嬰ヘ短調
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox 嬰ヘ短調（えいへたんちょう）は、西洋音楽における調の1つで、[[テンプレート:音名にリンク|嬰ヘ]] （F♯) 音を主音とする短調。調号はシャープ3箇所（F, C, G）。
音階と和音
赤マスは一般に臨時記号により表される
| コードネーム | F♯m | G♯m-5 | Aaug | Bm | C♯ | D | E♯dim | F♯mM7 | G♯m7-5 | AaugM7 | Bm7 | C♯7 | DM7 | E♯dim7 | C♯7(♭9) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第9音 | D | ||||||||||||||
| 第7音 | E♯ | F♯ | G♯ | A | B | C♯ | D | B | |||||||
| 第5音 | C♯ | D | E♯ | F♯ | G♯ | A | B | C♯ | D | E♯ | F♯ | G♯ | A | B | G♯ |
| 第3音 | A | B | C♯ | D | E♯ | F♯ | G♯ | A | B | C♯ | D | E♯ | F♯ | G♯ | E♯ |
| 根音 | F♯ | G♯ | A | B | C♯ | D | E♯ | F♯ | G♯ | A | B | C♯ | D | E♯ | C♯ |
| 和音記号 | I | II | III | IV | V | VI | VII | I7 | II7 | III7 | IV7 | V7 | VI7 | VII7 | V9 |
コードネームは実際の楽譜では異名同音的に変えられることがある。
特徴
ヴァイオリンでこの調の音階を弾くと開放弦が少なく、暗く曇った響きとなる。マッテゾンはこの調について「大いに憂愁のこもったものであるが、悩ましげで恋に夢中になっているような感じを表す。さらに、孤独な厭世的なものを有している。」と述べている。
嬰ヘ短調の曲の例
クラシック音楽
- クープランの「パヴァーヌ嬰ヘ短調」
- ハイドンの交響曲第45番「告別」
- ショパンのポロネーズ第5番、マズルカ第38番、夜想曲第14番
- シューマンのピアノソナタ第1番
- フランクの交響的変奏曲
- ブラームスのハンガリー舞曲第5番（ピアノ連弾版）─（管弦楽に編曲されたものは半音高いト短調で聴く機会が多い。）、ピアノソナタ第2番
- チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」、白鳥の湖から「四羽の白鳥たちの踊り」
- ヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲第1番
- フォーレのパヴァーヌ
- スクリャービンのピアノ協奏曲
- ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番
- ドビュッシーのベルガマスク組曲より第4曲「パスピエ」
ポピュラー音楽
- 岩佐美咲の「無人駅」
- SKE48の「1!2!3!4! ヨロシク!」（サビ以外だけでサビはイ短調で最後のサビは変ロ短調で最後はト短調で終わる）・「片想いFinally」（最後の部分だけでAメロ・Bメロは変ニ長調でサビはイ長調で2番のサビが終わった後の間奏はハ長調）
- twe'lvの「青春おでん」
- 鬼束ちひろの「月光」（2番サビ後の大サビの終盤から嬰ト短調に転調）
- 都はるみの「北の宿から」
- 工藤静香の「嵐の素顔」「くちびるから媚薬」
- 中森明菜の「スローモーション」「飾りじゃないのよ涙は」「禁区」「DESIRE -情熱-」
- SMAPの「シャレオツ」
- 近藤真彦の「愚か者」
- 少年隊の「バラードのように眠れ」
- 長渕剛の「巡恋歌」
- 安全地帯の「ワインレッドの心」
- 村下孝蔵の「禁じられた遊び」
- 光GENJIの「ガラスの十代」
- 1986オメガトライブの「Super Chance」
- 荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」
- 酒井法子の「夢冒険」
- 浜崎あゆみの「vogue」
- いきものがかりの「ブルーバード」
- スキマスイッチの「view」
- スピッツの「ロビンソン」
- KAT-TUNの「Keep the faith」
- 岩崎宏美の「小さな旅」（ただし、NHKはト短調）
- SCANDALの「瞬間センチメンタル」
- ティナ・ターナーの「Goldeneye」
- ヨーロッパの「The Final Countdown」
- デッド・オア・アライヴの「You Spin Me Round（Like A Record）」
- アンディ・ギブの「愛の面影」
- モーニング娘。の「ワクテカ Take a chance」
- スマイレージの「夢見る 15歳」
- スティーヴィー・ワンダーの「汚れた街」
- Andy Williamsの「Music To Watch Girls By」(但し、途中からト短調へ転調する)
- ギラギラメガネ団の「繚乱ヒットチャート」（GUITER FREAKS V3 &drum mania V3より）
- ASMAT&emiの「ROOPA」（「GUITER FREAKS 8th MIX&drum mania 7th MIX～POWER UP Ver～」より）
- オッペン化粧品 企業CMソング
- ゴールデンボンバーの「女々しくて」（運動会バージョンはト短調）・プラガル終止（ロ短調(ハ短調)）とピカルディの三度（嬰ヘ長調(ト短調)）
- 三代目J Soul Brothersの「S.A.K.U.R.A.」
- Superflyの「タマシイレボリューション」
- 中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」(イントロと1・2番Aメロ、第一間奏のうちイントロを利用した部分のみ。1・2番Bメロ・サビ、第一間奏前半部、第二間奏は嬰ニ短調/変ホ短調、第一間奏後半部はニ長調、第三間奏はト長調、最後のフェードアウトはホ短調)
- Led Zeppelinの「Immigrant Song」
- 松任谷由実の「恋人がサンタクロース」
- 宇多田ヒカルの「桜流し」
- surfaceの「さぁ」
関連項目
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