日南町営バス
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テンプレート:出典の明記 日南町営バス(にちなんちょうえいバス)は、鳥取県日野郡日南町で運行するコミュニティバス(一部の便は乗合タクシー)。一部の路線は日野町にも乗り入れている。
自家用自動車(白ナンバー)による有償運送路線で、運行は日南交通・大新東・多里まちづくりサポートセンターに委託している。
特徴
- 料金は大人200円、小学生、障害者等は100円、幼児は無料。
- 定期券・回数券の設定もある。
- なお、他社の一般路線の乗車券類は使用できない。
- 運行は日南交通・大新東・多里まちづくりサポートセンターに委託している。
- 1月1日 - 1月3日は運休。
歴史
- かつては日ノ丸自動車(日ノ丸バス)が一般路線バスを、日南町が日南中学校のスクールバスを運行していたが、非効率で、赤字が増大していた。そのため、スクールバスを路線バスに統合することになった。
- 1992年10月1日 スクールバス廃止し、日ノ丸自動車(日ノ丸バス)の路線バスに統合。スクールバス6台も同社に譲渡された。また、スクールバスの購入の際に文部省(現・文部科学省)から支給された補助金を返還し、運輸省(現・国土交通省)から新たに補助金を支給された。
- その後、赤字が増大したため、さらなる効率化と経費削減を図るため、日南町は、日ノ丸自動車(日ノ丸バス)の路線を町営バスに変更することになった。
- 2004年10月1日 日ノ丸自動車(日ノ丸バス)が撤退。日南町が大新東に委託する形で運行開始。車両は中型ワンステップバス4台(日野・レインボー[1])と小型バス1台(日産・シビリアン)が用意された。
- 2006年4月1日 山上・阿毘縁・大宮の3小学校が統合され、山の上小学校となったことに伴い、やまのうえ線を運行開始。小型バス1台(三菱ふそう・ローザ)を導入。
- 2009年4月1日 町内の全6小学校(日野上・山の上・多里・石見東・石見西・福栄)が統合され、日南小学校となったことに伴い、小学生の大量輸送が必要となったため、初の大型ワンステップバス4台(三菱ふそう・エアロスター、日産ディーゼル・スペースランナーA各2台[2])を導入。やまのうえ線[3]・石見循環線を廃止。また、一部の便をデマンドバス(一部乗合タクシー)に変更。運行委託先が日南交通・大新東・多里まちづくりサポートセンターの3事業者となる。
路線
詳細な運行案内は#外部リンクの日南町営バスサイトを参照のこと。
- 大宮線(さくら号):日南交通に運行委託
- 山上線(さつき号):日南交通に運行委託
- 多里線(いちい号):多里まちづくりサポートセンターに運行委託
- 石見線(はなみずき号):大新東に運行委託
- 福栄線(つつじ号):大新東に運行委託
- 巡回バス
運行車両
山上線(さつき号)、多里線(いちい号)、石見線(はなみずき号)、福栄線(つつじ号)は大型ワンステップバス4台(三菱ふそう・エアロスター、日産ディーゼル・スペースランナーA各2台(2009年導入、町営バス初の尿素SCRシステム採用モデル)。各路線に1台ずつ)と中型ワンステップバス4台(日野・レインボー(2004年導入、日野・レインボーIIへモデルチェンジする直前の最終生産モデル)。各路線に1台ずつ)、大宮線(さくら号)は小型バス2台(日産・シビリアン(2004年導入)・三菱ふそう・ローザ(2006年導入)各1台)で運行されている。
なお、2009年に町内の全6小学校(日野上・山の上・多里・石見東・石見西・福栄)が統合され、日南小学校となったことに伴い、小学生の大量輸送が必要となったため、大型ワンステップバス(三菱ふそう・エアロスター、日産ディーゼル・スペースランナーAが2台ずつ)が導入された。
脚注
- ↑ 日野・レインボーIIへモデルチェンジする直前の最終生産モデル。
- ↑ 町営バス初の尿素SCRシステム採用モデル。
- ↑ 小学校の再統合により既存路線に集約したため、やまのうえ線は廃止となった。
関連項目
外部リンク
- 鳥取県・日南町ホームページ
- 交通・町営バス(日南町公式サイト)