豊頃町

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テンプレート:Infobox 豊頃町(とよころちょう)は、北海道十勝総合振興局管内の中川郡にある町。

町名の由来は、アイヌ語の「トエコロ」(大きなフキが生えていたところ)から。 十勝川河口に位置する十勝地方発祥の地。 ハルニレの木が町のシンボルとなっている。

地理

十勝総合振興局東部に位置、十勝川河口を有し、太平洋に面する。 十勝川流域及び太平洋沿岸部は平地で、その他の地域は丘陵地帯。

隣接している自治体

人口

テンプレート:人口統計

歴史

  • 1798年(寛政10年)頃から大津地区に番屋駅逓が設置された。また十勝地方開拓アイヌとの交易の拠点ともなった。
  • 1880年(明治13年) 大津外4郡戸長役場が設置される。
  • 1893年(明治26年) 大津に中川郡各戸長役場が設置される。
  • 1899年(明治32年) 中川郡旅来を除く豊頃外13か村が大津戸長役場から分かれる(中川郡豊頃村安骨村戸長役場が設置される)
  • 1906年(明治39年) 二級町村制が施行され、豊頃村となる。
  • 1955年(昭和30年) 大津村の一部を編入。
  • 1965年(昭和40年) 町制施行、豊頃町となる。
  • 2000年(平成12年) 開町120年記念式典が挙行される。

経済

産業

農業(畑作)、酪農漁業が盛ん。 畑作では馬鈴薯テンサイ小麦大根などを生産。 大津漁港を拠点とする漁業では、サケカニホッキ貝シシャモなどが獲れる。

立地企業

農協・漁協

  • 豊頃町農業協同組合(JA豊頃町)
  • 大津漁業協同組合

郵便局

  • 豊頃郵便局(集配局)
  • 豊頃駅前郵便局
  • 大津郵便局
  • 二宮簡易郵便局
  • 十弗簡易郵便局

公共機関

警察

姉妹都市・提携都市

姉妹都市

教育

  • 高等学校
    • なし
  • 中学校
    • 豊頃
  • 小学校
    • 大津
    • 豊頃(旧豊頃小を廃止し、2007/04に新たに設置)

閉校された学校

  • (旧)豊頃小学校 2007/03
  • 茂岩小学校 2007/03
  • 礼文内小学校
  • 統内小学校
  • 二宮小学校
  • 報徳小学校
  • 旅来小学校
  • 長節小学校
  • 礼文内中学校

交通

空港

鉄道

バス

かつては帯広 - 浦幌間の路線バス(十勝バス)や帯広 - 釧路間の特急すずらん号(十勝バス・くしろバス)が町内に停車していたが、2011年(平成23年)4月1日までに廃止されて以降路線バスは設定されていない。

なお、代替手段として、2011年7月から1年間、豊頃交通による予約制乗合タクシーの試験運行が予定されている[1]

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

道指定

  • 絵馬カムイノミの図 - 大津稲荷神社蔵
  • 大津海岸トイトツキ浜野生植物群落
  • 大津海岸長節湖畔野生植物群落

町の文化財

  • 二宮尊親の書「修学習業」
  • 二宮尊徳の紋付羽織 - 報徳二宮神社蔵
  • 二宮尊徳の直筆「道歌」 - 報徳二宮神社蔵
  • 二宮尊徳の書「遂終」
  • 二宮獅子舞神楽 - 二宮郷土芸能保存会
  • 礼文内第2チャシコツ
  • 旅来Aチャシコツ
  • 旅来Bチャシコツ
  • ハルニレ - 2件
  • 湧洞湖畔野生植物群落

レジャー

観光

  • 十勝ロイヤルホテル
  • 大津・長節原生花園
  • ハルニレの木 町のシンボル(写真絵本『はるにれ』のモデルにもなった)
  • 小川の滝

祭り

その他

出身有名人

脚注

  1. バス代わり 予約タクシー 豊頃北海道新聞2011年6月24日。

外部リンク

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