下蒲刈島
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テンプレート:Infobox 下蒲刈島(しもかまがりじま)は、瀬戸内海の中部にある蒲刈群島の島である。苺や蜜柑などの栽培が盛んである。
行政
広島県呉市に属する。1947年以来一島で下蒲刈町を形成していたが、2003年4月1日に呉市に編入されその一部となった。
自然
- 山 - 大平山(島の最高峰)
歴史
この島はかつて安芸国に属し、荘園時代には日高荘の一部であった。 江戸時代には朝鮮通信使の交通路であり宿泊地のひとつでもあった。
- 1889年4月1日 - 町村制の施行により広島県安芸郡蒲刈島村が誕生。
- 1891年7月27日 - 蒲刈島村が下蒲刈島村と上蒲刈島村に分離し広島県安芸郡下蒲刈島村が成立する。
- 1947年8月1日 - 下蒲刈島村から向集落部分が分離して広島県安芸郡向村となりこのときより下蒲刈島が一島で一自治体をなすようになる。
- 1962年1月1日 - 下蒲刈島村が単独で町制を施行し広島県安芸郡下蒲刈町となる。
- 2003年4月1日 - 呉市に編入合併となり自治体としての下蒲刈町が消滅する。
交通
道路
バス
水上交通
- 見戸代港
- 三之瀬港
観光名所
- 蘭島閣(らんとうかく)美術館
- 松濤園(しょうとうえん)