乾物
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乾物(かんぶつ)は、保存性や食味の向上を目的として水分を抜き乾燥させた食品のことである。
概要
乾物を専門に売る店を「乾物屋」というが、現在では数が少なく、代わりにスーパーマーケット、百貨店や、インターネットショッピングなどで広く販売されている。中国との貿易で日本から乾物が中国へと持ち込まれ、中華料理の材料となったものも多い(俵物三品 ふかひれ、干しアワビ、干しなまこ)。中国では「乾貨」と呼ばれる。
なお、基本的に乾物の調理では水分を含ませて「もどす」ことが必要となる(ただし、スルメやドライフルーツなど通常は「もどす」必要がない場合もある)。
主な乾物
野菜・山菜・キノコ
果物(ドライフルーツ)
魚介類
一般的な魚の干物は、伝統的な乾物屋では扱わないことが多い。 常温で長期保存できるものは、魚貝類であっても乾物とされるようである。
- ふかひれ
- 干しアワビ
- 干しなまこ
- 干しえび
- 身欠きニシン
- 干貝
- 棒鱈
- 氷下魚
- 塩クラゲ
- 鰹節
- 煮干し
- ちりめんじゃこ
- とば
- スルメ
- イカ徳利
- 干しダコ
- カラストンビ
- 干しヤツメウナギ - 健康食品として利用。
- 海藻