吉永駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉永駅(よしながえき)は、岡山県備前市吉永町吉永中にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
2007年(平成19)7月1日改正から2008年(平成20)3月15日改正まで、快速「サンライナー」が下り1本だけ当駅まで乗り入れる設定があった(但し、当駅 - 岡山駅間は普通列車として運転)。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。単式ホームの1番のりば側に駅舎があり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋を渡ることになる。通常は1・3番のりばのみを使用し、2番のりばは当駅折返し列車(1日3往復)と終着列車1本のみが使用している。
直営駅(東岡山駅の被管理駅)であるが、みどりの窓口は設置されていない。乗車券類はPOS端末で、指定券は手書きの補充券での発売となっている。また、運転取扱業務のため窓口を閉鎖する時間帯がある。
自動改札機が導入されていないため、ICOCAは利用できない(相生駅以東 - 和気駅以西を跨いでの利用も不可)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 相生・姫路方面 | |
2・3 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 岡山・三原方面 | 2番のりばは当駅始発のみ |
1番のりばが上り本線、2番のりばが中線、3番のりばが下り本線である。定期旅客列車での設定は無いが、2番のりばから姫路方面への発車も可能。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 635 |
2000 | 598 |
2001 | 588 |
2002 | 582 |
2003 | 602 |
2004 | 598 |
2005 | 573 |
2006 | 527 |
2007 | 497 |
2008 | 493 |
2009 | 464 |
2010 | 473 |
2011 | 468 |
駅周辺
- 備前市吉永総合支所
- 市立吉永病院(徒歩5分。当駅のすぐ真裏にあるが、一旦駅の東側にある踏切を渡るなど大回りをしなければならない。)
- 岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線
- 岡山県道404号都留岐吉永停車場線(吉永駅前が当県道終点地点。)
- ジャパン・ゴアテックス
- 岡山県道261号穂浪吉永停車場線(吉永駅前が当県道終点地点、沿線に閑谷学校があり当駅より備前市街方面へ3.5㎞、タクシーで10分。)
- 吉永郵便局(徒歩5分)
バス路線
- 東備西播定住自立圏 圏域バス(日曜運休)
吉永病院前(当駅より徒歩5分) - 牛神社入口 - 三石駅 - 渡瀬 - 福石下 - 関西福祉大学 - 赤穂市民病院 - イオン赤穂店前 ※牛神社入口 - 三石(イオン赤穂店前行)・大橋(吉永病院前行)間と、渡瀬 - 福石下間はフリー乗降区間。
歴史
- 1891年(明治24年)3月18日 - 山陽鉄道 三石駅 - 岡山駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1983年(昭和58年)12月25日 - 貨物の取扱を廃止。有蓋車用車扱貨物ホームが設けられ、周囲で生産された煉瓦の積込に使用されていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- 元の位置に戻る ↑ 出典:岡山県統計年報