ジェイアールバス東北葛巻車庫
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ジェイアールバス東北葛巻車庫(ジェイアールバスとうほくくずまきしゃこ)は、岩手県岩手郡葛巻町にあるJRバス東北二戸営業所の車庫である。ここでは併設されている自動車駅である葛巻駅についても触れる。
停留所名は「葛巻(くずまき)」である。
目次
所在地
- 岩手県岩手郡葛巻町葛巻第13地割4番地1
沿革
葛巻車庫
- 1943年(昭和18年)11月20日 - 沼宮内自動車区葛巻支区として開設。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 沼宮内自動車営業所葛巻支所となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 東日本旅客鉄道東北自動車部沼宮内自動車営業所葛巻支所に改組。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - ジェイアールバス東北沼宮内営業所葛巻支所に改組。
- 1990年(平成2年)2月20日 - 岩手営業所葛巻支所に改組。
- xxxx年 - 岩手営業所管轄から久慈支店管轄となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 久慈支店葛巻車庫に格下げ。窓口業務を廃止。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 久慈営業所葛巻車庫に改称。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 久慈営業所の廃止に伴い二戸営業所葛巻車庫に改称。
葛巻駅
- 19xx年 - 開業。
- 1990年(平成2年) - 駅舎を「JRハウスくずまき」に改築。
- 2000年(平成12年)4月1日 - 窓口の業務縮小。発売券種を削減、鉄道連絡、鉄道料金券発売中止。
- 2001年(平成13年)9月30日 - 窓口・売店を閉鎖。
- 2004年(平成16年)9月 - 駅舎内に産直施設「まちの駅くずまき」がオープン。
所管路線
小鳥谷線
岩手県岩手郡葛巻町と同県二戸郡一戸町を経由して同県二戸市を結ぶ。改正鉄道敷設法別表に規定する「岩手県小鳥谷ヨリ葛巻ヲ経テ袰野附近ニ至ル鉄道及落合附近ヨリ分岐シテ茂市ニ至ル鉄道」の鉄道先行路線として開業した。
- 運行経路
- 路線沿革
- 【新設停車場】平船、垂柳、小田橋、坂待屋、触沢、馬渕、前里、名前端、(市部内 <既設>)、田屋、冬部、奥通、姉帯、門前、侍村、岩手野中、女鹿口、西法寺
沼宮内線
岩手県岩手郡葛巻町を走る。改正鉄道敷設法別表に規定する「岩手県小鳥谷ヨリ葛巻ヲ経テ袰野附近ニ至ル鉄道及落合附近ヨリ分岐シテ茂市ニ至ル鉄道」の鉄道先行路線として開業した(葛巻 - 袰野間に該当)。現在は葛巻町内輸送が主な使命となっているほか、祝日を除く毎週水曜日に岩泉から岩泉町民バスが上荒沢口で接続し、葛巻病院までの利用者の足を確保している。そのため土曜休日は全便が運休となる。なお荒沢口 - 大平橋間は廃止代替路線の扱いであり、葛巻町がJRバス東北に運行業務を委託する形となっている。
- 運行経路
(葛巻病院前) - 葛巻駅 - 江刈 - 岩手五日市 - 荒沢口 - (上荒沢口) - 大平橋
- 路線沿革
- 1947年12月25日 - 省営自動車岩泉線岩手落合 - 国境峠間 (24km)、江刈線茶屋町 - 国境峠間 (19km)開業。
- 1952年2月9日 - 岩泉 - 盛岡間の急行バス運行開始。
- 1953年11月28日 - 門 - 名目入 - 岩手炭鉱前間開業。【新設停車場】名目入
- 1957年10月15日 - 路線名称変更、盛岡 - 名目入間を沼宮内線とする。
- 2003年4月1日 - 上荒沢口 - 岩泉営業所間を廃止、岩泉町民バスに移管。葛巻病院発着を新設。
- 2005年4月1日 - 上荒沢口発着を上荒沢口経由大平橋発着とする。
かつての路線
- 元々は盛岡市と下閉伊郡岩泉町を結ぶ路線であった。早坂高原線開業前は急行バスが運行されていた。2003年の岩泉営業所廃止に伴い、上荒沢口 - 岩泉営業所間が廃止された。なお盛岡 - 葛巻間は沼宮内線系統は運行していないが、平庭高原線が運行しており、この区間の路線は現存している。
- 廃止区間の代替路線
- 上荒沢口 - 岩泉三本松間:岩泉町民バス国境・上荒沢口線
- ※ 名目入 - 岩泉三本松間は、JRバス早坂高原線も運行している。
葛巻駅停車路線
設備
- 駅舎に待合室とトイレを併設。白樺号が休憩時間を設ける。
- 駅舎裏手に車庫がある。
- 2000年4月に大幅な券種削減が行われたが、JRハウスに改装時にはマルスを設置していたことがある。但し、時刻表の索引地図には緑色の丸印は付かなかった。これは、JRバス東北の旅行業としての代理店業務で、バス駅としての営業ではなかったことによる。売上げが伸びなかったため、数年で撤去された。
駅周辺(五十音順)
脚注
- ↑ 「運輸通信省告示第35号」『官報』1943年11月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)