝戦の入場者数は概ね4万3千人前後。
  • 優勝チームには賞金1億円とヤマザキナビスコカップが贈られる(準優勝5,000万円)。
  • 大会での「ニューヒーロー賞」の受賞者には、毎年トロフィーと賞金の他に副賞としてヤマザキナビスコ製品1年分が贈呈されている。

製品一覧

クラッカー

ビスケット・クッキー・チョコレート

スナック菓子

キャンディー

  • 黒あめ
  • いちご牛乳
  • ミントミントキャンディー
  • フレッシュフルーツ
  • アメリカンチェリー
  • 北海道バターキャンディー

黒飴やミントミントは宇宙食にも指定されている。
2010年9月チリ北部で生じたサンホセ鉱山落盤事故の際、これら2点のキャンディーを被災地に無償で提供した。

グループ会社

関連項目

CM出演タレント

提供番組

★現在提供している番組

TBS系列
フジテレビ系列
関西テレビ

その他

外部リンク

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