セ・パ交流戦
セ・パ交流戦(セ・パこうりゅうせん)は、日本野球機構(NPB)のセントラル・リーグとパシフィック・リーグとの間で行われるインターリーグである。
目次
概要
日本ではかねてからパ・リーグが交流戦の実施を提案し続けながらも、多額のテレビ放映権収入を見込めていた巨人戦の試合数が減少するとしてセ・リーグがそれを拒否するという状況が続いていた。交流試合の開催に際してのメリットを探るためという名目で1999年と2000年のオープン戦の一部を『プロ野球サントリーカップ』として開催した。試合方式としてはセ・パそれぞれ互いのリーグに属しているチームと1回ずつの総当りで対戦を行い、各年度の6試合の勝率(引き分けは0.5勝0.5敗として計算)で順位を決定するというもので、上位チームや個人賞獲得者には冠スポンサーのサントリーから賞金および賞品が贈呈される体裁だったが、2年間で終了している。
その後、2004年のプロ野球再編問題をきっかけにセ・リーグの一部球団が歩み寄りを見せ、同年9月10日の選手会と球団経営者側との交渉による暫定合意によって交流試合の開催が決定。その後、9月27日の実行委員会と9月29日のオーナー会議で翌2005年からホーム・アンド・アウェー各3試合ずつの6回総当り(12チームで実施の場合は1チーム36試合)で開催されることとなった。2005年は日本生命保険が特別協賛スポンサーとなり、『2005年 日本生命セ・パ交流戦』の名称で5月6日から6月16日にかけて開催され、翌2006年以降も日本生命が協賛を継続している[1]。
交流戦の勝敗、個人成績はそれぞれの参加リーグの公式戦成績に反映され、ペナントレースの年間総合成績(2005年と2006年はセ・リーグ146試合、パ・リーグ136試合、2007年から2014年までは両リーグとも144試合、2015年からは両リーグとも143試合)に含まれる。また、メジャーリーグのインターリーグとは異なり、各リーグのすべての球団同士が対戦し、交流戦での成績に限っての優勝チームを全12球団の成績で決定している。
交流戦期間中の各球団の順位は下記順位決定方法に基づき、勝率が最も高い球団が複数現れた場合でも優勝決定プレーオフは行われない。なお、交流戦の順位自体は、レギュラーシーズンの最終成績に直接影響するものではないが、パ・リーグに関しては交流戦の成績が下位であったチームの方がレギュラーシーズンの上位球団と扱われる場合がある[2]。
2007年からはセ・リーグでもプレーオフを導入する予定であったため、両リーグ間で試合数の調整が図られた結果、両リーグともにリーグ戦を120試合とし、1シーズン144試合制、かつ両リーグの上位球団による合同プレーオフ(クライマックスシリーズ)が実施されることになり、交流戦は24試合(ホームとビジターを2回ずつ)に削減された。予告先発制度は2012年に初めて導入された。
2015年からは交流戦が18試合にさらに削減される予定。
交流戦の結果は今後のペナントレースの順位も左右することが多いことから、極めて重要視されている。
統一ルール
- 予告先発制度を採用する(2012年度より)。
- パ・リーグだけで採用されている指名打者は、パ・リーグ球団の主催試合のみで採用する。
- 2014年に限り逆転し、セ・リーグ球団の主催試合のみで採用する。
- 延長戦は他の公式戦同様に最大12回までとし、決着しない場合は引き分け。再試合も実施しない。
- 投球が打者の顔面、頭部、ヘルメットなどに直接当たり、審判がそれを危険球とみなした場合、その投手は即退場となる。
- 投手は塁に走者がいない場合、捕手からボールを受けて15秒以内に投球しなければならない(15秒ルール)。
- 監督・コーチがマウンドに行ける回数は投手1人につき1イニングに1回で、2回目は投手を交代させなければならない。
- ベンチ登録はコーチが監督を含めて8人、選手25人。その他マネジャー、トレーナー、スコアラー、広報が各1人ずつ。通訳も原則は1チーム1名だが2ヶ国語以上の通訳を要する場合は2名とすることが認められる。
- ユニフォームのスポンサー広告は、セ・リーグに準じてホーム用のみとする。
- パ・リーグでのみ2011年まで採用されていたサスペンデッドゲームは、交流戦では全試合で採用しない(但し、2011年以前も採用されていなかった)。
