三郷駅 (埼玉県)
三郷駅(みさとえき)は、埼玉県三郷市三郷一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。駅本屋の建設は日産建設(現・りんかい日産建設)が施工した[1]。改札内コンコースと各ホームを連絡するエスカレーターは2基ずつ、エレベーターは1基ずつ設置されている。
駅の新三郷方は上下線の間に大きな隙間があるが、これはかつて新三郷駅の位置に武蔵野操車場があった名残りである。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)[2]。みどりの窓口は2013年4月23日もって営業を終了した。指定席券売機、自動改札機が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color武蔵野線 | 上り | 南浦和・西国分寺・府中本町方面 |
2 | テンプレート:Color武蔵野線 | 下り | 新松戸・西船橋・東京方面 |
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は14,287人である。武蔵野線内26駅中21位。
かつては南流山駅よりも多かったが、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの開通で三郷市内に三郷中央駅が開業したことにより逆転され、当駅の乗車人員も減少の一途を辿っている。2009年度には駅周辺の開発で乗車人員が急増した新三郷駅にも抜かれ、さらに2010年度には越谷レイクタウン駅、東松戸駅、東所沢駅にも抜かれた。
近年の推移は以下の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年(平成11年) | 16,769 |
2000年(平成12年) | [1] 16,444 |
2001年(平成13年) | [2] 16,297 |
2002年(平成14年) | [3] 16,087 |
2003年(平成15年) | [4] 16,136 |
2004年(平成16年) | [5] 16,234 |
2005年(平成17年) | [6] 15,786 |
2006年(平成18年) | [7] 15,109 |
2007年(平成19年) | [8] 15,109 |
2008年(平成20年) | [9] 14,964 |
2009年(平成21年) | [10] 14,770 |
2010年(平成22年) | [11] 14,455 |
2011年(平成23年) | [12] 14,287 |
2012年(平成24年) | [13] 14,625 |
駅周辺
当駅を中心に開発、区画整理された郊外型の住宅街が南北に広がる。当駅のすぐ東側を江戸川が流れる。江戸川橋梁を渡った対岸は千葉県流山市になる。
北口から徒歩2分のところに江戸川河川敷公園があり、土手には下流より利根川分岐点の野田市関宿まで全長60kmのサイクリングロードがある。
- Wao city(ワオシティ)三郷 - 三郷サティ閉店後の建物を利用した商業施設。カスミ三郷駅前店などが入居。
- 東横イン埼玉三郷駅前
- 埼玉りそな銀行 三郷支店
- みずほ銀行 三郷支店
- 常陽銀行 三郷支店
- 亀有信用金庫 三郷駅前支店
- 武蔵野銀行 三郷支店
- 三郷一郵便局
- 三郷丹後郵便局
- みさと協立病院 - 送迎バス利用
- ピアラシティ - 南口よりバス利用
公共施設
- 三郷駅前交番
- 三郷市立早稲田小学校
- 早稲田公園
- 三郷市文化会館
- 三郷市立早稲田図書館
- 三郷市立丹後小学校
- 埼玉県立三郷北高等学校
路線バス
1 - 6番のりばが南口、7 - 10番のりばが北口発着である。
- 三郷中央駅までの運賃は各バス会社によって異なる。
- 早01系統は平日は三郷市役所に入る便と通過する便がある。
- 早01・金54・松03系統は平日昼間のみ市役所に停車する。
南口
- [M01・金02] 金町駅南口行(総合体育館・三郷中央駅・戸ヶ崎小学校前・みさと公園経由)
2番のりば(グローバル交通)
- [三01] 新三郷駅西口行(幸房西・三郷市役所・三郷中央駅・彦江一丁目・ピアラシティ経由)
- [三04] 三郷中央駅行(幸房西・三郷市役所経由)
3番のりば(東武バスセントラル)
- [金52] 金町駅行(幸房・三郷中央駅・製鉄所前経由)
- [金54] 金町駅行(三郷市役所・三郷中央駅・鷹野二丁目経由)
4番のりば(東武バスセントラル)
- [松03] 松戸駅行(三郷市役所・三郷中央駅・戸ヶ崎三丁目経由)
- [早01] 三郷中央駅行(三郷市役所経由)
5番のりば(東武バスセントラル)
- [金54] 新三郷駅行(二街区・三郷団地経由)
- [金52・松03] 三郷団地(三郷営業所前)行(二街区経由)
- [流通01・02] (三郷インター南部地区)流通団地行
6番のりば(マイスカイ交通)
- [M05] ピアラシティ行(三郷北高校前経由) - 現在ピアラシティ右循環とピアラシティ左循環がある。
北口
7番のりば(マイスカイ交通)
- [M02] 新三郷駅西口行(しらさぎ公園前・後谷経由)
- [M60] 後谷行/マイスカイ車庫行(しらさぎ公園前経由)
8番のりば(東武バスセントラル)
- [早01] 三郷中央駅行(早稲田循環・文化会館東・カトレア公園方面)
- [三13] 吉川車庫行(文化会館東・早稲田八丁目・鹿見塚経由)
- [三15] 吉川駅北口行(文化会館東・早稲田八丁目・鹿見塚・吉川車庫経由)
9番のりば(東武バスセントラル)
- [早01] 三郷中央駅行(三郷市役所経由)
10番のりば(マイスカイ交通)
- [M02・60] 三郷中央駅行(三郷市役所経由)
降車のみ
※新越谷駅東口発の深夜急行バス「ミッドナイトアロー吉川・三郷号」(東武バスセントラル)は三郷駅入口での降車となる
歴史
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1992年(平成4年)11月 - みどりの窓口営業開始。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2013年(平成25年)
その他
- 当駅は埼玉県内の駅では最東端に位置する。そのため、当駅から南浦和方は大宮支社の管内になる[3]。
- 当駅は、武蔵野線の撮影スポットとして有名になっている。臨時列車などが走ると多くの鉄道ファンが集まる。
- 当駅で販売される乗車券は、駅名の上に武蔵野線を示す(武蔵)の文字が表記されることがある。これは武蔵野線と同じ色の103系と201系が区間快速で通過している奈良県の三郷駅(読みは「さんごう」)と区別するためである。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color武蔵野線