国縫駅
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駅構内函館方面に向かっての撮影。左から1番､2番､3番ホーム。（2008.5.6）
国縫駅（くんぬいえき）は、北海道山越郡長万部町字国縫にある北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の駅である。駅番号はH49。電報略号はクニ。
かつては瀬棚線が分岐駅しており、急行「ニセコ」（下り）・「せたな」が停車していた。現在は快速「アイリス」が停車する。駅名は、アイヌ語の「クンネ・ナイ」（黒い川）に由来する。
歴史
ファイル:Kunnui eki.jpg
1976年の国縫駅と周囲約1km範囲。下の右が本線複線の函館方面、左へカーブして行くのが瀬棚線瀬棚方面。駅裏に数本の留置または仕分線があり、長万部方に本線に沿って引上線が伸びる。駅裏の木工場の土場と駅舎横函館方面の貨物ホームへ引込み線を有し、それぞれ貨車が留置されている。国土交通省 国土画像情報（カラー空中写真）を基に作成
- 1903年（明治36年）11月3日：北海道鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1907年（明治40年）7月1日：北海道鉄道国有化により、国有鉄道の駅となる。
- 1929年（昭和4年）12月13日：瀬棚線の当駅 - 花石駅間が開業する。
- 1932年（昭和7年）11月1日：瀬棚線が瀬棚駅まで延伸（瀬棚線全通）。
- 1939年（昭和14年）12月：駅舎改築。
- 1984年（昭和59年）2月1日：貨物および荷物扱い廃止。
- 1986年（昭和61年）11月1日：急行「ニセコ」が廃止され、優等列車の停車がなくなる。同時に無人化される（瀬棚線の閉塞扱いの要員は継続配置）。
- 1987年（昭和62年）
- 1992年（平成4年）4月1日：簡易委託廃止、完全無人化。
駅構造
単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線を持つ地上駅。駅舎は昔ながらのものが残っており、単式ホームに接している。長万部方面列車に乗車する際は跨線橋を利用する。3番ホームは旧瀬棚線が使用していた。1992年に簡易委託が廃止され、現在は無人駅となっている。
| 1 | テンプレート:Color函館本線（上り） | 函館方面 |
|---|---|---|
| 2・3 | テンプレート:Color函館本線（下り） | 長万部方面 |
駅周辺
隣の駅
- 北海道旅客鉄道（JR北海道）
- テンプレート:Color函館本線
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道（国鉄）
- 瀬棚線
- 国縫駅 - 茶屋川駅
