ビューティフルライフ
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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』(ビューティフルライフ ふたりでいたひび)は、2000年1月16日より3月26日まで毎週日曜日21:00 - 21:54に、TBS系列の「東芝日曜劇場」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は木村拓哉と常盤貴子。
目次
概要
腕はあるが人気のない美容師の男性と、難病に侵され車椅子での生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書の女性を描いたラブストーリー。平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%[1][2]と驚異的な数字をたたき出した。正式なタイトル表記は英語だが、新聞のラテ欄は英語が使えないため、カタカナ表記になった。第26回放送文化基金賞本賞受賞(1999年度)。
このドラマをきっかけに、バリアフリーという言葉が広く一般に知られるようになった。
このドラマで使われたオートバイであるヤマハ・TW200や、劇中で使用されたメーカー、オーエックスの車椅子、オペル・ヴィータのテンプレート:要出典範囲。実際にドラマ内でも、杏子たちが「ヴィータ」と発言したことがある(テレビドラマで登場している車の名前をセリフにすることは異例である)。
キャスト
主要人物
- 沖島 柊二(おきしま しゅうじ)〈27〉
- 演 - 木村拓哉(SMAP)
- 医師一家に生まれるも美容師を志した。有名店に勤め腕もあるのだが、客からの人気はない。
- 町田 杏子(まちだ きょうこ)〈27〉
- 演 - 常盤貴子
- 図書館司書。明るく前向きな性格。難病に冒され10年以上車椅子での生活を送っている。
町田杏子の関係者
- 田村 佐千絵(たむら さちえ)〈26〉
- 演 - 水野美紀
- 杏子の同僚で親友。杏子のよき理解者で柊二との恋を応援する。杏子の兄に思いを寄せている。
- 美山 耕三(みやま こうぞう)〈32〉
- 演 - 的場浩司
- ボランティアスタッフ。杏子が好きで何かとお節介を焼くが、本人には冷たくあしらわれる。
ホットリップ
- 岡部 巧(おかべ たくみ)〈23〉
- 演 - 池内博之
- 柊二の職場の後輩でアシスタント。柊二を慕い憧れている。スタイリストへの昇格を望む。
- 小沢 真弓(おざわ まゆみ)〈25〉
- 演 - 原千晶
- 柊二の同僚で元恋人。まだ柊二に未練があるようで杏子を毛嫌いし、ことあるごとに辛く当たる。
- 川村 悟(かわむら さとる )〈27〉
- 演 - 西川貴教
- 柊二と同期の人気美容師。柊二に一方的にライバル心を抱き、公私に渡り何かと邪魔を仕掛ける。
町田家
- 町田 正夫(まちだ まさお)〈33〉
- 演 - 渡部篤郎
- 杏子の兄。実家の酒屋で働く。鈍感で少々古臭い考えを持つが、妹の杏子を大切にしている。
- 杏子の父
- 演 - 河原崎建三
- 町田 久仁子
- 演 - 大森暁美
その他
- さつき〈27〉
- 演 - 小雪
- 柊二の大学時代の同級生でかつての想い人。現在夫と離婚調停中であり、街で偶然柊二と再会。
スタッフ
- 脚本 - 北川悦吏子
- 音楽 - 溝口肇
- 演出 - 生野慈朗、土井裕泰
- 主題歌 - B'z「今夜月の見える丘に」[3](作詞:稲葉浩志 / 作曲:松本孝弘 / 編曲:松本孝弘、稲葉浩志)
- 制作 - 貴島誠一郎
- 技術 - 島崎孝雄
- 演出補 - 山田康裕、坪井敏雄、加藤新、荒川修平
- 番宣 - 鈴木慎治
- 協力 - 緑山スタジオ・シティ、東通
- プロデュース - 生野慈朗、植田博樹
- プロデュース補 - 森雅之
- 製作著作 - TBS
放送日程
各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
第一話 | 2000年1月16日 | 車イスの恋 | 生野慈朗 | 31.8% |
第二話 | 2000年1月23日 | 二人の夢 | テンプレート:Color | |
第三話 | 2000年1月30日 | キスの夜 | 土井裕泰 | 28.6% |
第四話 | 2000年2月テンプレート:06日 | 会いたい | 30.6% | |
第五話 | 2000年2月13日 | 冷たい雨 | 生野慈朗 | 31.6% |
第六話 | 2000年2月20日 | 恋敵 | 31.0% | |
第七話 | 2000年2月27日 | 心の距離 | 土井裕泰 | 32.1% |
第八話 | 2000年3月テンプレート:05日 | 真実 | 29.7% | |
第九話 | 2000年3月12日 | 君の命 | 生野慈朗 | 32.5% |
第十話 | 2000年3月19日 | 恋しくて | 土井裕泰 | 32.9% |
最終話 | 2000年3月26日 | 未来へ | 生野慈朗 | テンプレート:Color |
平均視聴率 32.3%(関西地区は23.7%)(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
受賞
- 第26回放送文化基金賞本賞
- 第26回放送文化基金賞男優演技賞(木村拓哉)
- 第26回放送文化基金賞女優演技賞(常盤貴子)
- 第26回放送文化基金賞脚本賞(北川悦吏子)
- 第18回向田邦子賞(北川悦吏子)
- 第8回橋田賞(北川悦吏子)
- アジア・テレビジョン・アウォード(ドラマシリーズ部門)最優秀作品
- 第24回ドラマアカデミー賞最優秀作品賞
- 第24回ドラマアカデミー賞主演男優賞(木村拓哉)
- 第24回ドラマアカデミー賞主演女優賞(常盤貴子)
- 第24回ドラマアカデミー賞助演男優賞(渡部篤郎)
- 第24回ドラマアカデミー賞助演女優賞(水野美紀) ほか
関連書籍
- 北川悦吏子『ビューティフルライフ シナリオ』(2000年、角川書店)
- 北川悦吏子『車イスとハイヒール』(2000年、角川書店)
- 北川悦吏子『ビューティフルライフ』(2002年、角川文庫)
脚注
外部リンク
- ビューティフルライフ - TBS(2000年8月23日時点のアーカイブ)
- ↑ 民放連続ドラマ最高視聴率歴代3位の記録で、平成以降に放送されたドラマでは歴代2位(平成以降のドラマ視聴率歴代1位は2013年7月テンプレート:〜9月期に放送された同枠の『半沢直樹』。最高視聴率は42.2%)の記録である。
- ↑ 民放連続ドラマの最高視聴率が40%台となったのは1979年7月20日放送の『太陽にほえろ!』(日本テレビ)以来21年ぶり。今作以降、同枠で平均視聴率が40%超えたのは『半沢直樹』(2013年9月22日放送)、他局のドラマも含めると『家政婦のミタ』(日本テレビ、2011年12月21日放送)の2作のみ。
- ↑ 当初このドラマのために作られたものは「RING」であったが、ドラマの雰囲気に合わないということでボツとなり、改めて作られたものである。なお「RING」は同年シングルリリースされた。