石井町
テンプレート:Infobox 石井町(いしいちょう)は、徳島県の北東、徳島市の西隣りに位置する町。
概要
農業が盛んな一方で、徳島市のベッドタウンとしても発展を続けている。徳島市との繋がりが深い事からこれまでに何度か徳島市との合併話が持ち上がっているが、実現はしていない。なお、可動堰化の是非を問う住民投票が徳島市で行われ、吉野川の河口堰(弓状2段斜め固定堰)がある「第十堰」は、この石井町と上板町に位置している。[1] [2] [3] [4]
地理
町の北側には、吉野川(別称: 四国三郎)が東西に流れ、町の中央付近にはその吉野川の支流である飯尾川が蛇行しながら流れている。土地は、町南側の市町境沿いに山がある以外はほぼすべて平地である。
人口
徳島市に隣接しており、町の中央部周辺はベッドタウンになっており、人口が約2万6000人にまで増加したが、現在は微減している。[1] [2] [3]
面積
- 28.83㎢[1]
広袤(こうぼう)
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break テンプレート:座標一覧 国土地理院地理情報によると石井町の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは約6km、南北の長さは約5.5kmである。[1]
隣接している自治体
歴史
沿革
旧・石井村制と旧・石井町制
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行に伴い名西郡に以下の5村が成立。
- 石井村・城ノ内村・重松村・白鳥村・尼寺村・内谷村が合併し、石井村となった。[2]
- 下浦村・上浦村・諏訪村・国実村・大万村が合併し、浦庄村となった。
- 高原村・中島村が合併し高原村となった。
- 西覚円村・東覚円村・高畠村・第十村の一部が合併し、藍畑村となった。
- 高川原村・加茂野村・桜間村・市楽村・天神村・南島村が合併し、高川原村となった。
- 1907年(明治40年)11月1日 - 石井村が町制施行して(旧)石井町となった。[2]
- 1914年(大正3年) - 童学寺越トンネルが完成した。[2] [3]
- 1923年(大正12年)4月1日 - 徳島県立名西高等女学校が開校した。[2] [5]
- 1934年(昭和9年)9月20日 - 下浦駅が開業した。[2]
- 1938年(昭和13年)12月 - 森永乳業徳島工場が操業した。[6] [7]
- 1944年(昭和19年) - 大阪府内の国民学校の児童が疎開した。[2]
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 石井・浦庄・高原・藍畑・高川原の5中学校が開校した。[2]
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 徳島県立名西高等学校が開校した。[2] [5] [8]
- 1950年(昭和25年) - 昭和天皇が巡幸された。[2]
新・石井町制
- 1955年(昭和30年)3月31日 - (旧)石井町・浦庄村・高原村・藍畑村・高川原村と合併して石井町となった。[1]
- 1955年(昭和30年) 6月 - 森永乳業徳島工場で製造した商品の中からヒ素が出たことで森永ヒ素ミルク中毒事件が発生した。[6]
- 1958年(昭和33年)3月31日 - 石井町立高川原中学校・石井町立藍畑中学校が閉校し石井中学校に統合された。[2] [8]
- 1961年(昭和36年)6月 - 町章が制定された。[9] [1] [2]
- 1962年(昭和37年) - 国道192号線に町内が徳島県下の郡部で初めて信号機が設置された。[2]
- 1967年(昭和42年)3月 - 徳島県農業大学校が徳島市内から町内に移転した。[2] [10]
- 1973年(昭和48年)4月- 徳島市水道事業管理者と分水(浄水受水)契約を結び、石井町行政区域全域(3箇所の簡易、専用水道給水区域を除く)を対象に石井町上水道事業が給水を開始した。
- 1974年(昭和49年)10月- 日本ハム徳島工場が操業開始した。[2] [11]
- 1976年(昭和51年) - 田中家住宅が国指定の文化財に指定された。[2]
- 1978年(昭和53年)3月28日 - 石井町清掃センターが完成した。[2] [12]
- 1979年(昭和54年) - 名西消防組合石井消防署が設置された。[2]
- 1981年(昭和56年)3月20日 - 石井町保健センターが完成した。[2] [13]
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 町民憲章が制定された。[1] [2]
- 1982年(昭和57年)6月1日 - 町の花に「藤」、木に「いちょう」、鳥に「うぐいす」が制定された。[1] [2]
- 1983年(昭和58年) - 学校給食センターを設置した。[2]
- 1984年(昭和59年) - 石井町民の歌・いしい音頭を発表した。[2]
- 2001年(平成13年)3月24日 - 徳島県道20号石井神山線新童学寺トンネルが完成した。[2] [3]
- 2003年(平成15年)4月 - 飯尾川公園内にいしいドームが完成した。[2]
- 2004年(平成16年)3月 - 童学寺トンネルが閉鎖した。[3]
- 2011年(平成23年)9月30日 - 森永乳業徳島工場が郡山工場と共に合理化のために閉鎖した。[14] [6] [7]
地域
大字
大字名 |
---|
藍畑 |
石井 |
浦庄 |
高川原 |
高原 |
警察・消防
- 石井警察署
- 白鳥駐在所
- 高川原駐在所
- 天神駐在所
- 藍畑駐在所
- 高原駐在所
- 浦庄駐在所
- 名西消防組合消防本部
- 石井消防署
図書館
独立した図書館はないが、石井町中央公民館内に図書室がある。[11]
