ソニックシリーズ
テンプレート:コンピュータゲームシリーズ 『ソニックシリーズ』(SONIC Series)は、セガの看板キャラクターであるソニック・ザ・ヘッジホッグ(通称:ソニック)が主人公(一部作品を除く)のアクションゲームのシリーズ。
概要
音速で走ることができる青いハリネズミのソニックを操作して、起伏に富み、ループなども設けられているステージをジェットコースターのように駆け抜ける高速アクションゲームである。任天堂のスーパーファミコン(SFC)に対抗するための戦略商品として、 メガドライブ(MD)の機能、特に高速な描画処理能力を生かしたゲームデザインであった。当初は耳の長いウサギのキャラクターを操作するアクションゲームを考えていた、というエピソードもある。また、当初よりプレイヤーキャラクターがボール状に変化するギミックなども考えられていた。
また、初期MD版の『2』~『3』の一部のステージは、擬似的ではありながらもスプライトを効果的に用いた3Dアクションのミニゲームが収録されており、近年の三人称3Dアクションの元祖とも言える。
自社ハードを代表するキラータイトルの2Dアクションゲームの開発という事で、当時開発の中核にいた中裕司は『スーパーマリオブラザーズ』を徹底的に研究し、改めてその完成度の高さに驚愕したと語っている。その際に単純なマリオのコピーではなく、ハードの性能を活かした高速描画をゲームシステムに組み込む事を考え、一瞬先の画面も見えないスピード感を演出する「高速スクロール」を発案した。
高速で疾走するため敵などとの衝突も多いが、アイテムのリングを1枚でも持っていれば即死はせず、また被ダメージ時には保有したリングが飛び散るので急げば少量ながら回収できる。これらによりミスによるストレスを緩和している。
このスピード感やゲームバランスが見事に『マリオシリーズ』と一線を画す事に成功し、マリオがコインやキノコを集め、一歩一歩慎重に進めるのに対し、ソニックは高速移動で制御が難しいという難点を、どの角度から敵に突撃しても良い攻撃方法にすることによって若干アバウトな操作でも走る足を緩めることなく突き進むことを可能とした点において大きな違いがある。
MD版の1、2、3、ナックルズ、GG版1、2、テイルス1、2、Tアドベンチャー、Gソニック、NGP版ポケットアドベンチャー、メガ・ジェムズコレクション(全機種)、4(全機種)のセガロゴには、CMでおなじみであった「セーガー」という音声合成が入る。
第1作目のメインプログラマは現在株式会社プロペの代表取締役社長を勤める中裕司、1作目と2作目のBGMはDREAMS COME TRUEの中村正人により作曲された。加えて、1作目発売と同時期に出回り始めたNEW UFOキャッチャーには、筐体の至る所にソニックのイラストが配され、BGMもほぼそのまま利用されている。
同ソフトの発売以降、ソニックはセガの看板キャラクターとして位置付けられ、多くのシリーズ作品が制作されている。また、2003年4月から2004年3月まで、ソニックを主人公に据えたテレビアニメーション『ソニックX』も放送された。
『マリオシリーズ』への対抗として生まれたソニックシリーズであるが、2007年から2008年にかけて発売された『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』シリーズで『マリオシリーズ』との競演が行われた。下記のように、後に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズX』でもマリオに限らず任天堂のさまざまなキャラクターと競演している。
一時期、ニンテンドーゲームキューブ(GC)ソフトとして開発されていた『大乱闘スマッシュブラザーズDX』へのキャラクター参戦も噂となったが、セガが任天堂に参戦を依頼したときには既にゲームが完成していたため、ソニックの『スマブラDX』出演は実現しなかった。しかし2007年10月、Wii用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズX』において、ソニックの初参戦が発表された。任天堂以外のメーカーのゲームキャラが同シリーズへ参戦するのは、コナミの『メタルギアソリッド』のキャラクター、ソリッド・スネークに続いて二例目となる。余談だが、スネークはソニックのことを「なぜだか気に入らない」と発言している。テンプレート:要出典範囲
2011年にはシリーズ誕生20周年を記念し、過去のシリーズのBGMなどを収録したCDの販売や現在のソニックと昔のソニックが共演を果たす『ソニック ジェネレーションズ』が発売。さらに2012年にソニックのねんどろいどが発売。
2013年に映画『シュガー・ラッシュ』にソニックとエッグマンがゲスト出演。同年の10月に『Nintendo Direct』にてソニックが『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』への参戦が発表された。任天堂以外のメーカーであるカプコンのロックマンに続いて二人目にあたるが、任天堂以外のゲームキャラクターが続投するのはソニックが初めて。『ソニック ロストワールド』ではDLC用の追加コンテンツで『ヨッシーアイランド』のヨッシー、『ゼルダの伝説』のリンクとのコラボが実現した。
Culturellement Geek.comの記事によるとソニックシリーズ累計のソフト販売本数は2012年9月の時点で1億132万本[1]。
評価
日本市場においてはそこそこの成功に留まっているが、海外での評価は極めて高く、特に米国市場では爆発的なヒットを記録してきた。 マクドナルドのハッピーミールにソニック達のグッズが登場した際には4,000万個の景品が即座に品切れとなる程の大人気となり、Qスコア(米国の子供人気調査)では、ハリウッドスター・スーパースターに続いて人気度第3位を獲得。架空のキャラクターの中では実質的に一番人気となり、GENESIS(メガドライブの現地名)がSuper NES(スーパーファミコンの現地名)と対等に渡り合う原動力となった。
1996年には英国の歴史的フィルムや番組が保存される国立保管所「ナショナル・フィルム・アンド・テレビジョン・アーカイブ」に、テレビゲームのキャラクターとしては初めて保管された。2008年に英国新聞会社大手「デイリー・テレグラフ」による、最も好きなゲームキャラクターの調査でも堂々の第一位を獲得するなど、海外でのソニック人気の高さは未だ衰えを見せていない。新発見された遺伝子にソニック・ヘッジホッグという名前が付けられたというエピソードからも、海外におけるソニック人気が伺える。