表彰
- 交流戦優勝(勝率1位)
- 日本生命保険相互会社から賞金3000万円
- 日本生命セ・パ交流戦MVP
- 優勝チームから1名を選出。日本生命保険相互会社から賞金200万円
- 日本生命賞(優秀選手賞)
- 全12チームから2名を選出。日本生命保険相互会社から賞金100万円
なお、2007年までは、交流戦優勝チームと最優秀選手が複数出たときには均等割りとしていた。
交流戦の順位決定方法
交流戦全試合終了時の勝率第1位チームを優勝とする。但し複数のチームが同勝率で並んだ場合、次の条件で上位チームを決定する。
- 2007年から2010年まで
- 前年度交流戦の順位(これも並んだ場合は、同順位とする)
- 2011年以後
交流戦の日程
- 2006年まで
- ホーム3試合・ビジター3試合(計6試合)の全12カード(計36試合)を6週間にわたって実施。
- 基本的に火曜日から木曜日までに1カード、金曜日から日曜日までに1カードを設定(6連戦)。
- 中止となった試合は予め設けられた予備日(各週月曜日[5])または交流戦予備期間(全日程が終了した翌日からの4日間[6])に組み込む。
- 移動スケジュールの都合から予備日が設定されない場合もある[7]。
- 2007年以降
- 日程パターン表(A)
週 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1週 | 移動・休養日 | 1カード目 | 移動・予備日 | 2カード目 | 3カード目 | ||
第2週 | 3カード目 | 移動・予備日 | 4カード目 | 移動・予備日 | 5カード目 | ||
第3週 | 移動・予備日 | 6カード目 | 移動・予備日 | 7カード目 | 8カード目 | ||
第4週 | 8カード目 | 移動・予備日 | 9カード目 | 移動・予備日 | 10カード目 | ||
第5週 | 移動・予備日 | 11カード目[8] | 移動・予備日 | 12カード目 | |||
第6週 | 休養・共通予備日 | (各リーグ間の対戦に戻る) |
- 日程パターン表(B)
週 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1週 | 移動・休養日 | 1カード目 | 移動・予備日 | 2カード目 | |||
第2週 | 移動・予備日 | 3カード目 | 移動・予備日 | 4カード目 | 5カード目 | ||
第3週 | 5カード目 | 移動・予備日 | 6カード目 | 移動・予備日 | 7カード目 | ||
第4週 | 移動・予備日 | 8カード目 | 移動・予備日 | 9カード目 | 10カード目 | ||
第5週 | 10カード目 | 移動・予備日 | 11カード目 | 移動・予備日 | 12カード目 | ||
第6週 | 休養・共通予備日 | (各リーグ間の対戦に戻る) |
- ホーム2試合・ビジター2試合(計4試合)の全12カード(計24試合)を5週間にわたって実施。
- 2カードを同じリーグに属するチームで交互に主催し、これを3回繰り返す。
- 各リーグを本拠地が北にある順に3ブロックに分け(セは「巨人・ヤクルト」、「DeNA・中日」、「阪神・広島」。パは「日本ハム・楽天」、「西武・ロッテ」、「オリックス・ソフトバンク」)、主催する2チームの本拠地をビジターの2チームがそれぞれ移動する。
- 例えば、「巨人・ヤクルト」と「日本ハム・楽天」がセ主催ゲームで1・2カード目に対戦するとすると、日本ハム・楽天の2チームが巨人→ヤクルト、ヤクルト→巨人のいずれかの順で戦い、7・8カード目ではパ主催ゲームとして巨人・ヤクルトの2チームが日本ハム→楽天、楽天→日本ハムのいずれかの順で戦う。
- 2007年〜2009年、2011年、2014年はパ・リーグ主催で開幕、以後パ→セの順で開催され、最終戦はセ・リーグ主催(パターンA)。
- 2010年、2012年〜2013年はセ・リーグ主催で開幕、以後セ→パの順で開催され、最終戦はパ・リーグ主催(パターンB。2013年についてはパターンA)。
- カードごとに移動・予備日が設けられる「2勤1休」ペースが原則であるが、土曜日と日曜日を必ず試合日とするために5週のうち2週(そのうち1週は、主催リーグが入れ替わる)は金曜日・土曜日のカードと日曜日・月曜日のカードで4連戦となる。
