Ĵ
テンプレート:Sidebar Ĵ、ĵ(ジョー)はエスペラントでラテン文字(アルファベット)の14番目(JとKの間)に加えて使われる文字である。
大文字はJの上にサーカムフレックスをつけて表す。小文字は、jの点をサーカムフレックスに換える。
音価は [[有声後部歯茎摩擦音|テンプレート:IPA2]]。エスペラントでは テンプレート:IPA2 と テンプレート:IPA2 を区別する。日本語(共通語)にはこの区別がない(日本語のぢゃ行はじゃ行と発音が等しく、一部の方言などを除いては区別されない)が、便宜的に テンプレート:IPA2 をヂャ行で、テンプレート:IPA2 をジャ行で書き分けることがある。
HTML文書やwiki等を書くときに用いられる実体参照は大文字がĴ、小文字がĵとなる。詳しくはHelp:特殊文字を参照のこと。
英文タイプライターなどで表示できないときはH-方式でJh(jh)、X-方式でJx(jx)と代用表記する。
エスペラントでは「Ĥ」に次いで使用頻度の低い文字である[1]。接尾辞の -aĵ- のつく語が一定数ある(例: glaciaĵo 「アイスクリーム」< glacio 「氷」、novaĵo 「ニュース」 < nova 「新しい」)ほか、Unua Libro には ĵeti 「投げる」、ĵuri 「誓う」、ĵaŭdo 「木曜」の3語があり、エスペラントの基礎ではこれに ĵus 「ちょうど」、ĵongli 「ジャグリングする」、deĵori 「当番を勤める」、ĵaluza 「妬ましい」が加わった。新しい借用語では、もとの綴りに j が使ってあると、もとの発音が テンプレート:IPA2 であるか テンプレート:IPA2 であるかを問わず ĵ を使う傾向がある。例: ĵurnalo 「新聞」、ĵazo 「ジャズ」、ĵudo 「柔道」、piĵamo 「パジャマ」。
「Ĝ」と「Ĵ」の最小対は、aĝo 「年齢」と aĵo 「もの」がほぼ唯一のものである。
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
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Ĵ | テンプレート:FormattingError | 1-10-60 | &#xテンプレート:Dec to hex; Ĵ
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ĵ | テンプレート:FormattingError | 1-10-66 | &#xテンプレート:Dec to hex; ĵ
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関連項目
脚注
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A | B | C | Ĉ | D | E | F | G | Ĝ | H | Ĥ | I | J | Ĵ | K | L | M | N | O | P | R | S | Ŝ | T | U | Ŭ | V | Z |
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