2003年に製作されたテレビアニメ『ソニックX』も世界中で放送されて人気を博した。日本ではテレビ東京で全52話が放送された。欧米諸国では日本で放送された52話に加え、新たな26話のエピソードが放送された。この26話の日本での放送はしばらく未定とされていたが、2009年8月6日に東京ムービーONLINEなどの配信サイトで配信した(テレビでは未放送)。
キャラクター
カオスエメラルドとマスターエメラルド
本シリーズの根幹を担う宝石状の物体で、カオスエメラルドは拳大で7つ、マスターエメラルドは大型で1つ。
それ自体が強大なエネルギー媒体として機能するが、カオスエメラルドは所持した者の感情を媒介にして更なるエネルギーを引き出す他、時には時間や次元を跳躍する機能を持つ。マスターエメラルドはカオスエメラルドが制御不能レベルまでエネルギーが増幅するのを防ぐためのリミッターとしての役割を持ち、その機能を発現するためには呪文「行うもの 其は七つの混沌 混沌は力 力は心によりて力たり 抑えるもの 其は混沌を統べるもの」を唱える必要がある。
シリーズ作品
アクションゲーム本編
タイトル | 発売日 | ハード |
---|---|---|
ソニック・ザ・ヘッジホッグ | 1991年7月26日 | MD |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 | 1992年11月21日 | MD |
ソニック・ザ・ヘッジホッグCD | 1993年9月23日 | MCD |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 | 1994年5月27日 | MD |
ソニック&ナックルズ | 1994年10月18日 | MD |
ソニックアドベンチャー | 1998年12月23日 | DC |
ソニックアドベンチャー2 | 2001年6月23日 | DC |
ソニック ヒーローズ | 2003年12月30日 | PS2、GC、Xbox |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ | 2006年12月21日 | XB360、PS3 |
ソニック ワールドアドベンチャー | 2008年12月18日 | Wii、XB360、PS3 |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI | 2010年10月12日 | Wii、XB360、PS3 |
ソニック カラーズ | 2010年11月18日 | Wii、DS |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードII | 2012年5月16日 | XB360、PS3 |
ソニック ロストワールド | 2013年10月24日 | Wii U、3DS |
アクションゲーム
タイトル | 発売日 | ハード |
---|---|---|
ソニック&テイルス | 1993年11月19日 | GG |
ソニック&テイルス2 | 1994年11月11日 | GG |
Gソニック | 1996年12月13日 | GG |
ソニック3D フリッキーアイランド | 1999年10月14日 | SS |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ ポケットアドベンチャー | 2000年5月25日 | NGP |
ソニックアドバンス | 2001年12月20日 | GBA |
ソニックアドバンス2 | 2002年12月19日 | GBA |
ソニックアドバンス3 | 2004年6月17日 | GBA |
ソニック ラッシュ | 2005年11月23日 | DS |
ソニックと秘密のリング | 2007年3月15日 | Wii |
ソニック ラッシュ アドベンチャー | 2007年10月18日 | DS |
ソニックと暗黒の騎士 | 2009年3月12日 | Wii |
ソニック ジェネレーションズ 白の時空 | 2011年12月1日 | XB360、PS3 |
ソニック ジェネレーションズ 青の冒険 | 2011年12月1日 | 3DS |
ソニック トゥーン | 2014年予定 | Wii U、3DS |
レースゲーム
タイトル | 発売日 | ハード |
---|---|---|
ソニック ドリフト | 1994年3月18日 | GG |
ソニック ドリフト2 | 1995年3月17日 | GG |
ソニックR | 1997年12月4日 | SS |
ソニックライダーズ | 2006年2月23日 | PS2、GC、Xbox |
ソニックライダーズ シューティングスターストーリー | 2008年1月17日 | Wii |
ソニック フリーライダーズ | 2010年11月20日 | XB360 |
ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド | 2014年5月15日 | PS3、Wii U |
その他ジャンル
タイトル | 発売日 | ハード |
---|---|---|
ソニック・スピンボール | 1993年12月10日 | MD |
ソニックラビリンス | 1995年11月17日 | GG |
ソニックシャッフル | 2000年12月21日 | DC |
ソニックピンボールパーティー | 2003年7月17日 | GBA |
ソニックバトル | 2003年12月4日 | GBA |
ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者 | 2009年8月6日 | DS |
スピンオフ作品
タイトル | 発売日 | ハード |
---|---|---|
カオティクス | 1995年4月21日 | 32X |
テイルスのスカイパトロール | 1995年4月28日 | GG |
テイルスアドベンチャー | 1995年9月22日 | GG |
シャドウ・ザ・ヘッジホッグ | 2005年12月15日 | PS2、GC、Xbox |
クロスオーバー作品
タイトル | 発売日 | ハード |
---|---|---|
マリオ&ソニック AT 北京オリンピック | 2007年11月22日 | Wii、DS |
マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック | 2009年11月5日 | Wii、DS |
マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック | 2011年12月8日 | Wii、3DS |
マリオ&ソニック AT ソチオリンピック | 2013年12月5日 | Wii U |
シリーズ作品年表
1991年〜1996年(MD、GG、他)
