ケン・モッカ

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テンプレート:Infobox baseball player ケン・モッカKenneth Edward "Ken" Macha , 1950年9月29日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州出身の元プロ野球選手監督

アメリカ野球殿堂入りを果たしているハル・ニューハウザーは「おじ」にあたる。

来歴・人物

ピッツバーグ大学よりテンプレート:ByMLBドラフト6巡目でピッツバーグ・パイレーツに指名され契約。テンプレート:By9月14日メジャーデビュー。その後、モントリオール・エクスポズトロント・ブルージェイズでプレーした。

テンプレート:By中日ドラゴンズに入団し、来日。中日在籍4年間は3番・三塁手として活躍。三塁守備は失策の多さと守備範囲の狭さから不安定だったものの、打撃では3割を超える打率を3回残し、円熟期の田尾安志平野謙谷沢健一大島康徳宇野勝中尾孝義らとともに、強竜打線と呼ばれる打線の一員として活躍する。中日時代のヒッティング・マーチは「ミッキーマウス・マーチ」の替え歌だった。ちなみに真弓明信のヒッティング・マーチにも「ミッキーマウス・マーチ」が使用されていた。

1982年中日優勝の立役者の一人であり、シーズン終盤の読売ジャイアンツとの壮絶なデッドヒートの最中には、中日ナインに「最後まで絶対にあきらめるな」と激励し続けた。

テンプレート:By、前年入団の藤王康晴をレギュラーとして育成したかったチームの方針により、引退。選手・ファンからも信望が厚く、9月19日に行われた引退試合では選手から胴上げされた助っ人外国人としても有名。現在でも中日ファンから最も愛された助っ人外国人として度々名前が挙がる。なお、実際の発音は「モッカ」というよりは「マッカ」だが、「真っ赤」と読まれるのを嫌った球団が本人の同意のもとで「モッカ」と登録。現在でも日本のマスコミはこの表記を用いて報道している。


アメリカへ帰国した後はマイナーリーグ監督・メジャーでのコーチを経て、テンプレート:Byオークランド・アスレチックスの監督に就任。3年契約終了後のテンプレート:Byのオフシーズンには再契約が難航し一時は退団が発表されるが、その後契約合意がなされ、テンプレート:Byからも指揮を執ることとなった。

しかしこの年、3年ぶり自身2度目の地区優勝の好成績を挙げながら解任された。この影響で、同年の日米野球ではMLBチームの指揮を執ることが予定されていたが、レッドソックスのテリー・フランコーナ監督に代わると発表された(後にフランコーナも入院したため辞退。サンディエゴ・パドレスブルース・ボウチーが監督となった)。

2003年にも東京ドームで予定されていたシアトル・マリナーズとのMLB開幕戦がイラク情勢の悪化で中止となってしまったため、結局監督として来日(凱旋)する機会を2回も失ってしまうこととなった。

テンプレート:Byからミルウォーキー・ブルワーズ監督を務めたが、テンプレート:Byシーズン終了後に解任されている。現在は地元の公立大学ウエストモーランド・コミュニティー・カレッジの野球部でコーチを務めている。

詳細情報

年度別打撃成績

テンプレート:By2 PIT 5 5 5 1 3 1 0 0 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .600 .600 .800 1.400
テンプレート:By2 35 101 95 2 26 4 0 0 30 11 1 1 0 0 6 0 0 17 6 .274 .317 .316 .633
テンプレート:By2 29 65 52 5 11 1 1 0 14 5 2 0 0 1 12 1 0 10 3 .212 .354 .269 .623
テンプレート:By2 MON 25 40 36 8 10 3 1 0 15 4 0 0 1 0 2 1 1 9 3 .278 .333 .417 .750
テンプレート:By2 49 120 107 10 31 5 1 1 41 8 0 2 1 0 11 1 1 17 5 .290 .361 .383 .745
テンプレート:By2 TOR 37 94 85 4 17 2 0 0 19 6 1 1 0 1 8 0 0 15 2 .200 .266 .224 .489
テンプレート:By2 中日 130 538 483 57 150 20 2 23 243 76 1 1 1 3 49 2 2 74 10 .311 .374 .503 .877
テンプレート:By2 111 427 389 40 110 16 1 15 173 45 0 1 0 3 31 1 4 57 18 .283 .340 .445 .784
テンプレート:By2 130 530 465 71 147 25 1 31 267 93 1 2 1 2 55 4 7 54 22 .316 .395 .574 .969
テンプレート:By2 102 412 362 46 109 20 2 13 172 54 4 4 0 1 46 4 3 40 17 .301 .383 .475 .859
MLB:6年 180 425 380 30 98 16 3 1 123 35 4 4 2 2 39 3 2 68 19 .258 .329 .324 .652
NPB:4年 473 1907 1699 214 516 81 6 82 855 268 6 8 2 9 181 11 16 225 67 .304 .374 .503 .878
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別監督成績

年度 球団 順位 試合 勝利 敗戦 勝率 チーム
本塁打
チーム
打率
チーム
防御率
年齢
テンプレート:By OAK 西1位 162 96 66 .593 176 .254 3.63 53歳
テンプレート:By 西2位 162 91 71 .562 189 .270 4.17 54歳
テンプレート:By 西2位 162 88 74 .543 155 .262 3.69 55歳
テンプレート:By 西1位 162 93 69 .574 175 .260 4.21 56歳
テンプレート:By MIL 中3位 162 80 82 .494 182 .263 4.83 59歳
テンプレート:By 中3位 162 77 85 .475 182 .262 4.58 60歳
通算:6年 972 525 447 .540
  • 2010年度シーズン終了時

記録

NPB

背番号

  • 34 (1974年)
  • 30 (1977年 - 同年途中)
  • 29 (1977年途中 - 1978年)
  • 31 (1979年 - 1980年)
  • 8 (1981年)
  • 4 (1982年 - 1985年)
  • 39 (2003年 - 2006年)
  • 40 (2009年 - 2010年)

関連項目

外部リンク

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