- 通常、1回目の4連戦はホームチームの入れ替わりが発生するため、土曜日の第2試合は移動の時間などを考慮してデーゲーム(14時以前)で、また同じ理由で、主管するリーグが入れ替わり、相手リーグ側最初の主管カードの日曜日の第1試合をナイトゲーム、あるいはデーゲームの場合は薄暮(15時以後)で開催するケースが多い。
- 2回目の4連戦は途中でビジター側の対戦チームは変わるが、全て同じリーグ側主管の4連戦となる。2007年〜2012年は全てセ・リーグ主催の4連戦であったが、2013年に初めてパ・リーグ主催の4連戦が実施された。
- 各リーグを本拠地が北にある順に3ブロックに分け(セは「巨人・ヤクルト」、「DeNA・中日」、「阪神・広島」。パは「日本ハム・楽天」、「西武・ロッテ」、「オリックス・ソフトバンク」)、主催する2チームの本拠地をビジターの2チームがそれぞれ移動する。
- 中止となった試合は予め設けられた予備日(原則第2試合の翌日[9])または交流戦予備期間(全日程が終了した翌日からの4日間[10])に組み込むが、第5週は日程によって月曜・火曜、ないしは木曜・金曜のそれぞれ2日間連続で試合が組まれない場合があり、日程調整の都合上その2日間連続の非開催日に組み込むこともある。
- 予備日は試合が組まれていない日に設定されるが、移動スケジュールの都合から設定されない場合もある[7]。
各年度の結果
年 | 優勝チーム | 最優秀選手 (日本生命MVP) |
優秀選手賞 (セ・リーグ) |
優秀選手賞 (パ・リーグ) |
---|---|---|---|---|
2005年 (平成17年) |
千葉ロッテマリーンズ (24勝11敗1分) |
小林宏之(ロッテ) | 金本知憲(阪神) | 中村剛也(西武) |
2006年 (平成18年) |
千葉ロッテマリーンズ (23勝13敗) |
小林雅英(ロッテ) | 佐藤充(中日) | 松中信彦(ソフトバンク) |
2007年 (平成19年) |
北海道日本ハムファイターズ (18勝5敗1分) |
ライアン・グリン(日本ハム) | 高橋尚成(巨人) | サブロー(ロッテ) |
2008年 (平成20年) |
福岡ソフトバンクホークス (15勝9敗[11]) |
川崎宗則(ソフトバンク) | 金本知憲(阪神) | 岩隈久志(楽天) |
2009年 (平成21年) |
福岡ソフトバンクホークス (18勝5敗1分) |
杉内俊哉(ソフトバンク) | トニ・ブランコ(中日) | ダルビッシュ有(日本ハム) |
2010年 (平成22年) |
オリックス・バファローズ (16勝8敗) |
T-岡田(オリックス) | 阿部慎之助(巨人) | 和田毅(ソフトバンク) |
2011年 (平成23年) |
福岡ソフトバンクホークス (18勝4敗2分) |
内川聖一(ソフトバンク) | 内海哲也(巨人) | 坂口智隆(オリックス) |
2012年 (平成24年) |
読売ジャイアンツ (17勝7敗) |
内海哲也(巨人) | 杉内俊哉(巨人) | 吉川光夫(日本ハム) |
2013年 (平成25年) |
福岡ソフトバンクホークス (15勝8敗1分) |
長谷川勇也(ソフトバンク) | 能見篤史(阪神) | 田中将大(楽天) |
2014年 (平成26年) |
読売ジャイアンツ (16勝8敗) |
亀井善行(巨人) | 山田哲人(ヤクルト) | 則本昂大(楽天) |
過去の順位表
年 | 開幕 | 閉幕 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 | 試合数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005年 | 5月6日 | 6月18日 | ロ | ソ | 神 | 巨 | ヤ | 横 | オ | 西 | 中 | 日 | 広 | 楽 | 36試合 | |
2006年 | 5月9日 | 6月20日 | ロ | ヤ | 神 | 中 | ソ | 西 | 日 | 楽 | 広 | 横 | 巨 | オ | 日本ハムと楽天は同率7位 | |
2007年[12] | 5月22日 | 6月26日 | 日 | 巨 | 横 | ロ | 中 | オ | 楽 | ヤ | ソ | 神 | 西 | 広 | 24試合 | 試合数と順位決定方式が変更 |