MD版の2作目から2本シッポのキツネの「マイルス・パウアー」(通称テイルス)、3作目から紅一点のエミー・ローズ(昔はロージー・ザ・ラスカル) と ソニックの対抗兵器として生み出されたロボット、メタルソニック、4作目からハリモグラ(英語でEchidna)の「ナックルズ・ザ・エキドゥナ(昔はナックルズ・ザ・エキドナ)」が登場した。また、カオスエメラルドを全て集めてリングを50枚取ることで、ソニックが全身黄色で無敵状態のスーパーソニックに変身できるようになったのも2作目からである。1作目と2作目は同名タイトルでセガの携帯ゲーム機GG版も発売されたが内容が異なる。
また、『ソニック&ナックルズ』は単独でもプレイできるが、カートリッジの上部に別のカートリッジをもうひとつ装着できる「ロックオン・システム」が採用されており、『ソニック1』や『ソニック2』や『ソニック3』やそれ以外のMD用カートリッジを装着すると隠し要素が現れる。
1991年稼動のAC版『わくわくソニックパトカー』ではソニックの声は古川登志夫であり、1993年稼動のAC版『セガソニック ポップコーンショップ』と『セガソニック・ザ・ヘッジホッグ』では草尾毅が担当した。エッグマンの声は佐藤正治が全て担当した。
- 1991年
- 7月26日 - MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売
- 記念すべき第一作。ソニックの操作は、十字キーで動かす他はジャンプのみというシンプルな操作感覚が受け入れられた。WiiのバーチャルコンソールやXbox 360のXbox Live Arcade、PS3用、ipod用にitunesでも配信されている。
- メガドライブでは不可能とされた回転・縮小の画面効果を、ハードの機能ではなくソフトの機能でやり遂げた初のソフトである。
- 本体同梱版を含め、全世界累計で1,500万本以上を出荷した。
- CMでソニックの声は古川登志夫が担当していた。
- 12月28日 - GG版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売
- 内容はMD版とは別物。スペシャルステージは普通のステージとなっている。Wiiのバーチャルコンソールでも配信される。(ただし、海外版のマスターシステムで配信される)
- この他、MDのメガモデムを使用した「ゲーム図書館」配信タイトルとして落ち物パズル『テンプレート:日本語版にない記事リンク』が配信。後にセガゲーム本舗でも配信された[1]。
- 7月26日 - MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売
- 1992年
- 11月21日 - MD版、GG版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』同時発売
- テイルス初登場で2人同時プレイが可能(テイルスのみの操作も可能)。ソニックのアクションにスピンアタックが追加し、シリーズ初の対戦モードが搭載された。GG版ではOPでテイルスが誘拐され、ソニックの一人旅で進む。Wiiのバーチャルコンソールにて配信。
- 全世界累計での販売本数は603万本。
- 11月21日 - MD版、GG版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』同時発売
- 1993年
- 4月 - AC版『セガソニック ポップコーンショップ』稼働開始
- ソニックと一緒に作るポップコーンマシン。味はカレー風味・バター風味・塩風味の3種類ある。
- 6月 - AC版『セガソニック・ザ・ヘッジホッグ』稼働開始
- マイティー、レイが初登場。レイはこのゲームにしか登場していない。マイティーは後に『カオティクス』に登場。
- 9月23日 - MCD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』発売
- 11月19日 - GG版『ソニック&テイルス』発売
- GG版で初めてテイルスが使用出来たが初心者向けのキャラであり、ソニックでなければ真のエンディングは見られない。
- 12月10日 - MD版『ソニックスピンボール』発売
- ソニックを球として使ったピンボール。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されている。全世界累計販売本数はおよそ100万本。
- 4月 - AC版『セガソニック ポップコーンショップ』稼働開始
- 1994年
- 3月18日 - GG版『ソニック ドリフト』発売
- ソニックのキャラを使ったレースゲーム。
- 5月27日 - MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』発売
- ナックルズ初登場(対戦モードのみ操作可能)。容量の問題で後編が割愛され、『ソニック&ナックルズ』に分けられた。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されている。ノンクレジットながらマイケル・ジャクソンが楽曲提供をしており[2]、全世界累計販売本数は176万本。
- 8月 - PICO版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ ゲームワールド』発売
- 10月18日 - MD版『ソニック&ナックルズ』発売
- 事実上『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の後編扱い。ナックルズが操作キャラとして使用可能だが、テイルスは登場せず使用不可能。ロックオンシステムを搭載している。ソニック3を挿すことでセーブ可能になり、テイルスも使用可能になる等、一つのゲームになった状態(『ソニック3&ナックルズ』へタイトルが変わる)でプレイできる。単純に前・後編互いの要素が組合わさり単体だけではそれぞれ出来なかった要素もあるのでかなりボリュームのある大作へ変貌する。全世界累計販売本数は182万本。
- 11月11日 - GG版『ソニック&テイルス2』発売
- GG版でナックルズが初登場。
- 3月18日 - GG版『ソニック ドリフト』発売
- 1995年
- 3月17日 - GG版『ソニック ドリフト2』発売
- レースゲーム。前作からキャラが増えた。
- 4月21日 - スーパー32X(32X)版『カオティクス』発売
- 番外編。ナックルズが主役。ベクター、エスピオ、チャーミーが初登場。この3人は、後の『ソニック ヒーローズ』で再登場した。
- 4月28日 - GG版『テイルスのスカイパトロール』発売
- 名前通りテイルスを操ってステージをクリアしていく。
