北豊津駅
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テンプレート:駅情報 北豊津駅(きたとよつえき)は、北海道山越郡長万部町字豊津にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。駅番号はH50。
歴史
ファイル:KitaToyotsu shingojo.jpg
1976年の北豊津信号場と周囲約750m範囲。下が単線区間函館方面。右側には国道5号が見える。上述のとおり、国道から当駅は見えない。短めだが相対式ホームを持つ。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
- 1944年(昭和19年)7月1日 - 国有鉄道の北豊津信号場として設置。仮乗降場として旅客を取扱い。
- 1953年(昭和28年)以降 - 専用線[1]直通貨物取扱い開始。
- 1967年(昭和42年)以降 - 貨物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に駅へ昇格。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 営業キロ設定。
- 1991年(平成3年)12月24日 - 駅舎改築。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。ホーム同士は、構内踏切で結ばれている。駅舎はなく、ホームの脇に待合所が置かれている。無人駅。函館方に複線区間と単線区間の境界となる両開き分岐器(制限速度90km/h。安全側線付帯)が設置されている。
CTC化以前は、運転要員が配置され、「(信)北豊津から」と表示された乗車券を発売していた。
駅周辺
国道から当駅へのアクセスは、国道にある古くて黄色い小さな案内版が目印であったが、2013年に付近の国道5号の道路工事を行ったため、「北豊津駅入口」という新しい看板が立っていて、そこを入ると畑の中の細くて直線の長い砂利道が通じる。ほとんど畑の真ん中にあるが、国道からはちょうど当駅のみ林の中で見えない。 ちなみに函館バスの停留所名は、当駅の前身である「北豊津信号場」からきている。