2008年[11] | 5月20日 | 6月23日 | ソ | 神 | 日 | 巨 | 楽 | 広 | 中 | オ | ヤ | ロ | 西 | 横 | ||
2009年 | 5月19日 | 6月21日 | ソ | ヤ | 広 | 中 | 巨 | 日 | 西 | ロ | 神 | 楽 | オ | 横 | ||
2010年[13] | 5月12日 | 6月16日 | オ | 西 | ソ | ロ | 楽 | 日 | 巨 | 神 | 中 | 広 | ヤ | 横 | 上位6位までをパ・リーグが独占 | |
2011年 | 5月17日 | 6月19日 | ソ | オ | 日 | 中 | 西 | ヤ | 巨 | 神 | 楽 | ロ | 横 | 広 | 3時間30分ルールを適用[14] | |
2012年 | 5月16日 | 6月20日 | 巨 | 日 | ロ | 中 | 西 | 広 | オ | 神 | 楽 | D | ソ | ヤ | ||
2013年 | 5月14日 | 6月18日 | ソ | 楽 | 巨 | 日 | ロ | オ | 神 | 広 | 西 | 中 | ヤ | D | ||
2014年 | 5月20日 | 6月26日 | 巨 | ソ | オ | 中 | D | ロ | 日 | 西 | ヤ | 楽 | 神 | 広 | セ・リーグ主催試合でのみDH制採用 |
枠無色:セ・リーグ、枠桃色:パ・リーグ、フォント色が緑:セ・リーグ優勝球団、フォント色が青:パ・リーグ優勝球団、太字:日本シリーズ優勝球団
年 | 1球団の 試合数 |
パ・リーグ 勝数 |
セ・リーグ 勝数 |
引分 |
---|---|---|---|---|
2005年 | 36 | 105 | 104 | 7 |
2006年 | 108 | 107 | 1 | |
2007年 | 24 | 74 | 66 | 4 |
2008年 | 73 | 71 | 0 | |
2009年 | 67 | 70 | 7 | |
2010年 | 81 | 59 | 4 | |
2011年 | 78 | 57 | 9 | |
2012年 | 67 | 66 | 11 | |
2013年 | 80 | 60 | 4 | |
2014年 | 71 | 70 | 3 | |
通算 | 804 | 730 | 50 |
通算成績は2014年度終了時点。
優勝回数
- 4回 - ソフトバンク(2008・2009・2011・2013)
- 2回 - ロッテ(2005・2006)、巨人(2012・2014)
- 1回 - 日本ハム(2007)、オリックス(2010)
連覇回数
- 2連覇 - ロッテ(2005・2006)、ソフトバンク(2008・2009)
歴代最高勝率
- .818 - ソフトバンク(2011年、18勝4敗2分)
大会キャラクター
2012年より、大会公式キャラクターとしてアルパカをモチーフにした「セカパカくん」が登場。野球が大好きな2人組で両リーグの連盟旗の色(セ・リーグは緑、パ・リーグは青)のユニフォームを着ており、セ・リーグの緑が「セカくん」、パ・リーグの青が「パカくん」である。
- セカくん(CEKA)
- 背番号『セ』、性別・オス、出身・ペルー、身長・2メートル、年齢・8歳、12月15日生まれ
- パカくん(PAKA)
- 背番号『パ』、性別・オス、出身・チリ、身長・2メートル、年齢・8歳、11月26日生まれ
両者とも誕生日はそれぞれのリーグ結成の日(ともに1949年)を由来としている。また、年齢は交流戦が2012年で第8回大会を迎えることに因む。
セカパカくんと「交流戦大使のみらいちゃん」こと子役の小林星蘭を起用した交流戦のCMが全国の民放テレビ局や各球場のオーロラビジョンでも流された。また、大会期間中にはセカパカくんが全国の各球場に登場し、各球団のマスコットキャラクターと共演し大会を盛り上げた。
エピソード
- 2006年6月、阪神甲子園球場の阪神対日本ハム戦で、同年で引退を表明した日本ハムの新庄剛志が試合前のノックで阪神時代のユニフォームを着用して守備位置に就いた。スタンドの阪神ファンからは拍手喝采が送られたが、球団及び連盟から厳重注意を受けた[15]。