- 9月22日 - GG版『テイルスアドベンチャー』発売
- テイルスが主役。彼がソニックと出会う前の話。
- 11月17日 - GG版『ソニックラビリンス』発売
- ジャンプが不可能。ローリングダッシュをメインにして進んでいく。
- 3月17日 - GG版『ソニック ドリフト2』発売
- 1996年
- 5月 - AC版『ソニック・ザ・ファイターズ』稼働開始
- 8月9日 - PC版『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ・ザ・スクリーンセーバー』発売
- 海外版の『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』を移植した作品。そのため、BGMやOP曲&ED曲が日本版とは異なる。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ・ザ・スクリーンセーバー』はソニックのイラストなどが見られる。また、海外のイラストも収録されている。
- 12月13日 - GG版『Gソニック』発売
- ソニックとナックルズが共闘し、エッグマンに立ち向かう。3Dを思わせる画面をしていた。
1997年〜2001年前期(SS、DC、他)
3D操作が可能な作品が登場する。SS版の『ソニック ジャム』では、MD版の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズがすべてプレイできる。
1998年発売のDC版『ソニックアドベンチャー』では初の3Dアクションになっており、ここから家庭用ゲーム機版などにおいてもソニック達に声優がついた。また、キャラデザインも現在の形に変更。
- 1997年
- 2月14日 - PC版『ソニック&ナックルズ コレクション』発売
- 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』及び『ソニック&ナックルズ』の移植作。ロックオンシステムを再現している。
- 6月20日 - SS版『ソニック ジャム』発売
- MDで出た『ソニック1』、『ソニック2』、『ソニック3』、『ソニック&ナックルズ』を移植。イラストやキャラクターのデータなども観覧できる。
- 12月4日 - SS版『ソニックR』発売
- レースゲーム。GGのソニックドリフトとの違いは、一部キャラを除いて生身で走る事。メタルナックルズなどこのゲームにしか登場しないキャラクターもいる。発注ミスでBGMの大半がボーカル曲になるという珍事が発生。
- 2月14日 - PC版『ソニック&ナックルズ コレクション』発売
- 1998年
- 1999年
- 10月14日 - SS版『ソニック3D フリッキーアイランド』、DC版『ソニックアドベンチャー インターナショナル』発売
- 『ソニックアドベンチャー インターナショナル』は『ソニックアドベンチャー』の追加要素を付属したゲーム。『ソニック3D フリッキーライランド』は、海外版の『ソニック3Dブラスト』を日本版にアレンジした作品。3Dのマップでソニックを動かしていく。
- 10月14日 - SS版『ソニック3D フリッキーアイランド』、DC版『ソニックアドベンチャー インターナショナル』発売
- 2000年
- 2001年前期
- 6月23日 - DC版『ソニックアドベンチャー2』発売
- 3DACT。ソニック生誕10周年作品。シャドウ、ルージュ、オモチャオが初登場。ヒーローサイドとダークサイドをプレイしていき、二つともクリアするとラストエピソードが出現する。
- 6月23日・24日の2日間に限りシリーズ10周年記念限定版が発売。通常版は25日からの発売となった。
- 100万本以上を売り上げた。
- この作品がセガのハード専用で発売された最後のソフトになった。
- 6月23日 - DC版『ソニックアドベンチャー2』発売
2001年後期〜2006年前期(GBA、GC、PS2、Xbox、他)
この時代から現在のような任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフトなどのハード専用のソフトが登場するようになる。
『ソニック メガコレクション』、『ソニック ジェムズ コレクション』では過去のソニックシリーズのゲーム、あるいは日本未発売のゲームがプレイできる。
- 2001年後期
- 12月20日 - GBA版『ソニックアドバンス』、GC版『ソニックアドベンチャー2 バトル』発売
- 初の任天堂製ハードでの登場(セガ発売による他社ハード向けソニック作品としても最初である)。『ソニックアドバンス』はMD時代の2DACTを彷彿させる作りになっている。全世界累計販売本数は224万本。
- 『ソニックアドベンチャー2 バトル』はDC版の追加要素付きの移植作。2作品ともソニック生誕10周年作品。全世界累計販売本数は256万本。
- 12月20日 - GBA版『ソニックアドバンス』、GC版『ソニックアドベンチャー2 バトル』発売
- 2002年
- 12月19日 - GBA版『ソニックアドバンス2』、GC版『ソニック メガコレクション』発売
- 『ソニックアドバンス2』はクリームが初登場。全世界累計販売本数は180万本。
- 『メガコレクション』は過去作の移植詰め合わせ。全世界累計販売本数は205万本。
- 12月19日 - GBA版『ソニックアドバンス2』、GC版『ソニック メガコレクション』発売
- 2003年
- 6月19日 - GC版『ソニックアドベンチャーDX』発売
- DCで出た『ソニックアドベンチャー』に追加要素、グラフィックの改善を施した移植作品。ある条件をクリアしていく事で今まで発売されたGG作品全て(日本未発売作品を含む12作品)が遊べる様になる。一本のタイトルにGG作品が全て収録されているのは現在この作品のみ。全世界累計販売本数は127万本。
- 7月17日 - GBA版『ソニックピンボールパーティー』発売
- 12月4日 - GBA版『ソニックバトル』発売
- 対戦アクション。ソニック達が謎のロボット、エメルを巡って戦う。
- 12月18日 - PC版『ソニックアドベンチャーDX』発売
- 『ソニックアドベンチャーDX』の移植作品。
- 12月30日 - PS2、GC、Xbox、PC版『ソニック ヒーローズ』発売
- 3DACT。スピードタイプ・パワータイプ・フライタイプの三人を使い分けて進んでいく。オメガ初登場。全世界累計販売本数はPS2版が296万本でGC版が160万本、Xbox版は90万本。
- 6月19日 - GC版『ソニックアドベンチャーDX』発売
- 2004年
- 6月17日 - GBA版『ソニックアドバンス3』発売