病院
その他の施設
郵便局
- 石井郵便局
- 高畑郵便局
- 浦庄郵便局
- 高原郵便局
- 高川原簡易郵便局
町内の団地
町内には、県営曽我団地、町営中央団地、町営城の内団地、分譲竜王団地、分譲浦庄団地などが有る。
行政
役場
- 石井町役場[15]
歴代町長
経済
工業
過去
商業
JR石井駅を中心としたエリアに市街地が広がっているが、郊外型の店舗に圧倒され個人商店などは衰退気味である。一方、国道192号線沿いや県道30号徳島鴨島線沿いには郊外型のロードサイド店が多数立地している。特に、高川原交差点以東の県道徳島鴨島線沿いには商業施設が建ち並んでおり、石井町随一の商業エリアといっても過言ではない。2006年(平成18年)3月には高川原地区に大型商業施設も開店し、今後の更なる沿道付近の発展が期待されている。
- 大型商業施設
教育
大学
- 徳島県農業大学校(徳島県立農林水産総合技術支援センター農業大学校)
高等学校
中学校
小学校
その他
廃止された学校
- Toku No.jpg
農業大学校
- Myozai highschool.jpg
名西高等学校
- Ishii town Ishii jhs.jpg
石井中学校
- Ishii town Urasho elem-sch.jpg
浦庄小学校
- Aihata Elementary school.jpg
藍畑小学校
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高川原小学校
交通
バス路線
一般路線バス
- 徳島バス(徳島バス株式会社)
高速バス路線
- 石井駅前経由(川島発、東京行き)
- 石井駅前発(石井発、大阪行き)
鴨島線(西麻植、川島行き)
- 浦庄経由
- 高原経由
曽我団地線(曽我団地行き)
高原線(平島東行き)10往復
覚円線(竜王団地、西覚円行き)※15往復
- 不動経由(15往復 - 10往復が竜王団地止まり)
- 日開経由
- 不動経由 - 不動経由は、全便竜王団地止まり。
- 日開経由 - 日開経由は、竜王団地止まりと西覚円止まりがあるので注意。
神山線(寄井中行き、一部は神山高校前行き)
- 石井経由
鉄道路線
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- 隣接市町村への連絡(石井駅起点)
- 広範囲な連絡(石井駅起点)
道路
- 一般国道
- 県道
- 徳島県道15号徳島吉野線
- 徳島県道20号石井神山線
- 徳島県道30号徳島鴨島線
- 徳島県道・香川県道34号石井引田線
- 徳島県道122号板野川島線
- 徳島県道153号石井停車場線
- 徳島県道230号第十白鳥線
- 徳島県道231号高原石井線
- 徳島県道232号平島国府線
- 徳島県道240号西麻植下浦線
施設および旧跡・催事
施設および旧跡など
- 前山公園[2]
- いしいドーム(飯尾川公園)[2]
- 童学寺(弘法大師学問所、四国別格二十霊場2番)[2]
- 下浦の釈迦堂観音
- 野鳥の森
- 桜間の池跡&石碑
- 五社神社
- 市楽の板碑群[2]
- 桜間の池跡・石碑[2]
- 中王子神社(徳島県指定有形文化財である阿波国造墓碑がある)
- 田中家住宅[2]
- 阿波国分尼寺跡
- 農大の桜通り抜け
- 矢神のイチョウ[2]
- 地福寺の藤(樹齢200年余り)
催事など
- 三社神社の勇み獅子[1]
- とくしま駅伝(1月4日・5日・6日)[2]
- 石井町内マラソン大会(3月)[1]
- さくら祭り(3月下旬 - 4月上旬)[1]
- ふじ祭り(4月下旬 - 5月上旬)[1]
- 納涼夏祭り(8月の第1土曜日)[1]
銘菓
- ふぢ餅
石井町出身の有名人
関連項目
参考文献
脚注
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 テンプレート:Cite web
- ↑ 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 2.14 2.15 2.16 2.17 2.18 2.19 2.20 2.21 2.22 2.23 2.24 2.25 2.26 2.27 2.28 2.29 2.30 2.31 2.32 2.33 2.34 2.35 2.36 2.37 テンプレート:Cite web
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 5.0 5.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 テンプレート:Cite web
- ↑ 7.0 7.1 7.2 テンプレート:Cite web
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 テンプレート:Cite web
- ↑ 図典 日本の市町村章 p190
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 11.0 11.1 11.2 テンプレート:Cite web 引用エラー: 無効な
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タグ; name ".E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.83.8F.E3.83.A0"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ 12.0 12.1 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 14.0 14.1 テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite web