嬰ニ短調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年7月11日 (金) 21:47時点における110.3.37.126 (トーク)による版 (特徴)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox

嬰ニ短調(えいにたんちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、[[テンプレート:音名にリンク|嬰ニ]] (D) 音を主音とする短調である。調号はシャープ6箇所(F, C, G, D, A, E)である。

音階と和音

音階構成音
上行→下行 1 2 3 4 5 6 7 8 7 6 5 4 3 2 1
自然短音階 テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク
和声的短音階 テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク
旋律的短音階 テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク テンプレート:英音名からリンク

赤マスは一般に臨時記号により表される

和音構成音
コードネーム Dm Em-5 Faug Gm A B Cダブルシャープdim DmM7 Em7-5 FaugM7 Gm7 A7 BM7 Cダブルシャープdim7 A7(♭9)
第9音 B
第7音 Cダブルシャープ D E F G A B G
第5音 A B Cダブルシャープ D E F G A B Cダブルシャープ D E F G E
第3音 F G A B Cダブルシャープ D E F G A B Cダブルシャープ D E Cダブルシャープ
根音 D E F G A B Cダブルシャープ D E F G A B Cダブルシャープ A
和音記号 I II III IV V VI VII I7 II7 III7 IV7 V7 VI7 VII7 V9

コードネームは実際の楽譜では異名同音的に変えられることがある。

特徴

普通は変ホ短調が使用されるのでほとんど使用されない。その理由は、変ホ短調ならば導音(第7音)がDナチュラルであるが、嬰ニ短調だと嬰ト短調(Fダブルシャープ)と同じくCダブルシャープを使わなければならないため、記譜上は重嬰・重変の臨時記号の使用を可能な限り避けるのが通例であるからである。ただし、嬰ヘ短調嬰ヘ長調への転調がある場合や、嬰ハ短調からの転調がある場合は、この限りではない。

嬰ニ短調(変ホ短調)の下属調については、変イ短調で書くと調号が7箇所を必要とする〈B, E, A, D, G, C, F〉ので、導音がFダブルシャープではあるが、調号の少ない嬰ト短調5箇所: F, C, G, D, A〉で記譜することが多い。

嬰ニ短調の曲の例

変ホ短調の有名な曲も参照。

クラシック音楽
ポピュラー

関連項目