- ソニックだけでなく、パートナーとタッグを組んで進む。全世界累計販売本数は140万本。
- 12月9日 - PS2、Xbox版『ソニック メガコレクション プラス』発売
- 主にMD時代のソニックを詰め合わせで移植。他にもGC版には収録されていなかった6本のGGのゲームも遊べる。全世界累計販売本数はPS2版が290万本で、Xbox版が91万本。
- 6月17日 - GBA版『ソニックアドバンス3』発売
- 2005年
- 8月11日 - PS2、GC版『ソニック ジェムズ コレクション』発売
- 『ソニックCD』、『ソニックR』など、『ソニック メガコレクション』で収録されなかった『ソニックシリーズ』を遊べる。また、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ・ザ・スクリーンセーバー』に収録されていたイラストなどが収録。
- 11月23日 - DS版『ソニック ラッシュ』発売
- 2DACT。ブレイズ、エッグマンネガが初登場。シリーズ初の上下ニ画面を利用したシステムになっている。全世界累計販売本数は306万本。
- 12月15日 - PS2、GC、Xbox版『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』発売
- シャドウが主役のスピンオフ作品。彼の記憶について追求していくのが目的。ステージごとにヒーローミッション、ダークミッション、ノーマルミッションがあり、どのミッションをクリアするかによってストーリーが変わる。全10個あるエンディングを見ると、ラストエピソードがプレイできるようになる。
- ここから一部収録されているムービーが3DGCにより綺麗になった。
- 8月11日 - PS2、GC版『ソニック ジェムズ コレクション』発売
- 2006年前期
2006年後期〜2010年(Xbox 360、PS3、Wii、他)
ハードの性能により、ゲーム画面や3DCGムービーなどがより美しくなった。Xbox 360で過去のMD版のダウンロード配信が開始した。また、2007年から任天堂のゲームキャラクターマリオと共演するゲーム『マリオ&ソニックシリーズ』、2010年に『ソニック&ナックルズ』からの続編が登場。
- 2006年後期
- 12月21日 - Xbox 360、PS3版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売
- 3DACT。ソニックが生誕15周年を迎えたので、「原点回帰」をテーマに開発された。シルバーが初登場。
- 主題歌はDREAMS COME TRUE、ムービー製作は白組が担当。全世界累計販売本数はXbox 360版が97万本でPS3版が109万本。
- 12月21日 - Xbox 360、PS3版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売
- 2007年
- 3月15日 - Wii版『ソニックと秘密のリング』発売
- ソニックがアラビアンナイトの世界へ。操作にはWiiリモコンを使い、臨場感が溢れている。全世界累計販売本数は260万本。
- 10月18日 - DS版『ソニック ラッシュ アドベンチャー』発売
- 「サザン島」と呼ばれる南洋の島を舞台にソニック達が冒険に出る。マリンが登場。ニンテンドーWi-Fiコネクション対応。
- 3月15日 - Wii版『ソニックと秘密のリング』発売
- 2008年
- 1月17日 - Wii版『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』
- 『ソニックライダーズ』の続編。「星の聖櫃」と呼ばれる秘宝を巡り、バビロン盗賊団と戦う。海外では『ソニックライダーズ ゼログラビティ』というタイトルでPS2版もあったが、国内ではWiiのみで発売。ニンテンドーWi-Fiコネクションによって4人までの対戦やワールドランキングなどの機能がある。
- 12月18日 - Wii版『ソニック ワールドアドベンチャー』発売
- 1月17日 - Wii版『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』
- 2009年
- 3月12日 - Wii版『ソニックと暗黒の騎士』発売
- 8月6日 - DS版『ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者』発売
- ソニックシリーズ初の本格RPGゲーム。異次元空間「トワイライトケージ」からの使者マローダー一味と戦う。今回はナックルズがストーリーで重要な役割を握る。謎の戦士シェイドが登場。
- 2010年
- 10月12日 - PS3、Wii、iOS版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』発売(ダウンロード配信)
- 11月18日 - DS、Wii版『ソニック カラーズ』発売
- 新たなアクション「カラーパワー」で「レーザー」や「ドリル」などの高速アクションができる。DS版は2つの画面を使った2D視点、Wii版は3D視点になっておりストーリーや登場キャラクターなど内容も異なる。ウィスプとオーボット&キューボットが初登場。
- 11月20日 - Xbox 360版『ソニック フリーライダーズ』発売
- 『ソニックライダーズ』の新作。今回はコントローラーを使わない「Kinect」専用ソフトでありプレイヤーの動きに体感するアクションレースになっている。そのため機種はXbox 360のみ。
2011年〜(3DS、Wii U、他)
ソニック生誕20周年を記念した企画やメディアなど色々と発表された。HD(1080p)対応の作品が発売するようになる。
2012年にHD対応の『ソニックアドベンチャー2』や幻のキャラクターが操作できる『ソニック・ザ・ファイターズ』など過去の作品がダウンロード配信を開始した。
- 2011年
- 12月1日 - Xbox 360、PS3版『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』、3DS版『ソニックジェネレーションズ 青の冒険』発売
- 生誕20周年を記念して製作された作品。モダン(現在)ソニックとクラシック(過去)ソニックが共演する。
- 他にもテイルス、エッグマン、メタルソニックのクラシックバージョンと『ソニックアドベンチャー』以前の敵キャラクターが再登場する。
- 機種によってストーリーやステージ構造が異なっている。また、白の時空のみMD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が収録されている。
