ホンダ・バラード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年2月23日 (日) 16:48時点における133.202.224.62 (トーク)による版 (加筆”英国では、ローバー213として兄弟車が生産された。”画像リンク作成)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

バラード(Ballade)は、本田技研工業がかつて製造・発売していたセダン型の小型乗用車である。

初代 SS/ST型(1980-1983年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

  • 1980年8月26日 - 2代目シビック姉妹車として発表された(発売は翌8月27日ベルノ店専売車)。ボディは4ドアセダンのみで、イメージ的には若干シビックのセダンより高級感があったが、実態はシビックの室内空間をわずかに圧縮し、ボディの前後およびアウターパネル全体のプレスラインをリデザインしたものであった。エンジン/サスペンション等、機構部品もシビックとほぼ共通である。
  • 1981年10月 - 一部変更がおこなわれ、フロントグリルのエンブレムがHマークに変更されグリル中央に付けられた。標準装備のラジオも押しボタン式からシンセサイザー(電子チューナー)式に変更された。
  • 1982年9月 - マイナーチェンジがおこなわれた。フロントノーズをややスラント化し、ウインカーがサイドまで回りこんだ異型2灯式のヘッドライトに変更された。同時にリヤのナンバープレートの位置もバンパーの下部に移動した。

英国では、国有企業のブリティッシュ・レイランド(BL)がトライアンフ・アクレイムとしてライセンス生産をしていた。


2代目 AJ/AK型(1983-1986年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表

  • 1985年9月 - マイナーチェンジがおこなわれ、ヘッドライトが固定式になる。同時にホンダマチック車は全車4速フルオートマチックになった。また1.5Lエンジン搭載車に新グレード「CR-Z」が追加された。
  • 1986年10月 - 生産を終了した。派生車の「バラードスポーツ CR-X」は継続生産され、翌年のシビックのフルモデルチェンジで「CR-X」として独立した。後継車はクイントインテグラ(4ドアセダン)。


日本国外での生産・販売

英国では、2代目がローバー・213として生産された。南アフリカでは、2代目の販売終了後も4代にわたりシビックセダンがバラードの名前で、2001年まで販売されていた。2011年からは、東南アジア向けシティがバラードの名前で販売される[1]

車名の由来

取扱販売店

脚注

  1. Honda South africa:Ballade is Back!

関連項目

テンプレート:Sister

外部リンク

テンプレート:ホンダ車種年表 (初期) テンプレート:Honda テンプレート:自動車