ケーヨー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

ファイル:KeiyoD2-Ichinomiya.JPG
ケーヨーデイツー一宮店山梨県笛吹市
旧デザイン看板の店舗例(2009年1月撮影
※現在は新デザインに変更済み
ファイル:Keiyo-of-Kaizuka001.JPG
ケーヨーデイツー貝塚店大阪府貝塚市
新デザイン看板の店舗例(2007年7月撮影
※2011年8月7日に閉店
ファイル:Moto-Q D2 Kitanaganodori, Nagano, Japan.jpg
本久デイツー北長野通店長野県長野市
本久デイツーの店舗例(2013年12月撮影
※看板デザインはケイヨーデイツーを踏襲

株式会社ケーヨー(Keiyo Co., Ltd.)は、ケーヨーデイツー(ケーヨーD2)の名称でホームセンターをチェーン展開・運営する企業である。店舗のコンセプトは「ふだんの暮らし総合店」。

沿革

  • 1952年昭和27年)5月 - 京葉産業株式会社を創業。
  • 1974年(昭和49年)9月 - 千葉県木更津市ホームセンター1号店を開店。
  • 1979年(昭和54年)4月 - 「株式会社ケーヨー」に社名変更。
  • 1984年(昭和59年)12月 - 東京証券取引所に株式上場。
  • 1988年(昭和63年)8月 - 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 1991年平成3年)11月 - 「ケーヨーホームセンター」を「ケーヨーデイツー」に店名変更。埼玉県加須市に変更1号店を開店。
  • 1992年(平成4年) - 石黒ホーマ(現:ホーマック)、ジャスコ(現:イオン)と業務・資本提携。ジャスコとの合弁により、株式会社ケーヨージャスコを設立。
  • 1998年(平成10年)4月 - 看板などの配色を既存のオレンジ基調からブルーに変更した新デザインのケーヨーデイツー店舗(野田店)が開店[1]
  • 2000年(平成12年)12月 - ケーヨージャスコを100%子会社化。
  • 2001年(平成13年)1月 - ケーヨージャスコを株式会社デイツーに社名変更。
  • 2002年(平成14年)9月 - ニック産業株式会社をTOBにより関連会社化。株式会社デイツーを直営化。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月 - ニック産業が運営するニックホビーショップの店名をケーヨーデイツーに変更。
    • 9月 - ニック産業および本久ケーヨーを吸収合併[2]

関連会社

  • 株式会社カーライフケーヨー - 石油製品の販売・自動車の販売および整備。
  • 茂原商業開発株式会社 - ショッピングセンターの経営。
  • 株式会社穂高ショッピングセンター - ショッピングセンターの経営。

下記の2社は2009年(平成21年)9月1日付けでケーヨーへ吸収合併された[2]

  • ニック産業株式会社 - 京都府京都市右京区に本社があった企業。ダイニック株式会社(大日本クロス)の子会社で、最大14件のホームセンターを経営していた。
  • 本久ケーヨー株式会社 - 長野県内でのホームセンター「本久デイツー」を経営。元々は株式会社本久との共同出資により設立された。

株主情報

  • 東証1部:8168
  • 単元株数:100株
  • 権利確定日:2月末日、8月末日
  • 株主優待:株主優待カード(10%割引)割引回数制限無し
    レジにて現金精算後、サービスカウンターにてレシートと引換えに10%(小数点以下切り捨て)を返金。
    2009年(平成21年)12月1日よりレジで精算時に10%を割引くように変更。

店舗関連

2011年(平成23年)6月17日現在、ケーヨーデイツーと本久デイツーを合わせて184店舗である(現行店舗の一覧は公式サイト内「店舗一覧」を参照のこと)。店舗ごとに営業時間が異なるが、朝9時30分から夜7時30分までの店舗が多い。主に東日本を中心に出店しており、特に本部がある千葉県を中心とした関東地方への出店が多いほか、静岡県以西の東海地方近畿地方での出店も増加傾向にある。

また、1998年4月以降の新規出店および既存店舗をリニューアールする際には、看板などの配色をこれまでのオレンジ基調からブルーに変更した新デザインが導入されている。