- 12月1日 - Xbox 360、PS3版『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』、3DS版『ソニックジェネレーションズ 青の冒険』発売
- 2012年
- 5月16日 - Xbox 360、PS3、iOS、Android、Windows Phone 7版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードII』発売(ダウンロード配信)
- 『- エピソードI』の続編。『- エピソードII』は後編にあたり、テイルスとメタルソニックが登場する。Wii版は配信されない。
- 前作を購入済みにのみメタルソニックが主役『エピソードメタル』が追加される。
- 5月16日 - Xbox 360、PS3、iOS、Android、Windows Phone 7版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードII』発売(ダウンロード配信)
- 2013年
- 5月15日 - 3DS版『3D ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売(ダウンロード配信)
- ただの移植ではなく3D立体視に対応し、スピンダッシュができたり画面設定など多くの機能が追加されている。
- 10月24日 - 3DS、Wii U版『ソニック ロストワールド』発売
- 舞台は幻の大陸「ロストヘックス」。『ソニック カラーズ』にも登場したカラーパワー(ウィスプ)が新たな能力を追加して再登場。新たな敵「エッグマン六鬼衆」が登場。機種によって一部の内容は異なる。
- 今回は初心者用にソニックのスピードを操作しやすいように配慮している。
- 5月15日 - 3DS版『3D ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売(ダウンロード配信)
- 2014年
- 2014年冬発売予定 -Wii U、3DS版『ソニック トゥーン』
- 海外で放送予定の同名アニメとのクロスメディア作品。
- 2014年冬発売予定 -Wii U、3DS版『ソニック トゥーン』
日本未発売作品(SMS、MD、GG、PSP、他)
ここでは日本国内で発売されていないソニックシリーズのゲームを掲載する。なお、後に日本国内でオムニバスソフトなどに初収録されたものや、Wiiのバーチャルコンソールなどで移植されたものも含まれる。
- SMS版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
- 1991年発売。BGMを古代祐三が手がけている。後にゲームギアに逆移植され国内でも発売された。またWiiのバーチャルコンソールでもマスターシステム版として配信されている。
- SMS版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』
- 1992年発売。内容はゲームギア版と同一(ただし画面解像度は異なる)。1と同様にWiiのバーチャルコンソールでマスターシステム版として配信されている。
- GG、SMS版『ソニックスピンボール』
- MD版は日本でも発売されている。GG版は後に日本でも『ソニックアドベンチャーDX』や『ソニック ジェムズ コレクション』に収録された。
- MD、GG、SMS版『ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン』
- ソニックシリーズのキャラクターに置き換えた『ぷよぷよ』。登場キャラクターはエッグマンとその手下の12体のロボット達で、ソニックは登場しない。ぷよは「ビーン」と呼ばれ、カーバンクルは「ハスビーン」と呼ばれる。
- エッグマンのデザインは当時の海外のエッグマンであり、名前も「Dr.ロボトニック」だった。また、登場する12体のロボット達は欧米で放送されていたソニックのアニメオリジナルキャラクターである。
- 日本では、MD版がゲームキューブ版の『ソニック メガコレクション』に、GG版がゲームキューブ版『ソニックアドベンチャーDX』に収録され、後にPlayStation 2&Xbox版の『ソニック メガコレクション プラス』にはMD版とGG版の両方が同時収録された。
- SMS版『ソニック カオス』
- 1993年発売。Wiiのバーチャルコンソールで配信中。
- SMS版『ソニック ブラスト』
- 1996年ブラジルのみで発売。発売元はTecToy。
- MD版『ソニック3Dブラスト』
- 後に日本では1999年にセガサターン版『ソニック3D フリッキーアイランド』として新しい要素を追加して発売された。また、原作の方も日本で『ソニック メガコレクション』と『ソニック メガコレクション プラス』に収録されたほか、Wiiのバーチャルコンソールでも配信されている。
- PSP版『ソニック ライバルズ』(全世界累計販売本数は136万本)、『ソニック ライバルズ2』(同左132万本)
- DS版『ソニッククロニクル2(仮)』
- 『ソニッククロニクル』の続編として制作されていたが、制作会社がエレクトロニック・アーツに買収されたためその後詳細は不明。
- DS、Wii、PS3、Xbox 360、PC版『ソニック&セガ オールスターズ レーシング』
- ソニックシリーズのキャラクターや、セガの他のゲームのキャラクターなどが登場する。機種限定要素として、Wii版では「Mii」、Xbox 360版では「アバター(プレイヤーの分身)」と「バンジョー&カズーイ(マイクロソフト/レア社のキャラクター)」も登場する。
- 日本では未発売だが、2011年にiPhone・iPod touch・iPad版の『ソニック&セガオールスターズ レーシング』が配信された。価格は170円。
- 他にもXbox 360版では体験版のみでしかプレイできる術はない。
- 2012年に2作目にあたる『ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド』が発売。機種はxbox 360・PS3・PSV・Wii U版がある。今作ではマシンがトランスフォームをするのが特徴。日本では2014年に発売。
- ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の主人公ラルフとゲーム内で共演を果たす。
- Xbox 360、PS3版『ソニック アルティメット ジェネシスコレクション』
- 2009年発売。『セガジェネシスコレクション』(日本未発売)に収録されなかったタイトルが新たに追加したオムニバスソフト。ソニックシリーズの作品は勿論、セガが発売したメガドライブの作品が40作品以上も収録されている。PS3版の全世界累計販売本数は215万本で、Xbox 360版は124万本。