- 2008年6月14日に宮城球場で予定されていた楽天対巨人戦は、同日朝に発生した岩手・宮城内陸地震の影響により中止となった。なお、地震による中止はこの試合が日本プロ野球史上初めてであった[16]。
- 2008年はソフトバンクと阪神が共に15勝9敗で勝率および勝ち数で並んだが、優勝は前年の順位で決定する規定によりソフトバンクとなった。
- 2009年6月10日に札幌市円山球場で行われた日本ハム対横浜戦は、交流戦では初めて平日のデーゲームで行われた。これは同球場にナイター設備がないことや日本ハムが本拠地・札幌ドームでの試合を極力週末に行うこと、さらに未就学児や主婦など普段ナイターを見ることのできない客層を狙ったものでもあった。
- 2010年はパ・リーグが優勝〜6位、セ・リーグが7位〜最下位の順となり上位6位までをパ・リーグが独占する結果となった[17]。
- 2011年、日本ハムは5月26日のナゴヤドームでの対中日戦の6回裏から6月4日の明治神宮野球場での対ヤクルト戦の2回裏までを無失点に抑え、52イニング連続無失点を達成した。この両試合の間の5試合[18][19]を全て完封勝利しており、52イニング連続無失点と5試合連続完封勝利はいずれも現在のプロ野球タイ記録である。
- 2013年はセ・リーグ6球団が交流戦限定でリーグのスローガン「セが制す!」のロゴが入った帽子を着用[20]。6月13日にソフトバンクの交流戦優勝とパ・リーグの勝ち越しが決まったが[21]、翌日の6月14日以降もロゴ入りの帽子を継続して着用した。
- 2013年6月18日にマツダスタジアムで行われた広島対日本ハム戦で、日本ハムの大谷翔平が5番・投手として出場。交流戦において先発投手が8番や9番以外の打順で、かつ中軸打者として出場したのはこの試合が初となった[22]。
- 2014年は交流戦10周年にあたることから、前述の通りセ・リーグでの主催試合のみでDH制が採用された。
- 2014年6月21日に阪神甲子園球場で行われた阪神対楽天戦で、楽天の先発だった則本昂大が1シーズンにおける交流戦史上最多となる4完封を記録した。
- 2014年6月22日に東京ドームで行われた巨人対ソフトバンク戦は、勝ったチームが交流戦の優勝となる「優勝決定戦」でもあった[23]。このように1位・2位の直接対決で優勝が決まるのは初めてで、試合は巨人が10-5でソフトバンクを破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした[24]。
関連記事
脚注
外部リンク
- 日本生命セ・パ交流戦 - 日本野球機構オフィシャルサイト
- 日本生命セ・パ交流戦 大会公式サイト
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---|---|---|
日本野球機構 日本プロフェッショナル野球組織 | ||
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |
読売ジャイアンツ | 東京ヤクルトスワローズ | 横浜DeNAベイスターズ | 中日ドラゴンズ | 阪神タイガース | 広島東洋カープ | 北海道日本ハムファイターズ | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 埼玉西武ライオンズ | 千葉ロッテマリーンズ | オリックス・バファローズ | 福岡ソフトバンクホークス | |
イースタン・リーグ | ウエスタン・リーグ | |
北海道日本ハムファイターズ | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 埼玉西武ライオンズ | 千葉ロッテマリーンズ | 読売ジャイアンツ | 東京ヤクルトスワローズ | 横浜DeNAベイスターズ | 中日ドラゴンズ | 阪神タイガース | オリックス・バファローズ | 広島東洋カープ | 福岡ソフトバンクホークス | |
日本選手権シリーズ | オールスターゲーム | クライマックスシリーズ|セ・パ交流戦 | ||
独立リーグ / 女子プロリーグ / OBリーグ | ||
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かつて存在したリーグ | ||
