柴田駅
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テンプレート:駅情報 柴田駅(しばたえき)は、愛知県名古屋市南区柴田町にある名鉄常滑線の駅である。
隣接する名和駅は東海市であり、本駅は知多方面へ向かう際の名古屋市最南端駅である。
1990年までは隣の大同町駅とともに準急停車駅だったが[1]、現在は下り1本(空港行き)を除いて通過する。
駅構造
8両編成対応の相対式ホーム2面2線の高架駅で、駅員無配置駅。高架化後もホームの狭い箇所がある(特に1番線)。かつて上下線とも仮ホームで営業していた頃は6両編成対応の島式1面2線で、駅舎とは跨線橋でつながっていた。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常滑線 | 下り | 常滑・中部国際空港・知多半田方面 |
2 | ■常滑線 | 上り | 神宮前・名古屋方面 |
配線図
利用状況
名古屋市の統計によると2009年度の1日平均乗車人員は2,598人である。
駅周辺
- 名古屋市立柴田小学校
- 私立ブライド専門学校(家政高等課程洋裁科)
- 大同病院(総合・救急病院)・だいどうクリニック(専門外来・外来化学療法センター)
- ヤマナカ柴田店・エディオン柴田店(店舗が繋がっている)
- ピアゴ ラ・フーズコア柴田店・くら寿司柴田本通店(旧ユニー柴田店敷地内に併設)
- バッファロー本社(旧ジャスコ柴田店)
- ミスタードーナツ柴田ショップ
- サウナジャンボ・柴田ジャンボ・カプセルイン柴田(同一グループに属する男性専用サウナ・パチンコ・カプセルホテル。駅前の同一ビル内に営業)
- コンパニオンクラブEXCEED(エクシード・駅前にて営業。テレビCMなどでも知られる)
- ビジネスホテル「サンクロック」
- 赤門美容室
- セブン-イレブン名古屋柴田駅前店(駅構内改札正面)
- 駅前にバス停はないが、国道247号にある名古屋市交通局「柴田」バス停が最寄りとなる。「神宮15」(神宮東門行き、要町・鳴尾車庫行き)、「名港11」(なごや港行き、鳴尾車庫行き)、「新瑞13」(新瑞橋行き循環、鳴尾車庫行き)「新瑞14」(新瑞橋行き)、「鳴.ワイ」(ワイルドフラワーガーデン行き、鳴尾車庫行き)の各系統が発着する。
大まかに路線より西側は住宅街が建ち並び、路線より東側から柴田本通りまでの間は風俗店などが並ぶ歓楽街である。
歴史
開業時は星崎駅と名乗ったが、有松線(現名古屋本線)に本星崎駅が開業したことに伴い現在の駅名に改称した。柴田の名は当時の字「北柴田新田」による[2]。
- 1912年(明治45年)2月18日 - 愛知電気鉄道開通時に星崎駅として開業[3]。
- 1917年(大正6年)3月7日 - 柴田駅に改称[4]。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道への合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。
- 1940年(昭和15年) - 堀田駅駅舎を当駅に移設[2]。
- 1984年(昭和59年)5月 - 駅舎改築[2]。
- 1990年(平成2年)10月29日 - 準急が廃止され普通停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月18日 - 下り線(太田川方面)高架化。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 上り線(神宮前方面)高架化。終日無人駅となる。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 常滑線
脚注
- ↑ 当時の準急停車駅は現在の急行停車駅に大同町、柴田を加えたものである。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 宮脇俊三・原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年。 ISBN 978-4093954112 p.222
- ↑ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1912年2月27日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「軽便鉄道停留場名改称」『官報』1917年3月16日(国立国会図書館デジタル化資料)