- DS版『ソニック クラシックコレクション』
- 2010年発売。メガドライブで発売されたソニックシリーズ4作品(1・2・3・ソニック&ナックルズ)が収録されている。
その他の作品
主にソニックシリーズのキャラクターが他のゲームに出演した作品は色々とあるが、実際に本人自体が出演しているのではなく、単に背景キャラやアイテムとしての出演など、名称のみなどの作品も多数ある。
クロスオーバー・スピンオフ作品
ここではソニックシリーズにおけるクロスオーバー・スピンオフ作品を掲載する。『マリオ&ソニックシリーズ』は日本ではすべて任天堂からの発売になっている。
- 2007年
- 11月22日 - Wii版『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』発売、任天堂(海外ではセガ)
- 2008年
- 1月31日 - Wii版『大乱闘スマッシュブラザーズX』発売、任天堂
- 2009年
- 11月5日 - Wii版『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』発売、任天堂(海外ではセガ)
- ソニックとマリオの三度目の共演作品。今回はカナダのバンクーバーを舞台にスキーやスケートなどの競技に挑戦する。バランスWiiボードに対応している。
- 新たにメタルソニックとシルバーがプレイヤーキャラクターとして参加。他にもルージュ、オメガ、ジェット、エッグマンネガが今回から挑戦者として登場する。
- 同年の11月19日にDS版が発売。DS版はタッチペンに対応した競技が登場する。「アドベンチャーツアーズ」が遊べる。
- 11月5日 - Wii版『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』発売、任天堂(海外ではセガ)
- 2011年
- 12月8日 - Wii版『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』発売、任天堂(海外ではセガ)
- ソニックとマリオの四度目の共演作品。2012年のロンドンオリンピックを舞台にしている。
- なお、今作のWii版では、『ソニックシリーズ』誕生20周年記念の一つになっている。
- 後に2012年3月1日に発売された3DS版は、内容が大幅に変更されている。
- 12月8日 - Wii版『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』発売、任天堂(海外ではセガ)
- 2013年
- 12月5日 - Wii U版『マリオ&ソニック AT ソチオリンピック』発売、任天堂(海外はセガ)
- 2014年
- 5月15日 - PS3、Wii U版『ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド』発売、セガ
- ソニックを始めとしたセガのゲームキャラクターが登場するアクションレースゲーム。日本ではPS3版とWii U版の2種類のみ。
- ディズニーの映画『シュガー・ラッシュ』の主人公であるラルフと共演を果たす。
- 夏(3DS)冬(Wii U) - 3DS、Wii U版『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』発売予定、任天堂
- 5月15日 - PS3、Wii U版『ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド』発売、セガ
ゲスト出演・関連作品
この部分ではソニックシリーズのキャラクター達がゲスト出演した作品やソニックリーズに関連した日本専用家庭用ゲームのみを表記する(ただし、海外用ソフト、PCなどのオンライン用ゲーム、DL配信での登場、名称のみ、アイテムなどでの登場は多数存在するので省略する)。
- 1984年
- AC版『フリッキー』発売、セガ
- ソニックシリーズに登場する動物達の一匹「フリッキー」が主人公の作品。ソニックシリーズのルーツのひとつといえる作品。多数移植されている。
- ソニックシリーズのソフトではGC版『ソニック メガコレクション』、PS2・Xbox版『ソニック メガコレクション プラス』に収録。
- AC版『フリッキー』発売、セガ
- 1991年
- AC版『ラッドモビール』発売、セガ
- ソニックがゲーム内でデビューした作品である。レースゲーム。運転席にソニックのキーホルダーが吊るされている。車内でよく揺れる。
- 後にSS版に移植され、タイトルも『ゲイルレーサー』になっている。
- AC版『ラッドモビール』発売、セガ
- 1992年
- 7月17日 - MD版『アイルトン・セナ スーパーモナコGP II』発売、セガ
- 「WORLD CHAMPIONSHIP」の「MASTER」モードと「SENNA GP」モードでソニックが登場している。
- 10月30日 - MCD版『プロ野球スーパーリーグCD』発売、セガ
- ロード画面にソニックが登場している。
- 7月17日 - MD版『アイルトン・セナ スーパーモナコGP II』発売、セガ
- 1994年
- 4月23日 -MCD版『ヘブンリーシンフォニー』発売、セガ
- ウィリアムズ・FW15C、「セガ・パークサーキット」、「ヨーロッパGP(ドニントンパーク)」にソニック、テイルスが登場している。
- これは1993年のF1世界選手権のウィリアムズ・ルノーのサブスポンサーがセガだったという事もある。
- 6月17日 - MD版『新創世記ラグナセンティ』発売、セガ
- 「アネモネ海岸」のどこかにソニックがいる。なお、ソニック本人に話かけることも可能。
- 4月23日 -MCD版『ヘブンリーシンフォニー』発売、セガ
- 1996年
- 11月22日 - SS版『クリスマスナイツ』発売、セガ
- 『ナイツシリーズ』のクリスマス限定作品『クリスマスナイツ』ではソニックが特別出演した。「ソニックモード」でソニックを操作できる。また、エッグマンもボスキャラとして登場しているが、パフィーのテクスチャの張り替えである。
- 12月21日 - SS版『ファイターズメガミックス』発売、セガ
- セガの対戦格闘ゲームの人気キャラが登場する作品。『ソニック・ザ・ファイターズ』からはバークとビーンの2人が参戦した。なお、ソニックはソニックチームの事情により参戦できなかった。
- 11月22日 - SS版『クリスマスナイツ』発売、セガ
- 1997年
- ルマン24
- タイトル通りル・マン24時間レースを題材としたレースゲーム。隠し車種としてソニックがバギーに乗ってレースに参戦する(ただしピットインすると犬に変化する)。もちろん実在の車ではなく、敵車としても一切登場しない。