旧デザインの店舗
新デザインの店舗

閉鎖した店舗

東北・関東

宮城県
福島県
茨城県
埼玉県
千葉県
  • 夏見店(2005年8月閉店) → 現在:千葉鑑定団船橋店
  • 南行徳店 → 現在:ウエルシア南行徳店
  • 穴川店(2005年1月閉店) → 現在:LIXIL千葉ショールーム
  • ケーヨーホームセンター花見川店インテリア館(2005年頃閉店) → 旧オートプラザケーヨー花見川店 → 現在:ケーヨーD2花見川店
  • ケーヨーホームセンター花見川店【旧店舗】(2005年閉店)建物解体済 → 現在:精文館書店TSUTAYA花見川店
  • おゆみ野店 → 村の市場おゆみ野店(閉店) → ジャパンミート 卸売市場 おゆみ野店
  • 芝山店 【旧店舗】
  • 富里店 → EXPO → 現在:PC DEPOT富里インター店
  • 宮野木店 → 現在:マルエツ宮野木店
  • あすみが丘店 → マルエイあすみが丘店 → 片岡忠衛門商店(閉店) → 現在:トライアルあすみが丘店
  • 野田店【旧店舗】 → 現在:ジェーソン野田花井店
  • 旭店
  • 松戸二ッ木店 グランドボール → 現在:トイザらスベビーザらス松戸店
  • 柏松ヶ崎店 → 扇屋ジャスコ → 現在:コジマNEW柏店
  • 佐原店【旧店舗】 → 現在:ケーヨーデイツー佐原店
  • 東金田間店(2010年9月21日閉店)
  • 館山店(2011年8月22日閉店)
  • 柏若葉店(2012年6月24日閉店) → 建物解体済 → 現在:ヤオコー柏若葉町店
  • 東船橋店(2号館)(2010年9月12日閉店) → 建物解体済 → 現在:集合住宅
東京都
  • 川町店(店舗移転の為、2007年8月26日閉店) → 2007年9月12日に現在の楢原店に場所を移動し、再オープン
  • 保木間店(2008年5月18日閉店)
神奈川県

中部

山梨県
長野県
静岡県
  • 新居町店 → 現在:杏林堂新居店
  • 天王店 → 現在:杏林堂ピーワンプラザ天王店
  • 浅羽店(2011年2月14日閉店) → 現在:日本ハイパック静岡工場
岐阜県
  • 可児店
  • 垂井店
愛知県
  • 蒲郡店 → ゲームファンタジアン蒲郡店
  • ワンダーシティ店(2007年8月20日閉店)
三重県
  • 大安店
本久ケーヨー株式会社
長野県(本久デイツー)

近畿

滋賀県
大阪府
ニック産業株式会社が運営していた店舗
京都府(ニックホビーショップ)
  • 長岡店(閉店時期不明)
  • 田辺店(2001年11月4日火災により閉店、2002年5月31日廃止届け出)
  • 久御山店(2006年1月15日閉店)
  • 宇治店(2006年6月18日閉店)
  • 嵯峨ニックボウル【ボウリング場】(2006年6月23日閉店)
  • 西野山店(2007年3月2日より変更) → ニックホビーショップからケーヨーデイツーに店舗名変更
  • 川端店(2009年1月25日より変更) → 同上
  • 七条店(2009年2月1日より変更) → 同上
  • 山科店(2009年2月8日より変更) → 同上
  • 深草店(2009年2月22日より変更) → 同上
  • 洛西店(2009年3月1日より変更) → 同上
  • 八幡店(2009年3月8日より変更) → 同上
  • 嵯峨店(店舗建て替えに伴い、2007年4月2日閉店) → 2009年3月18日にケーヨーデイツー嵯峨店としてオープン
大阪府

その他

一時期イオングループとホームセンター事業で業務提携を結び、合弁会社「ケーヨージャスコ」を通じてメガマートも展開していたが、展開エリアの分担を巡って利害が衝突するようになった事から現在は解消している。

自動車関連事業

株式会社ケーヨーは元々石油製品販売業から始まった会社ということもあり、現在でも子会社のカーライフケーヨーを通じてガソリンスタンドの経営を行っている。カーライフケーヨーは自動車販売も行っており、かつてはフォードの自動車販売店、フォードケーヨー(旧称:オートラマケーヨー)として営業していたが売れ行きが思わしくなく、2006年平成18年)8月末を以ってフォード車販売から撤退した。また、韓国現代自動車の輸入車販売店・ヒュンダイ千葉東店も経営していたが、こちらも2010年(平成22年)7月末を以て撤退。これにより、自動車販売事業からは完全に撤退した。かつて営業していた店舗は以下の通りである。

  • オートラマケーヨー宮野木店
  • オートラマケーヨー茂原店 - ケーヨーD2茂原店内にて営業していたが1994年(平成6年)に閉店。
  • フォードケーヨー花見川店 - ケーヨーD2花見川店の向かいで営業していたが2006年(平成18年)8月に閉店。
  • フォードケーヨー鎌取店 - ケーヨーD2鎌取店敷地内にて営業開始。後に移転し独立店舗となる。2003年(平成15年)4月中古車販売を主軸としたカーライフケーヨー鎌取店へ名称変更したが2007年(平成19年)3月末に閉店。
  • ヒュンダイ千葉東店 - ケーヨーD2八街店の隣接地にて2003年(平成15年)6月より営業を開始。元々はフォードケーヨー八街店の店舗であった。2010年(平成22年)7月に閉店。
  • また、現ケーヨーD2花見川店内ではカ-用品店であるオートプラザケーヨー花見川店が営業していた。

住宅の増改築施工事業

株式会社デイツーリフォーム - 1985年昭和60年)6月に増改築センターを穴川店内に開設してから1996年(平成8年)2月の分社化を経て、子会社(株)デイツーリフォーム(旧 増改築部門)として経営を続けてきたが、2008年(平成20年)7月14日をもって撤退・閉店した。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 会社概要:沿革(ケーヨーデイツー公式)
  2. 2.0 2.1 テンプレート:PDF(株式会社ケーヨープレスリリース、2009年6月30日
  3. お客様へお知らせ(ケーヨーデーツー公式)

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:日本のホームセンター

テンプレート:Asbox