納内駅
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納内駅(おさむないえき)は、北海道深川市納内町字納内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA25。
かつては急行「かむい」が停車していた。現在は無人駅となっている。
駅構造
2面2線の相対式・島式ホームを持つ地上駅。2番のりばとは跨線橋で結ばれている。かつては2面3線であったが、芦別線・待避用に設けた中線(現:島式ホームの南側で撤去済み)及び深川寄りの蝦名林業(現在は廃業)への木材搬入用に設置されていた貨物用の側線・北側の貨物用側線が撤去されており、その後踏切も南側へ数メートル程度移設されている。現在の駅舎は旧駅舎を取り壊した上で1999年(平成11年)に新築されたもので、待合室のほか深川市役所納内支所や多目的ホールを併設している。
旧駅舎が存在していた頃は、簡易委託駅として駅舎前の商店で乗車券(近距離乗車券は硬券、長距離乗車券は常備券)を販売していた時期もあったが、新駅舎が建設される前に完全な無人駅となっている。
- のりば
1 | ■函館本線 | 深川・滝川・岩見沢・札幌方面 |
2 | ■函館本線 | 旭川方面 |
駅周辺
- 深川市役所納内支所(駅舎に併設)
- 深川警察署納内駐在所
- 納内郵便局
- 北空知信用金庫納内支店
- きたそらち農業協同組合(JAきたそらち)納内支所
- クラーク記念国際高等学校
- 空知中央バス「納内」バス停
- 北海道道916号湯内内園線
歴史
- 1898年(明治31年)7月16日 - 北海道官設鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1905年(明治38年)4月1日 - 鉄道作業局(国有鉄道)に移管
- 1969年(昭和44年)10月1日 - 当駅 - 伊納間線路付け替え(神居古潭駅廃止)。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1999年(平成11年) - 駅舎改築。