- 1998年
- 1999年
- 11月11日 - DC版『チューチューロケット!』発売、セガ
- チャレンジモードのお題を全てクリアすると、オプションでチューチューの代わりにチャオにする設定ができる。だが、後に2001年に発売されたGBA版にはこの要素はなし。
- 12月2日 - DC版『バーチャストライカー2 ver.2000.1』発売、セガ
- ある条件を満たすとビーンが選手として登場する。
- 11月11日 - DC版『チューチューロケット!』発売、セガ
- 2001年
- 2002年
- 2月11日 - GC版『バーチャストライカー3 Ver.2002』発売、セガ
- ランキングモードでポイント20以上をためると隠しチーム「FC SONIC」として出現し、それに勝利すればソニックチーム(ソニック、テイルス、ナックルズ、エミー、エッグマン、それぞれ色違いのチャオ達)が対戦で使用可能になる。ちなみにソニック達はフォワードを担当。
- 2月11日 - GC版『バーチャストライカー3 Ver.2002』発売、セガ
- 2003年
- 10月9日 - GC版『ジャイアントエッグ 〜ビリー・ハッチャーの大冒険〜』発売、セガ
- ゲーム中に出てくる謎のタマゴを育てるとソニックが生まれてくる。他にもセガでおなじみのキャラクターも登場する。ソニックシリーズからはソニック、テイルス、ナックルズ、チャオが登場。
- 10月9日 - GC版『ジャイアントエッグ 〜ビリー・ハッチャーの大冒険〜』発売、セガ
- 2004年
- 11月11日 - PS2版『セガ スーパースターズ』発売、セガ
- セガを代表するキャラクターとして『ソニックシリーズ』からソニック、チャオ、シャドウが登場。ソニックのミニゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」とチャオの育成ゲームが収録されている。シャドウは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の難易度をすべてクリアすると出現する。
- 11月11日 - PS2版『セガ スーパースターズ』発売、セガ
- 2008年
- 2010年
- 11月25日 - DS版『歴史大戦ゲッテンカDS 天下一バトルロイヤル』発売、セガ
- 『歴史大戦ゲッテンカ』シリーズのゲームソフト。ソニックがゲスト出演。
- 11月25日 - DS版『歴史大戦ゲッテンカDS 天下一バトルロイヤル』発売、セガ
他にもXbox 360、PS3ソフト『SEGA Superstars Tennis』(日本未発売。ただし、xbox 360版の体験版を遊ぶことが可能)がある。
その他収録作品
ここではソニックシリーズのゲームが収録されていた作品を掲載する(ただし、北米版ジェネシス仕様の英語版である)。
- 2000年
- 6月23日 - PC版『セガアーカイブス フロム USA vol.1』発売、セガ
- ソニックシリーズのゲームは『ソニック スピンボール』が収録されていた。
- 7月14日 - PC版『セガアーカイブス フロム USA vol.2』発売、セガ
- ソニックシリーズのゲームは『ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン』が収録されていた。
- 9月22日 - PC版『セガアーカイブス フロム USA vol.3』発売、セガ
- ソニックシリーズのゲームは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』が収録されていた。
- 6月23日 - PC版『セガアーカイブス フロム USA vol.1』発売、セガ
- 2004年
- 9月9日 - TV接続型ゲーム機『メガドライブ プレイTV』発売、セガトイズ
- ソニックシリーズのゲームは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン』が収録されていた。
- 9月9日 - TV接続型ゲーム機『メガドライブ プレイTV』発売、セガトイズ
- 2005年
- 4月2日 - TV接続型ゲーム機『メガドライブ プレイTV2』発売、セガトイズ
- ソニックシリーズのゲームは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』が収録されていた。
- 4月2日 - TV接続型ゲーム機『メガドライブ プレイTV2』発売、セガトイズ
他にも日本未では発売だが『ドリームキャストコレクション』(ソニックアドベンチャー)『セガジェネシスコレクション』(ソニック1・ソニック2)などがある。
音楽
『ソニックシリーズ』の音楽はゲームミュージックには希少なロックに関連づけられたものが多く、その独自のサウンドが世界的に高い評価を得ている。
BGM
第一作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(1991年)』とその続編『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』は『DREAMS COME TRUE』の中村正人を中心に作曲された。そのうちの数曲はセガのUFOキャッチャーのBGMとしてもおなじみである。
『ソニックアドベンチャーシリーズ』『ソニックヒーローズ』『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』などの本編ストーリーのBGMは、ハードロックバンド『Crush 40』のJun Senoueを中心に作曲されている。近年のソニックのイメージを確立した曲調である。
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006年)』『ソニックワールドアドベンチャー』などの次世代ソニックシリーズは大谷智哉を中心に作曲されている。
そのほかに、床井健一、熊谷文恵、澤田朋伯、長沼英樹などが主に作曲に携わっている。
メインテーマソング
メインテーマやキャラクターテーマなどのボーカルソングを歌うアーティストには、元HARDLINEのジョニー・ジョエリや元TNTのトニー・ハーネルなど、かつてハードロック・ヘヴィメタルバンドのボーカルとして活躍していた海外のアーティストを起用することが多い。かつて参加したその他著名アーティストには、Zebraheadのアリ・ダバタビィ&マッティ・ルイス、DANGER DANGERのテッド・ポーリーなどがいる。
脚注
外部リンク
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