小鳥谷駅
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テンプレート:駅情報 小鳥谷駅(こずやえき)は、岩手県二戸郡一戸町小鳥谷字中屋敷にある、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線の駅である。
歴史
- 1891年(明治24年)9月1日 - 日本鉄道東北本線の駅として開業(一戸駅開業まではSL用転車台があった)。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道が国有化。国有鉄道に移管。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
- 1992年(平成4年) - 簡易委託中止、無人化。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 東北新幹線八戸延伸に伴い、東日本旅客鉄道より分離されたIGRいわて銀河鉄道の駅となる。委託駅として有人化。
- 2004年(平成16年)4月11日 - 農産物直売所「ニコニコ駅こずや」オープン。
- 2009年(平成21年)3月14日 - ダイヤ改正により、一戸発鮫行きを当駅始発に変更。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
二戸駅管理で、一戸町に業務を委託している簡易委託駅。駅舎には出札窓口(営業時間7時30分 - 12時まで)があるほか、駅事務室の空き部分を利用したJA新いわて小鳥谷支所の農産物直売所「ニコニコ駅こずや」(火・木・土・日曜の9時から15時まで営業)がある。
2009年3月から当駅始発の青い森鉄道線経由東日本旅客鉄道(JR東日本)八戸線鮫駅行きの便が朝に下り1本設定されている。以前は1駅先の一戸駅始発で、一戸駅に折り返し用の待避線が無かったことから、八戸駅から当駅まで回送したあと折り返して一戸駅まで回送していたが、高校生などの通学利便性向上のため運転区間を延長し当駅始発に変更された。この便は気動車で運転されるため、JR東日本八戸運輸区の運転士・車掌が乗務している。
のりば
1 | テンプレート:Colorいわて銀河鉄道線(下り) | 二戸・八戸方面 |
2 | テンプレート:Colorいわて銀河鉄道線(下り) | 二戸・八戸方面(朝・始発列車1本のみ) |
3 | テンプレート:Colorいわて銀河鉄道線(上り) | いわて沼宮内・盛岡方面 |
- 朝6時台の当駅始発下りJR八戸線直通鮫行き普通列車は八戸から回送で到着し、当駅2番線で折り返す。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗降人員 |
2002(IGR) | 253 |
2003 | 250 |
2004 | 226 |
2005 | 218 |
2006 | 192 |
2007 | 177 |
2008 | 163 |
2009 | 172 |
2010 | 149 |
2011 | 145 |
2012 | 137 |
2013 | 151 |
駅周辺
- 一戸町立小鳥谷小学校
- 一戸町立小鳥谷中学校
- 一戸町役場小鳥谷支所
- 国道4号小鳥谷バイパス([2010年]]全通開通)
- 岩手県道15号一戸葛巻線
- 岩手県道101号小鳥谷停車場線
- 小鳥谷サンプルグ
- 小鳥谷郵便局
- 二戸警察署小鳥谷駐在所
- 藤島のフジ
- サラダボールこづや(産直施設)、そば処こづや
バス路線
その他
- 大正末年、当駅から葛巻を経由し、小川鉱山(現在の岩泉町にかつて存在した)とを結ぶ東北鉄道鉱業線の建設が計画され、1926年(大正15年)11月4日には駅前で起工式が行われた。しかし実際に一部区域で建設工事には着手したものの、不況や資金難のために工事は中止され、未成線に終わった。
隣の駅
- IGRいわて銀河鉄道
- テンプレート:Colorいわて銀河鉄道線