大宮龍男

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テンプレート:Infobox baseball player 大宮 龍男(おおみや たつお、1954年6月19日 - )は、愛知県岡崎市[1]出身の元プロ野球選手捕手)。愛称は「東海の龍」、「大宮親分」。

来歴・人物

享栄高校ではテンプレート:By夏の甲子園県予選準々決勝に進出するが、犬山高に敗れる。卒業後は駒澤大学へ進学。1年上に小川良一捕手(住友金属)がおり、競争は厳しかった。山本泰之(神戸製鋼)、水谷啓昭、同期の森繁和投手とバッテリーを組み、東都大学リーグでは在学中5度の優勝を経験。テンプレート:By中畑清三塁手らとともに春秋季連続優勝を果たし、同年の全日本大学野球選手権大会でも決勝で斉藤明雄投手を擁する大商大を破り優勝。テンプレート:By春季リーグでも優勝するが、同年の全日本大学野球選手権大会では準決勝で大商大に敗退。同年の第5回日米大学野球選手権大会日本代表に選出された。リーグ通算88試合出場、283打数70安打、打率.247、7本塁打、37打点。最高殊勲選手1回(1975年秋季)、ベストナイン4回受賞。森以外の大学同期に山川猛捕手、武智勇治一塁手東芝)がいる。

テンプレート:Byドラフト4位で日本ハムファイターズに入団[1]。入団時は加藤俊夫が正捕手であり、なかなかその壁を破れなかった。テンプレート:By7月29日の対南海戦でサイクル安打を達成。奇しくもこの試合での本塁打と三塁打はいずれも自身このシーズン唯一のものであった。テンプレート:By広島から移籍してきた江夏豊により徹底的にリード、配球面を鍛えられ、正捕手の座に就く。同年のリーグ優勝に貢献[1]、初めて規定打席(33位、打率.249)に達する。同年の日本シリーズでは巨人に敗退したものの、20打数7安打の好記録を残す。テンプレート:Byにはダイヤモンドグラブ賞を受賞した。

しかし、田村藤夫の台頭で出番が減少し、テンプレート:Byオフに大島康徳曽田康二との交換トレードで田中富生と共に地元中日ドラゴンズに移籍し、2年後のテンプレート:Byオフには広橋公寿小川宗直との交換トレードで宮下昌己と共に西武ライオンズに移籍[1]。西武では伊東勤の刺激剤としての役割を果たした。テンプレート:By限りで現役引退[1]。所属3球団すべてでリーグ優勝を経験した。

その後は西武および日本ハムのコーチを経て、日本ハム球団のフロントに入り、テンプレート:Byより東京中日スポーツ評論家、テンプレート:Byより北海道放送解説者も務めている。北海道放送の中継の中では長らく「東海の龍」の愛称で親しまれたが、テンプレート:Byからは「大宮親分」と、「親分」の愛称を襲名することとなった。

プロレスラーの天龍源一郎とは現役時代から親交がある。

詳細情報

年度別打撃成績

テンプレート:By2 日本ハム 40 64 60 5 10 1 1 2 19 11 0 0 2 0 2 0 0 13 1 .167 .194 .317 .510
テンプレート:By2 51 89 84 5 22 2 1 1 29 12 4 0 1 0 4 0 0 12 5 .262 .295 .345 .641
テンプレート:By2 75 180 168 21 46 6 0 5 67 14 12 3 1 0 9 1 1 21 1 .274 .315 .399 .713
テンプレート:By2 71 160 135 19 34 5 1 1 44 11 5 3 4 0 19 1 2 21 5 .252 .353 .326 .678
テンプレート:By2 113 404 358 51 89 9 3 15 149 53 13 4 11 3 30 0 2 40 11 .249 .308 .416 .724
テンプレート:By2 112 407 361 48 93 26 6 16 179 67 7 7 9 4 28 0 5 41 16 .258 .317 .496 .812
テンプレート:By2 123 417 369 45 85 13 1 8 124 34 11 7 11 1 33 2 3 54 5 .230 .298 .336 .634
テンプレート:By2 106 320 289 37 73 15 2 7 113 31 11 5 7 0 22 0 2 26 6 .253 .310 .391 .701
テンプレート:By2 74 173 156 12 41 7 1 1 53 16 1 1 0 3 14 1 0 12 10 .263 .318 .340 .658
テンプレート:By2 39 58 57 4 11 1 1 2 20 7 1 0 0 0 1 0 0 8 2 .193 .207 .351 .558
テンプレート:By2 57 109 98 14 28 3 0 2 37 10 2 0 1 0 9 0 1 15 2 .286 .352 .378 .729
テンプレート:By2 中日 57 91 81 7 14 1 0 2 21 5 2 0 1 1 8 3 0 19 2 .173 .244 .259 .504
テンプレート:By2 31 42 40 2 9 1 0 1 13 3 0 0 1 0 1 0 0 7 2 .225 .244 .325 .569
テンプレート:By2 西武 33 74 62 5 12 3 0 0 15 6 1 0 2 2 8 0 0 16 3 .194 .278 .242 .520
テンプレート:By2 25 23 21 0 2 0 0 0 2 2 0 0 0 0 2 0 0 4 0 .095 .174 .095 .269
テンプレート:By2 27 25 21 1 4 0 0 0 4 2 0 0 0 0 4 0 0 8 2 .190 .320 .190 .510
通算:16年 1034 2636 2360 276 573 93 17 63 889 284 70 30 51 14 194 8 16 317 73 .243 .303 .377 .680

年度別守備成績

年度 試合 企図数 許盗塁 盗塁刺 阻止率
1977 27 13 10 3 .231
1978 42 50 35 15 .300
1979 46 27 14 13 .481
1980 40 26 13 13 .500
1981 112 98 69 29 .296
1982 110 116 77 39 .336
1983 122 130 87 43 .331
1984 92 83 56 27 .325
1985 39 38 24 14 .368
1986 4 1 1 0 .000
1987 9 3 2 1 .333
1988 42 17 9 8 .471
1989 26 7 5 2 .286
1990 32 10 7 3 .300
1991 24 14 9 5 .357
1992 26 13 11 2 .154
通算 793 646 429 217 .336

表彰

記録

背番号

  • 27 (1977年 - 1987年)
  • 38 (1988年 - 1989年)
  • 22 (1990年 - 1992年)
  • 83 (1993年 - 1994年)
  • 85 (1996年 - 1999年)

関連情報

出演

関連項目

脚注

テンプレート:Reflist

テンプレート:パシフィック・リーグ ゴールデングラブ (捕手)

テンプレート:日本ハムファイターズ1976年ドラフト指名選手
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、112ページ
  2. 2014年8月24日放送Bravo! ファイターズ副音声解説より。