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かつて存在した球団 | ||
大阪近鉄バファローズ | 大映ユニオンズ | 高橋ユニオンズ | 松竹ロビンス | 西日本パイレーツ | 大和軍 | 西鉄軍 | 翼軍 | 名古屋金鯱軍 | ||
その他関連組織 | ||
日本プロ野球選手会 | 日本プロ野球名球会 | 日本プロ野球OBクラブ | 独立リーグ連絡協議会 |
- ↑ 試合が開催される野球場には、バックネット裏に『日本生命 セ・パ交流戦』の小型横断幕を期間中貼り付けている(サイズは球場により異なる)。
- ↑ レギュラーシーズンの勝率が全く同じ球団が複数あり、かつそれらの直接対決の勝敗も並んでいる場合は、パ・リーグ内のみの対戦成績(全120試合)の勝率が高い球団を上位と扱うことになっている。逆に言うと、交流戦の勝率が高い球団は下位になってしまう。
- ↑ 得点を攻撃イニング数で除した値から、失点を守備イニング数で除した値を引いたもの。
- ↑ TQBの「得点」を「対戦球団の自責点による得点」に、「失点」を「自責点」に置き換えて計算したもの。
- ↑ 原則として前週金-日曜日に予定されていたカードが1試合中止になった場合に適用。
- ↑ 火-木曜に組まれたカードが1試合でも中止になった場合、及び金-日曜日の試合で2試合以上中止になった場合に予備日で消化できない場合は予備期間に持ち越された。
- ↑ 7.0 7.1 予備日が設定されないケースは、地方球場で開催される試合がある場合や、2-3試合とも本拠球場(専用球場)での開催であった場合でも、次の対戦カードの試合会場への移動の都合によるものなどである。
- ↑ 水・木となる場合もある
- ↑ 4連戦最初のカードを除き、そのカードが1試合中止になった場合に適用。但し先述のとおり移動スケジュールの都合上第2試合の翌日であっても予備日が設けられない場合もある
- ↑ 4連戦最初のカードである場合は1試合でも中止になった場合、それ以外は2試合とも中止になった場合に予備日に消化できない場合、あるいは1試合のみの中止であっても前述の移動スケジュールの都合上第2試合の翌日に予備日が設けられない場合は予備期間に持ち越される。
- ↑ 11.0 11.1 ソフトバンクと阪神、日本ハムと巨人、楽天と広島、オリックスとヤクルト、ロッテと西武がそれぞれ同じ勝率。前年度の交流戦順位により、ソフトバンク、日本ハム、楽天、オリックス、ロッテがそれぞれ上位となった。
- ↑ 中日とオリックス、ヤクルトとソフトバンクが同じ勝率。前年度の交流戦順位により、それぞれ中日とヤクルトが上位。
- ↑ ソフトバンク、ロッテ、楽天の3球団が同じ勝率。前年度交流戦の順位により、上位からソフトバンク、ロッテ、楽天の順になった。
- ↑ 2011年度は6試合が、2012年度は11試合がこの規定により12回未満で引き分け。
- ↑ ただし、日本ハムが注意したのはあくまでも形式的なものであり実際にはそれほど問題視していなかったが、当時監督だったトレイ・ヒルマンは新庄の引退後にスポーツ紙のインタビューの中で「唯一許せなかった行為」と指摘し、苦言も呈している。
- ↑ 球場に被害がなかったため、当初は試合開始を14時から15時に繰り下げて開催することを発表したが、交通機関の乱れや観客の安全などを考慮して最終的に中止とした。この試合は2日後の6月16日に振替えて開催された。
- ↑ これに対し、一部のセ・リーグ球団関係者テンプレート:誰はセ・パ両リーグの力の差を痛感してか、廃止してほしいと漏らしていたほどショックを受けていたテンプレート:要出典。
- ↑ 5月28日、5月29日の対広島戦(札幌ドーム)、5月31日、6月1日の対阪神戦(札幌ドーム)、6月3日の対ヤクルト戦(明治神宮野球場)
- ↑ 5月28日の試合は11イニングの延長戦。
- ↑ セ・リーグ 交流戦でスローガン入り帽子着用
- ↑ 6月13日の試合終了時点で、パリーグの71勝55敗4分、残り14試合となり、パリーグが全敗してもパの勝利数がセを上回ることが確定したため。
- ↑ 大谷、初ものづくし…「5番・投手」先発出場
- ↑ セ・パ交流戦、22日V決定
- ↑ 原巨人、2年ぶり2度目の交流戦V!猛打爆発 2回で7点圧勝!